ポート・アンジェルスから国道101号線(Highway 101)を西へ向かうと、山々に囲まれた静かで神秘的な湖、レイク・クレセントが現れます。
神秘的な氷河湖:レイク・クレセント(Lake Crescent)
レイク・クレセントは、氷河湖に起きた大規模な土砂崩れによって、ひとつの大きな湖が二つに分断されて形成されたと言われています。大きい方がレイク・クレセント、小さい方はレイク・スーザーランド(Lake Sutherland)と呼ばれています。
深さ624フィート(約190メートル)、幅8.5マイル(約13.6キロメートル)に及ぶレイク・クレセントは、固有種のマス(Beardslee trout)が釣れるスポットとして人気があり、湖畔では水泳、ボート、キャンプ、ピクニック、ハイキングなどが楽しめます。近隣にある落差90フィート(約27メートル)の見どころ「マリメア・フォールズ(Marymere Falls)」へのハイキングもおすすめです。
ネイティブ・アメリカンの伝説では、クララム族(Klallam)とクイルユーテ族(Quileute)の絶えない争いに怒ったマウント・ストーム・キング(現在のレイク・クレセント東端にある山頂)が、自らの頭の岩を割って投げつけたことで、湖が二つに分割されたと伝えられています。
また、1915年に完成した歴史ある「レイク・クレセント・ロッジ(Lake Crescent Lodge)」は、フランクリン・D・ルーズベルト大統領が宿泊したことでも有名です。ルーズベルト大統領はこの訪問を機に、1938年にオリンピック国立公園を創設する法案に署名しました。人里離れた大自然の中で、のんびりと贅沢な時間を過ごしたい方に最適なロケーションです。
癒やしの天然温泉:ソル・ダク・ホットスプリングス(Sol Duc Hot Springs)
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レイク・クレセントから Highway 101 をさらに西へ進み、ソル・ダク・リバー(Sol Duc River)に沿って谷を約12マイル(約19キロメートル)進むと、温泉リゾート「ソル・ダク・ホットスプリングス」に到着します。
「Sol Duc」とは、先住民族クイルユーテ族の言葉で「スパークする水(Sparkling water)」を意味します。伝説では、ソル・ダク・バレーに住む竜とエルワ・バレーに住む竜が激しい縄張り争いを繰り広げたものの決着がつかず、それぞれの洞窟に戻って流した熱い涙が温泉になったと言われています。木や岩に張り付くコケは争いの中でちぎれた竜の皮膚であり、谷底の平地は2匹の竜が木をなぎ倒した跡だという興味深い言い伝えもあります。
この温泉リゾートにはコテージが併設されているほか、リゾート外にはキャンプ場があり、中心となるロッジにはレストランやギフトショップが完備されています。
この温泉リゾートにはキャビン(コテージ)が併設されているほか、リゾート外にはキャンプ場やRVパークがあり、中心となるロッジにはレストランやギフトショップが完備されています。
敷地内にある屋外プールは、以下の4つのエリアに分かれています。
- 温泉・小(幼児用): 約98°F(約37°C)、深さ6〜8インチ
- 温泉・大(噴水プール): 約101°F(約38°C)、バリアフリー対応
- 温泉・中: 約104°F(約40°C)、一番温度が高いプール
- 淡水プール: 季節により50°F〜85°F(10°C〜29°C)に変動
源泉の温度は華氏122度(摂氏50度)ありますが、コンピューター制御によって安全な温度に調節され、各プールやキャビンのシャワーに供給されています。日帰り入浴としての利用も、リゾートへの宿泊利用も可能です。温泉特有の硫黄(Sulfur)の臭いがありますが、旅の疲れを癒やす場所として多くの観光客に利用されています。
ロッジ内のレストラン「ザ・スプリングス(The Springs Restaurant)」では、ノースウエスト料理(北西部地産の食材を用いた料理)を中心に提供しており、ベジタリアンメニューやキッズメニューも用意されています。1912年の創業後、1916年に火災により全焼してしまった当時のエレガントなリゾートの様子は、レストラン内に飾られた白黒写真で見ることができます。
