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ニューオリンズ日誌: 南部の町ニューオリンズの日常を、不定期にお届けします。
 2006年2月27日(月) マルディグラ 
 
今日は友人でマルディグラの達人(ふ)さんからスペシャル・レポートをいただきましたので、ご紹介します!(み)

こんにちは!ニューオリンズに丸8年、普通に主婦をしている(ふ)です(時々、ツアーガイドもします)。いよいよマルディグラも終盤に入りました。今年は明日28日がマルディグラ・デーです。通常はその約2週間前から盛大なパレードが始まりますが、今年は催行の予定が発表されると、市民は反対派と賛成派に別れ、フロートの準備は万全か、盛り上がるのか、警備は十分なのか、どれほどの経済効果が期待できるのかについて協議がなされるなど、さまざまなドラマが繰り広げられました。今年のマルディグラは、ハリケーン後の復興促進への期待などさまざまな意味を持つとはいえ、一部の被災者にとっては難しかったに違いありません。でも、ホテルの関係者に聞いたところ、マルディグラ開催中は約90%の客室が観光客によって埋まっているとのこと。まあまあの人出が予想されていたようです。

そしてついにマルディグラが始まりました!実際に行ってみて驚きました。去年よりも混んでいる!場所にもよると思いますが(キャナル通りは例年に比べて少なかったそうです)、少なくともセント・チャールズ通りは例年よりも人出が多かったように見えました。私は毎年このセント・チャールズ通りに 『マルディグラ・ハウス』 を確保し、気合を入れてパレード見物をしています。『マルディグラ・ハウス』 とは、マルディグラを見物するためにパレードのルート沿いに借りるアパートや家のこと。物置きとしても休憩所としても使えますし、一番の悩みのネタであるトイレの問題が解消されるので便利です。ですから、マルディグラの時期になると、アパートや家が一般見物客に貸し出されるのですが、 私が毎年借りる空き家は2週間で$6,000・・・と、お高いです。とても私が払える金額ではありませんので、友達の家族とシェアし、一家族の負担額が大体$500ぐらいになるようにしています。話がそれてしまいましたが、今年は混雑しないと思って 『マルディグラ・ハウス』 を借りなかったため、駐車場はないわ、場所の確保は大変だわで、後悔したのは言うまでもありません。

マルディグラを人々が楽しんでいる様子を見ていると、ハリケーンの惨事が嘘のようです。暗いニュースが飛び交っていたニューオリンズの街を一気に癒してくれました。4月末には毎年恒例の世界的有名なジャズ・フェスティバルがあります。このマルディグラの盛り上がりを次のイベントにも期待し、徐々にペースを取り戻して、 復興に成功した観光地として脚光を浴びる日が来ることを祈っています。
マルディグラ
マルディグラ
マルディグラ
 
 2006年2月27日(月) 『Do You Know What It Means to Miss New Orleans?』 
 
シアトルのジャングル日誌でも(た)さんが紹介されましたが、Chin Music Press から 『Do You Know What It Means to Miss New Orleans?』 という書籍が出版されました。ライターやアーティストなどたくさんの人々の声が、怒りと悲しみに始まり、希望という流れで構成されており、実は私も被災して間もない頃にインタビューに応えるチャンスを得、やり場のない「心の内」を正直にぶつけています。

被災地ニューオリンズは今もカトリーナの深い爪あとが残っています。でも、ニューオリンズっ子のほとんどが "ビッグ・イージー" で底なしの明るいスピリットを持ち続けており、華やかなマルディグラ・パレードも進行中で、今月28日にいよいよ終盤を迎えます。旬のザリガニも出回るようになり、恒例のジャズ・フェスティバルもパワーアップして開催される予定で、有名なミュージシャンたちがすでに出演を予定しています!

アメリカ史上最悪の災害からゆっくりと立ち直り、ニューオリンズらしさを取り戻すには、どんな支援でも役に立ちます。たとえば、ひとりでも多くの人に当地を訪れていただくことも、貴重な復興の一助となるのです。ぜひ、ニューオリンズを訪れてみてください。(み)
『Do You Know What It Means to Miss New Orleans?』
画像をクリックすると、Amazonで購入できます。
 
 2006年2月7日(火) (財)沿岸技術研究センターの機関誌 『CDIT』 
 
2年半ぶりの日本帰国途中、国際線の機内で「ニューオリンズの音楽を守ろう!」という見出しの音楽チャンネルを見つけました。こんなところにもカトリーナの支援活動があるのかと感心しましたが、日本でカトリーナのニュースを耳にすることはほとんどありません。でも、日本の三大港(東京湾・伊勢湾・大阪湾)のゼロメートル地帯には約400万人が暮らしており、1959年の伊勢湾台風では、海岸と河川の堤防が破堤、死者行方不明者が5千人以上、流出・半全壊・浸水家屋は35万戸を超えるなど、ニューオリンズをはるかに超える規模での災害が日本でも起きたことがあるのです。地球温暖化による洪水、高潮に対する沿岸の安全性、台風の巨大化などへの懸念もあり、カトリーナの災害から間もなく、日本のさまざまな研究機関や行政などでゼロメートル地帯における高潮対策、および防災への研究がさらに積極的に行われるようになりました。たくさんの自然災害から人々を守るべく、地道な防災研究をされる方々に敬意を表します。なお、昨年視察に来ていただいた(財)沿岸技術研究センターの機関誌 『CDIT』 に「生活者の視点から見た災害」について寄稿させていただきました。先日発行されましたので、ぜひご覧ください。(み)

www.cdit.or.jp 定期刊行物 『CDIT』 をクリックし、最新刊 No.19 2006.1.の「海外フォーラム1」参照

 
 2006年2月2日(木) ゴスペル・リバーからの募金 
 Gospel Riverニューオリンズの復興は前途多難であることから気分的に滅入ることも多い中、今日はとっても嬉しいニュースが届きました。ニューオリンズで出会った、私にとって大変思い出深い、そして被災後たくさんの勇気をくれた、通称ゴスペル・リバーの皆さんからの活動報告です。年齢の幅広さに加え、学生・パートタイマー・会社員・教師・企業経営者とバラエティに富んだ職業を持つメンバーの共通点は「ゴスペル」。日本全国にちらばるメンバーたちはそれぞれ各地で熱心に練習を重ね、忘れもしない2003年秋、総勢60名がニューオリンズを訪れ、各地でその歌声を披露してくれました。日本で「趣味として」ゴスペルを歌っているというこのグループの歌声はパワフルかつハートフルで、私も鳥肌が立つほど感動。地元っ子たちにも絶賛され、なんと夕方のニュースでも報道されたほどです。

そして、ハリケーン・カトリーナ襲来後、そんなゴスペル・リバーの有志が「ニューオリンズ復興プロジェクト(NRP)」を結成、数々のフリー・マーケットや地道な募金活動を展開し、先日、募金の第1弾が、ニューオリンズのゴスペル・シーンで指導的な役割を果たしているロイス・デジャン師に届けられました。この募金は、同師を通じ、「音楽取り戻すための活動」に役立てられるとのこと。この心温まる支援にたくさんの笑顔がこぼれたことはいうまでもありません。

ちなみにこの募金は、現在バージニア州在住の田中ヒロさん(ゴスペル・リバーのツアー・コーディーネーターであり、NRP の発起人の1人)が運んでくれました(全走行距離3,840km!)。ゴスペル・リバーについての詳細はこちら。(み)

写真©Gospelriver: Courtesy of Ashe Cultural Arts Center 
左から:Ashe Cultural Arts Center ディレクターのCarol Bebellさん、田中ヒロ氏、ルイス・デジャン師

 
 2006年2月2日(木) トルネード発生 
 破壊されたショットガン・ハウスわが家のあったレイクビューの電気が約8割復旧しました。住宅の復旧に努める人もちらほら見かけるようになりましたが、今朝午前3時頃、トルネードが発生、ケナー市やレイクビューで建物の崩壊などの被害が報告されています。ルイ・アームストロング国際空港の C コンコースでは飛行機への搭乗口や窓ガラスが破壊され、電気も止まっており、フライト・スケジュールが大きく乱れている模様です。修復した家に戻ったところでトルネードに見舞われた住民もおり、ハリケーンによる被災に追い討ちをかける自然災害にはただ言葉を失ってしまいます。ここのところ世界中で大きな自然災害が続き、日本も異常な大雪に見舞われたりと、自然の猛威がどんどん身近になっている気がします。(み) 

June 2008

世界一周クルーズ・飛鳥U

May 2008

ジャズフェスティバル、タバスコの産地・ラフィエット、グリーク・フェスティバル

March 2008

ミシシッピ川、カジノ

February 2008

シュリンプ・エトゥフェ

January 2008

渡辺真理というピアニスト

October 2007

ニューオリンズはセカンドラインのシーズン真っ只中

August 2007

大型ハリケーン「カトリーナ」から2周年

May 2007

ジャズ・フェスティバル閉幕

April 2007

フレンチ・クォーター・フェスティバル、ニューオリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバル

March 2007

炊飯器パン

February 2007

マルディグラ・デーまであと1週間!

January 2007

ハッピー・ニュー・イヤー!、セインツ・パワー、ニューオリンズ・セインツ

December 2006

ザリガニのシーズンまであと少し!、チコリ・コーヒー、もうすぐクリスマス!

October 2006

スワンプ・ツアー、ボイルド・シーフード

September 2006

Bacco、Asian Cajun、『bounce book』、Sterling Silvia の "Fleur e Lis" ジュエリー

August 2006

日本からの熱い思い - TBC ブラスバンド、アラビ・レッキング・クルー

July 2006

Vaughan's でカーミット・ラフィンズ、ブレナンズで朝食を!、シカゴでニューオリンズな夜

June 2006

ジャミール・シャリフ

May 2006

メモリアル・デーに被災者を追悼

April 2006

春のフェスティバル・シーズン、『地球の歩き方 アメリカ南部』 発売!

March 2006

アンクル・サム、週末のニューオリンズ、街角でネット接続

February 2006

トルネード、ゴスペル・リバー、沿岸技術研究センター機関誌、『Do You Know What It Means...』

January 2006

ニューオリンズ市長ナギン氏と、地球の歩き方 『テーマで旅するアメリカ』、デモ行進

December 2005

ニューオリンズ・アップデート、サザン・キャンディメーカーズ復活!

November 2005

落ち葉、問題が1つ解決!、初めての雪

October 2005

初めての帰宅、「偽・被災者」、フレンチ・クォーターの様子、Lakeview の様子、2度目の訪問

September 2005

姑夫婦の無事を確認、シカゴへ、たくさんの寄付、幼稚園編入、一時帰省許可未定

August 2005

サトウキビ畑、サッチモ誕生日、デジカメ、香港マーケット、盆踊り、ハリケーン・カトリーナ

July 2005

朝までジャズ!、蟹釣り、ハリケーン・シンディ、最近のお気に入り、サファリ・パーク、簡単料理

June 2005

はじめまして!、息子のお誕生日会

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