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ニューオリンズ日誌: 南部の町ニューオリンズの日常を、不定期にお届けします。
  2007年4月29日(日) ニューオリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバル  
 
3,000人を超えるミュージシャンが出演する、ニューオリンズの音楽と文化の特別祭典、ニューオリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバルに行ってきました。私が行った日に各ステージのトリを務めたのはロッド・スチュワートやノーラ・ジョーンズなど、ため息が出るような素晴らしいミュージシャンばかりで、どのステージに行こうか絞り込むのに悩みましたが、結局は以前からファンだったサニー・ランドレスのステージに向かいました。ランドレスはケイジャン音楽の故郷、ルイジアナ・ラファイエット育ち。「スライド・ギターで、ケイジャンやザイディコの音楽に用いられるアコーディオンやフィドル(ヴァイオリン)、そしてラブボード(洗濯板状のリズム楽器)の音を出したいのだ」とも語る通り、豪快かつ緻密で繊細さを備えたギターさばきは湿地帯の風景を包む、まさにルイジアナ・ファンタジーでした。そして演奏の締めくくりはやはり 『Congo Square』。ジョン・メイオールやザ・ネビル・ブラザーズ、トム・プリンシパトらもカバーしたランドレスの代表作。19世紀当時に黒人奴隷の取引が行われていたコンゴ・スクエア地区の広場は現在、ルイ・アームストロング公園内に残っていますが、ニューオリンズ音楽がそのコンゴ・スクエアから始まったことに思いを馳せながら、アフリカから渡りニューオリンズに根付いているブードゥー教のスネーク・ダンスを絡めて踊り、ショーは最高潮に。フェスティバル会場はどのステージも大盛況でした。今週はまだ第1週目ですが、第2週目にもお楽しみが待っています。体力勝負のこのフェスティバル、自宅で聴きたい場合はニューオリンズ時間のショータイムにさえ合わせれば、FM NEW ORLEANS のインターネット・ラジオをどうぞ。(も)
フレンチ・クォーター・フェスティバル
 
  2007年4月25日(水) フレンチ・クォーター・フェスティバル  
 
フレンチ・クォーター・フェスティバル
ニューオリンズの旧市街地フレンチ・クォーターで毎年4月中旬に繰り広げられる音楽と食の祭典、フレンチ・クォーター・フェスティバルに行ってきました。このフェスティバルでは、素晴らしい演奏と共に、数々の心温まる出来事に出会います。今年のフェスティバルで最も印象に残ったことは、ニューオリンズが誇るトランペッターのカーミットが、自らのステージでたくさんのニューオリアンを前に結婚のお披露目をし、しかもステージ上のカーミットとその新妻が1歳になるオーリンズちゃんを抱いていたことでした。プロポーズしてから1ヵ月後にアメリカ南部に壊滅的な被害をもたらしたハリケーン・カトリーナによって自宅が大きな被害を受けたそうですが、ステージ上の眩いばかりのお披露目を目の当たりにした聴衆たちは、幸福感とともに「(ハリケーン・カトリーナの被害から)立ち直れるのでは」という希望に包まれました。「"Rebirth City" として再生を誓う」ニューオーリンズが、またミュージシャンから勇気をもらったような気持ちです。Love is in the Air! (も)
 

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