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植民地時代の面影を残す "アメリカの中のヨーロッパ" ジャズがあふれるディープサウス ニューオリンズを探検しよう!
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November 27 ■ ルイジアナ歴史博物館 『カビルド』

セント・ルイス・大聖堂の真横に位置する 『カビルド』 は、200年にわたるルイジアナの歴史が詰まった、見ごたえたっぷりの博物館(詳しくはこちら)。博物館内にある 『The Arsenal』 では、期間限定で 『National Geographic』 と共同で 『After the Storms』 を展示している(〜12月31日まで)。芸術的ではありながら、生々しいこれらの写真は、ハリケーン・カトリーナ襲来直後からロバート・キャパ賞など数々の賞を受賞している写真家のデビッド・バーネット氏(David Burnett)によって撮影されたもの。その他には当時の残留品のほか、カメラの手ほどきを受けた被災者の高校生15人が被害の少なかったフレンチ・クォーターと破壊的な被災を被ったローワー・ナインス・ワードで撮った写真や心境などを綴ったエッセイなども展示されている(オンラインで一部を参照可)。

この展示会のもう1つの目玉は、ニューオリンズ・ロックンロール/R&Bの巨匠 "ファッツ・ドミノ" の被災したピアノ。カトリーナ襲来時、ファッツはナインス・ワードの自宅におり、堤防の決壊後、鉄砲水で家は徐々に浸水し、危うく水没しかけたところを近所の人たちによって救助された。展示されているこのピアノはパーラー・グランドやリビングルーム・グランドと呼ばれ、スタインウェイのコンサート・グランド・ピアノの中では最も小さいモデルだそうだ。泥水に何週間も埋もれていたピアノは、驚くほどきれいに修復され、現在発見された時と同じように横倒しに展示されている。ルイジアナ州立博物館が2008年にオープンを予定しているハリケーン・カトリーナ資料館でも展示される予定。

ニューオリンズ・ガイドブック

November 20 ■ ニューオリンズ観光情報

ニューオリンズってどんな所?ハリケーンの後はどうなんだろう?と思っている方にぜひご覧いただきたいのが、ニューオリンズ観光局が提供しているその名も 『ニューオリンズ観光誘致プロモーションビデオ』。ヨーロッパ時代の街並みが残るフレンチ・クォーターなど、現在のニューオリンズの様子や見所などが楽しい音楽と一緒に紹介されている。ウィントン・マルサリス、エメリルズなど地元出身の有名人も多数出演しており、充実した内容だ。

また、観光局ではお得なクーポンがついてくるニューオリンズ・ガイドブック(
オンラインでも観覧可)、E ニュースレター、クリスマス・ニューオリンズ・スタイルのガイドブック(いずれも英語)を無料発送しており、なんと海外発送までしてくれる。オンラインでリクエストしてから2週間から4週間かかるそうだが、現在のニューオリンズの情報がぎっしり詰まっているのでぜひ取り寄せてみよう。

写真 © www.NewOrleansOnline.com

ミシシッピ川
November 13 ■ ミシシッピ川

ミシシッピ川(Mississippi River)は、北米大陸を南北に流れる世界で3番目に長い川で、全長3,779km。水源はミネソタ州北部のイタスカ湖で、支流のミズーリ川(アメリカ合衆国最長)と合わせると北米最長の全長6,019kmにもなる。ミネソタ州、ウィスコンシン州、アイオワ州、イリノイ州、ミズーリ州、ケンタッキー州、アーカンソー州、テネシー州、ミシシッピ州、ルイジアナ州と10の州を通るので、水源のイタスカ湖に降った雨がメキシコ湾の河口に達するまで約90日はかかるそうだ。アメリカ合衆国の河川交通の大動脈でもあり、現在も中西部の穀倉地帯で生産された農産物はミシシッピ川を通って集積される。また、1917年に赤線地区(ストーリービル・ディスとリクト)が廃止されたために職を失ったミュージシャン達が、ミシシッピ川を航行する蒸気船の中でジャズの生演奏を始めたことにより、ニューオリンズ生まれのジャズは川沿いの港からシカゴやニューヨークを含むアメリカ全土、そして世界へと広がり、各地で異なる演奏法が生まれて発展していったと言われている。ニューオリンズへ来るなら、ムーンウォーク外輪船リバーウォークで、このミシシッピ川を体験してみよう。
ニューオリンズ行進曲
『ニューオリンズ行進曲』
外山 喜雄・恵子 著
冬青社2100円 (税込)

November 6 ■ 『ニューオリンズ行進曲』

以前日誌でもご紹介した日本ルイアームストロング協会の会長・外山さんご夫妻の著書で、サッチモ誕生100周年を記念するエッセイ集 『ニューオリンズ行進曲』 が、ハリケーン・カトリーナ襲来後も好評発売中だ。1967年、サッチモの音楽に魅せられた外山さんご夫妻が日本を飛び出して船で渡米し、珍道中の末にジャズの都、ニューオリンズでの生活を始める。現在、プロのミュージシャンとして活躍する外山夫妻が、ギャラの代わりにクレオール料理を食べさせてもらいながらの演奏や、プリザベーション・ホールなどでのジャズ修行、歴史に名を残すミュージシャンとの交流、ニューオリンズでのディープな生活のことなどを生き生きとした文章で綴り、サッチモの故郷とサッチモを知る上で、非常に興味深い内容となっている。当時の貴重な写真も満載されているので、ぜひ手に取ってみよう。

※ニューオリンズ独自の文化でもある 『ジャズ葬』 についても、日本ルイアームストロング協会の公式サイトで読むことができる。一部抜粋の文章とはいえ、このユニークな文化は非常に興味深い。

【外山夫妻からのコメント】

20世紀のアメリカを代表する音楽ジャズは、1900年頃にアメリカ南部ニューオリンズの黒人貧民街に生まれました。その力強いビートとブルージーなフィーリング、そして、1901年にニューオリンズのスラムに生まれたジャズの王様、サッチモことルイ・アームストロングの活躍により、ジャズはあっという間に世界中で愛されるようになり、ヨーロッパのクラシック音楽から日本の演歌の世界にまで影響を及ぼしています。そのジャズとジャズの王様ルイ・アームストロングを生んだニューオリンズの黒人街を含む広大な地域が、2005年8月29日のハリケーン・カトリーナ襲来によって廃墟と化してしまいました。ジャズを生んだ伝統や行事がいっぱいの、ニューオリンズの貧しいけれども底抜けにハッピーな、ビートとスイングに溢れた黒人街。1968年から1973年まで、ニューオリンズに住み、サッチモと同世代の、または先輩のジャズメンと親交を深め、以来30年ジャズの故郷を応援してきた私達の体験談から、今失われているニューオリンズの文化と心を探って下さい。

外山喜雄・恵子
 
  
October 2007

K-Ville

April 2007

オイスター

March 2007

The World's Largest Block Party、第71回スプリング・フェスタ、アメリカ・ザリガニ

February 2007

プリザベーション・ホール、マルディグラ、マルディグラ・スロー

January 2007 キング・ケーキ、ジャズ・ブランチ、ピーカン・ナッツ
December 2006 ナポレオン・ハウス、ルイジアナ・ミュージック・ファクトリー、リッツ・カールトン・ホテル
November 2006 『ニューオリンズ行進曲』、ミシシッピ川、ニューオリンズ観光情報、ルイジアナ歴史博物館 『カビルド』
October 2006 ピアニスト・渡辺真理さん、アビータ・ビール、プランテーション、タバスコ、ニューオリンズ国際空港
August 2005 Happy Birthday, Satchmo!、ミント・ジュレップ、Brandy Milk Punch、スワンプ・ツアー
July 2005 River Front Street Car (ルート 2)、Cafe Du Monde、ラババギー、ジャンバラヤ、Maison Bourbon
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