スターバックス、北米の店舗閉鎖と人員削減を発表
スターバックス(本社:シアトル)は25日、会長兼最高経営責任者ブライアン・ニコル氏の声明を通じて、北米における店舗閉鎖と非小売部門の人員削減を発表しました。詳細は下記でご覧ください。
シアトル・マリナーズ、24年ぶりのア・リーグ西地区優勝を達成
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シアトル・マリナーズは24日、本拠地T-Mobile Parkで行われたコロラド・ロッキーズ戦に9対2で勝利し、ア・リーグ西地区優勝(American League West Division Champions)を決めました。優勝は2001年以来24年ぶり、球団史上4度目。詳細は下記の記事でご覧ください。
シアトル・マリナーズ、2025年プレーオフ進出を確定
シアトル・マリナーズは23日、本拠地 T-Mobile Park で行われたコロラド・ロッキーズ戦に4対3で逆転勝利し、プレーオフ進出を確定しました。この日の試合は終盤までロッキーズがリードしましたが、8回裏二死満塁の場面でジョシュ・ネイラー選手が走者一掃の二塁打を放ち、逆転に成功。9回は守護神ムニョスが締めて今季38セーブ目を記録しました。
ワシントン大学、全米大学ランキングで42位に上昇 – U.S. News & World Report 2026
『U.S. News & World Report』が2025年9月に発表した「Best Colleges 2026」で、シアトルに本部を置くワシントン大学(University of Washington, UW)は前年の46位から4つ順位を上げ、全米434校中42位にランクインしました。ワシントン州立大学(Washington State University)は192位タイ、スポケーンのゴンザガ大学(Gonzaga University)は102位タイとなり、州内大学の中でワシントン大学が最上位となりました。
サウンドトランジット、ライトレールの主要駅での改札機設置を検討
サウンドトランジットは、ライトレール駅への改札機(fare gate:フェアゲート。fareは運賃の意味)導入を改めて検討していると、シアトル・タイムズや The Urbanist が報じています。現在はフェア・アンバサダー(fare ambassador)と呼ばれる職員が抜き打ち検査で乗車券の有無を確認する「証明方式」ですが、運賃収入不足が見込まれる中、改札機の設置による不正乗車防止と収益確保の必要が指摘されています。過去の試算では主要駅のみ設置すれば数年で投資回収が可能とされる一方、設置のコストへの懸念も残ります。今後は利用者の多い駅での試験導入が議論される見通しです。
NASA、2025年の新宇宙飛行士候補10名を発表 ― ワシントン州サマミッシュ出身の地質学者ローレン・エドガー氏も選出
NASAは2025年の新宇宙飛行士候補10名を発表。今回は女性が男性を初めて上回る編成で、ワシントン州サマミッシュ出身の地質学者ローレン・エドガー氏も選ばれています。GeekWire によると、エドガー氏は宇宙研究経験が豊富で、今後の有人探査に貢献が期待されています。また、商業宇宙船で実際に軌道へ到達し記録を打ち立てた人物も初めて含まれるなど、多様な経歴を持つ人材が集結しました。発表はテキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターで行われ、議員や関係者が出席しました。
アメリカ女性の「子どもを持たない割合」、ほぼ全世代で上昇 — 国勢調査局の最新データ
米国国勢調査局(U.S. Census Bureau)が発表した「Current Population Survey Fertility Supplement(人口動態調査・出生補足調査)」によると、子どもを持たない女性の割合は、45〜50歳を除くすべての年齢層で増加したことが明らかになりました。特に20代から30代前半にかけての増加が目立っています。
- 20〜24歳:2014年の約75%から、2024年には85%に上昇
- 25〜29歳:約50%から63%へ
- 30〜34歳:約29%から40%へ
- 15〜19歳:97.8%が子どもを持っていない(2014年は95.9%)、近年の10代の妊娠・出産減少傾向を裏付け
一方で、45〜50歳の女性だけは減少し、2014年の16.7%から2024年には14.9%となりました。これは、40代後半で出産する女性が増えていることを示しています。国勢調査局の研究によれば、若者は「結婚や出産」よりも「経済的安定」を優先する傾向が強まっています。住宅費や生活費の高騰により、家庭を持つことを先送りするケースが増えているのです。また、女性の高学歴化や労働参加の拡大も、出産時期を後ろ倒しにする大きな要因とされています。調査結果からは、子どもを持つ女性は依然として多数派であるものの、出産年齢はさらに高まっており、「高齢出産」がより一般的になりつつあることが浮き彫りになりました。
ディズニー、ジミー・キメルの番組を復活 系列局の親会社が放送を拒否するケースも
ディズニー傘下のABCは、人気深夜コメディ番組『Jimmy Kimmel Live!』を9月23日(火)から再開すると発表しました。番組は、司会者でコメディアンのジミー・キメル氏が保守系活動家チャーリー・カーク氏の射殺事件に関連する発言を行ったことをきっかけに、9月17日に「無期限停止」とされていました。この決定には、FCC(米連邦通信委員会)の圧力やABC系列局の反発が背景にありましたが、同時に言論の自由を侵害するとの批判も噴出。俳優や音楽家、作家らから相次いで抗議や復帰を求める声が上がり、視聴者がSNSに「ディズニーの視聴契約を解約した」となどと投稿してボイコットを呼びかけるなど、批判の声が広がりました。
こうした展開を受け、ディズニーは22日、「建設的な対話(constructive dialogue)」を経て番組復活を決断したと発表。しかし、ABC系列局の一部を持つシンクレア・ブロードキャスト・グループは放送を拒否。キメルがカークの遺族に謝罪して寄付しない限り番組を放送しないと述べています。今回は、政府が番組を直接禁止したわけではなく、市民や視聴者の声が企業を動かしたと言えるかもしれません。しかし一方で、独立規制委員会 FCC の圧力が現実に影響を与えること、放送局のオーナーが番組を拒否する権限を持つことも浮き彫りになりました。これを受け、23日にはシアトル・センターのそばにある ABC 系列局の KOMO 本社前で抗議活動が行われたとシアトル・タイムズが報じています。
キャセイパシフィック航空、シアトル〜香港直行便を2026年3月30日から再開
キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific)は、2026年3月30日からシアトル・タコマ国際空港(SEA)と香港国際空港(HKG)を結ぶ直行便(ノンストップ便)を週5便で再開すると発表しました。使用機材は最新のAirbus A350-900で、座席クラスはビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス構成となります。
アメリカの「H-1B」ビザ申請費が10万ドルに大幅引き上げ 新政策が9月21日に発効
トランプ大統領が9月19日に署名した「外国人労働者や投資家向けの新たなビザ制度」に関する政策は、9月21日午前0時01分(米国東部夏時間)に発効しました。
シアトル・マリナーズ、アストロズとの3連戦で全勝!クロフォード満塁弾&ラレー58号
シアトル・マリナーズはヒューストン・アストロズとの敵地3連戦でスイープ(全勝)を達成しました。最終戦では、J.P.クロフォードがグランドスラムを放ち、捕手カル・ラレーが今季58号ホームランを記録。先発のローガン・ギルバートは、6回を投げて失点1という安定した投球。このスイープにより、マリナーズはアストロズに対してア・リーグ西地区でのリードを3ゲーム差に広げ、ポストシーズン進出と地区優勝へ向けて、大きな弾みをつけています。マジックナンバーは「3」となりました。あと3勝(またはアストロズの3敗との組み合わせ)で地区優勝が決まります。シーズン終盤、残る試合は本拠地シアトル・T-Mobile Parkでの6試合。
- 9月23日(月)〜25日(水):コロラド・ロッキーズとの3連戦
- 9月26日(金)〜28日(日):ロサンゼルス・ドジャースとの3連戦
このシリーズでマリナーズはヒューストン・アストロズに全勝しました。野球では、シリーズの全試合に勝つことを “sweep”(スイープ)と呼びます。相手に1勝も許さず “きれいに掃き取る” という意味で使われています。