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シアトルから世界へ さまざまな太鼓の世界を伝える 『Sounds of Taiko』 10月開催

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ケニー遠藤

© John Chisholm

2009年にベルビューで発足したジャパン・クリエイティブ・アーツが主催する太鼓フェスティバルが、外国籍としては初の邦楽囃子の名取となり、北米の太鼓界を牽引してきたケニー遠藤氏を特別ゲストに迎え、10月に開催されることが決定しました。

第3回となる今年は、古くから伝わる日本の芸能である太鼓を舞台芸術に昇華させた鬼太鼓座出身で『ちきり』『太鼓の学校』の代表を務める立石鈴太郎氏がシアトルを拠点に展開している太鼓の世界と、日本の太鼓の真髄を伝えつつ、生まれ育ったアメリカで培った感性で曲作りを行っているケニー遠藤氏の太鼓の世界の融合に焦点をあてるとのことで、太鼓の世界的な広がりを感じさせる公演が期待されます。

ちきり

© Tero Patana

日本の太鼓がアメリカに渡ったのは1968年。約50年後の現在、北米では300以上の太鼓グループが活動していると言われています。「日本の文化である太鼓がいかに世界で愛されているかを、シアトルから世界に向けて発信したい」と、同フェスティバルのプロデューサー、立石あさこ氏。「多様性のあるアメリカで異国の文化である太鼓がどのように受け入れられ、日本ならではの良さをさらに研ぎ澄ませながら変化していくかを、コミュニティとともに楽しみたい。太鼓ならではの迫力の中に繊細さと大胆さを感じさせる公演を楽しんでいただけると思います」。

また、シアトル出身で世界各地で演奏活動を展開しているパーカッショニスト 、イアン・ドブソンの演奏のほか、太鼓の学校所属で上級の生徒を中心に構成されるカスケーズ・タイコ・ドラマーズとケニー遠藤のコラボレーションも初公開。

10月5日(木)には一般も参加できるワークショップが開催される他、コンサート当日はシアトルで最も長く活動している古今太鼓のスタン・シクマ氏による北米における太鼓の歴史、Kimono Art による着物のレクチャーも行われます。

ケニー遠藤 略歴:
カリフォルニア州ロサンゼルス出身。ハワイ在住。太鼓センター・オブ・ザ・パシフィックのアーティスティック・ディレクター、ケニー遠藤太鼓アンサンブル・リーダー、和太鼓奏者。日本の東京国立劇場で開催された『日本の太鼓』出演、津軽三味線奏者・上妻宏光との共演など、世界的な和太鼓奏者として活躍。10年以上にわたり日本で邦楽囃子・祭り囃子・組太鼓の修行をし、外国籍では初の邦楽囃子の名取となった。公式サイトはこちら

【公演日程】 10月6日(金)・7日(土)
【会場】Bellevue College 内 Carlson Theatre (地図
【チケット】 大人 前売 $33/当日 $38; 子供・学生 前売 $22/当日 $28 (購入
【問い合わせ】(425) 785-8315; メール
【公式サイト】www.worldtaikofestival.org

ジャングルシティでは、各種イベントに関する個別のお問い合わせにはおこたえできません。 ご質問等は上記問い合わせ先にご連絡ください。

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