
|
March 26 ■
アメリカ・ザリガニ
アメリカ・ザリガニはミシシッピ川流域を中心とした北アメリカ南東部原産の淡水甲殻類で、もともとは日本には分布していない外来種。ウシガエルの餌として1927年にニューオリンズから神奈川県鎌倉市に持ち込まれ、いつしか北海道を除く日本各地に分布するようになったという。河川・池・水田など、流れの少ない泥底に住み、農家にとっては水田の畦に穴を開けたり、植えたばかりの稲をはさみで切ったりする厄介者だ。さて、このアメリカ・ザリガニは英語では
"Clayfish"、"Crawfish"、または "Mud bug"
と呼ばれており、アメリカ南部ではヨーロッパの植民地時代からこよなく愛されている食材のひとつ。ルイジアナ州だけでも30種以上が生息しているが、商業用に重要なのはそのうち2種類("Procambatus
clarkii" と呼ばれる、いわゆる赤いアメリカ・ザリガニと "Procambatus zonangulus"
と呼ばれる白っぽい種)のみである。2月頃から6月頃にかけてが旬で、大きな鍋で活きザリガニをスパイスと一緒にボイルし、真っ赤に茹で上がったのを大勢で食べるのが当時から続く伝統的な食べ方だ。ルイジアナ州におけるザリガニ養殖産業は1960年代から発展し始め、今では人工池に水位抑制システムや飼料管理などさまざまな技術を組み合わせた一大産業となった。1,600人以上が約11万1,000エーカーの池でザリガニを養殖し、約800人が湿地帯で野生のザリガニを収穫しているが、収益は実に毎年1億2,000万ドルを上回っている。ちなみに世界中で採れるザリガニの9割がニューオリンズ地域で消費されているとか。「一度食べたら病みつきになる」と言われる旬のザリガニをぜひお試しあれ。 |
 |
 |
March 19 ■
第71回スプリング・フェスタ
ニューオリンズの見所は数多くあるが、そのひとつが一般の人々が暮らす歴史ある豪邸 『ヒストリック・ホーム』 だ。ガーデン・ディストリクトでさまざまな会社が実施している豪邸のウォーキング・ツアーは人気が高く、住宅地とはいえ、多数の観光客が訪れる。さて、3月24日から4月1日の1週間にわたり、フレンチ・クォーター、アップタウン、ガーデン・ディストリクトにある20軒の豪邸を一般に公開する
『第71回スプリング・フェスタ』 が開催される。いずれも歴史指定重要文化財に指定されているもので、南北戦争開始以前(1865年以前)に建築されたものばかり。通常はこうした邸宅は外から見るのみだが、フェスタ期間中は中に入ることができる。南部情緒溢れるインテリアや内装などが見られることはもちろんだが、1世紀前の贅沢な暮らしの様子も垣間見れるかもしれない。詳しいスケジュールは公式サイトで。
>> 前売りチケットは Ticketweb.com
で |
 |
 |
March
5 ■ The World's Largest Block Party
盛況のうちに終わりを迎えたマルディグラの熱気が冷めやらないまま、次は "The World's Largest Block
Party"(世界で一番大きなブロック・パーティ)とも呼ばれる恒例の 『フレンチ・クォーター・フェスティバル』 に向けて街が活気づいている。このフェスティバルはジャズ、リズム&ブルース、ブラスバンド、ケージャン、ザイデコ、ゴスペル、コンテンポラリー・ジャズなど、さまざまな音楽を楽しめる野外イベントで、バーボン通りからディケーター通り、ジャクソン広場や川沿いの各所に全部で15のステージが設けられ、約150のバンドが250時間にも及ぶ演奏を行う。また、"World's
Largest Jazz Brunch"(世界で一番大きなジャズブランチ)とも呼ばれる屋台では、地元の有名レストランなど60軒が出展し、南部ならではの料理がいろいろ楽しめる予定だ。ステージ鑑賞は無料なので、音楽と南部料理のハシゴを楽しもう!イベントは4月13日〜4月15日の3日間。詳細は公式サイトでチェック! |