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クラシックな朝ごはん:アメリカの定番スタイルと人気メニューとは

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アメリカのレストランで「クラシックな朝ごはん(classic American breakfast)」と言えば、卵・ベーコン・パンケーキといった定番メニューが思い浮かびます。シンプルでボリュームのあるもので、カフェやダイナー、ホテルの朝食メニューでもよく見かけます。

この記事では、定番の朝ごはんメニューとともに、卵料理の名前、定番のジャガイモ料理など、知っておきたいポイントも解説します。

定番メニュー:卵料理いろいろ

片側だけを焼いたサニーサイドアップ

クラシックなアメリカの朝ごはんで中心となるのは、やはり卵料理です。調理方法のバリエーションが豊富で、注文時に “How would you like your eggs?”(どんな焼き方がいい?)と聞かれます。

よく見かける代表的な卵料理の種類はこちら:

メインディッシュとなる卵料理

ポーチドエッグ

ポーチドエッグ(Poached Egg):お湯でやさしく加熱した卵。エッグベネディクトに使われることも。

オムレツ(Omelet):具材を包んだ卵焼き。チーズ、ハム、野菜などバリエーションが豊富です。どれも主食としてプレートの中心になり、サイドメニューと組み合わせて提供されることが多いです。

選べるパンの種類:トーストだけじゃない

卵料理や肉料理の横には、シンプルな薄切りパンを焼いたトーストが付くことが多く、パンの種類を選べることが多いです。主なパンの種類はこちら:

店によっては、こんなチョイスも

パンケーキとワッフル、フレンチトースト:甘くてボリューム満点の主役級

シアトルのPortage Bayのパンケーキ

パンケーキワッフルは、サイドメニューとして小さなサイズが提供されることもありますが、それだけで一皿になる立派な朝ご飯としても定番です。特に、卵料理やベーコンと組み合わせた「パンケーキ・ブレックファスト」「チキン&ワッフル」などが人気です。また、甘いフレンチトーストも定番の一つです。

サイドメニューでさらにボリュームアップ

パンケーキと目玉焼きブレックファストソーセージのワンプレート

アメリカのクラシック朝食に欠かせないのが、ベーコンソーセージといった肉系のサイド。そして、じゃがいもを使った料理も必ず登場します。

ハッシュブラウン

ジャガイモ料理の種類

どちらも朝食によく登場するジャガイモ料理ですが、調理法と食感が異なります。どれも卵料理との相性が抜群です。


軽めに済ませたい人の定番も

オートミール
Photo by www bechangein on Unsplash

甘さやボリュームのある朝食が苦手な人には、フルーツやナッツなどを乗せたオートミール(オーツ麦の粥)ベーグル+クリームチーズ、といった軽めの選択肢も人気です。

飲み物はコーヒーやオレンジジュースが定番

Anchorhead Coffee

飲み物はコーヒーオレンジジュースが定番。特にシアトルはコーヒーの街なので、ロースターにこだわる店が多いです。このほか、ミルクやアップルジュースも選ばれます。

食材の傾向と現在の変化

Five Stonesのアボガドトーストとコーヒー

クラシックな朝ごはんは、小麦粉、ポテト、卵、肉、甘味に偏る傾向があります。
日本のように野菜や味噌汁などが中心の朝食と比べると、栄養バランスの観点では単調に感じるかもしれません。

ただし近年では、健康志向や多文化の影響により、アボカドトースト、グリーンスムージー、グリークヨーグルト、チアシードを使ったパフェ、ビーガン対応メニューなども増えてきています。

まとめ

アメリカのクラシックな朝ごはんは、小麦粉、卵、ポテト、肉、そして甘い味付けに偏りがち。野菜や発酵食品は含まれません。

でも、最近では健康志向の高まりや移民文化の影響により、果物、サラダ、アボカドトースト、グリークヨーグルトなどを取り入れたメニューも増えています。

アメリカの朝食文化を知るきっかけとして、クラシックなものも、最近人気のメニューも、ぜひトライしてみてください。

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