第43回シアトル国際映画祭(SIFF) いよいよ開幕

2017年5月17日(水)

第43回シアトル国際映画祭(Seattle International Film Festival: SIFF)が、5月18日(木)に開幕します。

SIFF 2017

シアトル国際映画祭(SIFF)今年のアート

上映作品数・観客動員数で米国最大規模を誇るシアトル国際映画祭で今年上映されるのは、80カ国から出品された400作品。その内訳は、長編161作品、ドキュメンタリー58作品、古典作品14作品、短編163作品には、世界初公開作品36作品(長編14作品、短編22作品)、北米初公開作品34作品(長編22作品、短編12作品)、米国初公開作品20作品(長編11作品・短編19作品)となっています。


5月18日の開幕日に催されるオープニング・ガラで上映される作品は、Amazon Studios の 『The Big Sick』。パキスタン系アメリカ人のコメディ俳優クメイル・ナンジアニと、その妻で脚本家のエミリー・ゴードンの体験がもとになったロマンチックコメディで、パキスタン生まれのコメディアン、クメイル(クメイル・ナンジアニ)と大学院生のエミリー(ゾーイ・カザン)が恋に落ち、文化の違いで衝突する様子を描き、サンダンス映画祭で高評価を受けた作品です。シアトルでは初公開(地域限定公開は6月23日、全米公開は7月14日)で、上映にはナンジアニとゴードン、そして監督のマイケル・ショワルターの出席が予定されています。


映画祭の半ばで開催されるセンターピース・ガラでは、1990年代のマンハッタンを舞台に、父親の不倫を知り、それを暴露するために画策する姉妹を描いたコメディ 『Landline』 が上映されます。ジリアン・ロベスピエール監督(『Obvious Child』)、主演のジェニー・スレート、アビー・クインがガラに出席することが予定されています。

6月11日の最終日に催されるクロージング・ガラでは、ラウル・ペック監督(『I Am Not Your Negro』)による北米初公開作品 『The Young Karl Marx』が上映されます。ドイツ・プロイセン王国出身の哲学者・思想家カール・マルクス(1818-1883)とその妻ジェニーが、26歳で国外に亡命し、フリードリヒ・エンゲルスと出会い、マルクス主義と言われる思想を確立させていくまでを追った伝記映画です。


日本映画は、是枝裕和監督による 『海よりもまだ深く(After the Storm)』、庭月野議啓監督による 『仁光の受難(Suffering of Ninko)』、SABU 監督による日本・香港・台湾・ドイツ合作映画 『Mr. Long/ミスター・ロン』、神山健治監督による 『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~(Napping Princess)』、西村喜廣監督によるアクションホラー映画『蠱毒 ミートボールマシン(Meatball Machine Kodoku)』、京都の懐石料亭 『桜田』 が閉店するまでの最後の100日間を追った短編ドキュメンタリ 『"SAKURADA" Zen Chef』 が上映されます。

また、シアトル在住のアンドリュー・グーイ監督によるジェームズ・ビアード賞を受賞した日本人シェフの Nobuo Fukuda さんのドキュメンタリー 『Kakehashi: A Portrait of Chef Nobuo Fukuda』 は、今年のジェームズ・ビアード賞にノミネートされた作品です。

今年の上映は、シアトル市内はダウンタウン、バラード、ベルタウン、キャピトル・ヒル、コロンビアシティ、クイーン・アン、ユニバーシティ・ディストリクト、シアトル郊外はショアライン、ベルビュー、カークランドの映画館が会場。チケットは、一般14ドル、SIFF会員12ドル、シニア(65歳以上)・学生13ドル、Teen Tix 会員5ドル。マチネー上映は、一般11ドル、SIFF会員9ドル、Teen Tix会員5ドル。SIFF 会員用チケットは5月3日から、一般チケットは5月4日からシアトル国際映画祭公式サイトで購入できます。

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