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| 2005年12月19日(月) サザン・キャンディメーカーズ復活! | ||
ニューオリンズを代表するお土産
"プラレーン"。ペカン(pecan: ピカーン)と呼ばれるクルミの一種を砕いてカラメルで固めたお菓子で、濃厚な甘さが人気です。そのプラレーンをはじめ、さまざまなニューオリンズ銘菓を店内で製造しているこのサザン・キャンディ・メーカーズは、ハリケーン後間もなく
Decatur Street の店舗(334 Decatur Street)をオープンし、少ないスタッフで日々忙しく稼動しているそう。というのも、全国に散らばる被災者から
"懐かしい地元の味" を求めてのメールオーダーが相次いでいるからです。店内では、味見をしてから購入できるようになっており、ココアやケイジャン・スパイスでコーティングされたペカンも人気商品だそう。同店のサイトはこちら。(み) |
| 2005年12月12日(月) ニューオリンズ・アップデート | ||
現在のニューオリンズの人口は、今年8月にハリケーン・カトリーナとハリケーン・リタが通過する前の10%にも満たないと言われています。町の8割が冠水したため、まだ電気が復活していないエリアも多く、トレイラー・ハウスもなかなか運ばれてきません。つまり、"住む場所"
がなく、住民も戻ってくることができないのです。被災を免れた "生活できる状態" のアパート等は既に満室か家賃が当初の3倍にまで高騰し、州外からのワーカーやコントラクター達も宿泊場所がなく、公園などに張ったテントで暮らしながら仕事を続けています。カトリーナに続きリタと2度浸水した下第9地区や、大きな被害に遭った地域には、ニューオリンズ・ジャズ、ブラスバンド、セカンドラインなど、ユニークな文化・習慣が根付いていたアフリカ系アメリカ人の低所得者層の住宅地も多く含まれていました。しかし、不動産の高騰で、彼らが戻ることができる場所もなくなっています。 現在、ニューオリンズでは徐々にさまざまなビジネスが再オープンし始めていますが、実はどこも人手不足に悩まされており、ほとんどのスーパーマーケットが営業時間を短縮し、ファスト・フードもドライブスルーのみの営業が目立ちます。皿洗いがいないので、紙皿で食事を提供するレストランもあります。これまで最低賃金で採用していた大手ファストフード店も半年契約の雇用金として6,000ドルと時給12ドルを提示し、ウェンディーズも1週間ごとのボーナスなどを目玉に求人をしています(写真)。しかし、学歴を必要としないウェイトレスやキャッシャーといった仕事ができる人たちは現在も避難中で、賃金が高騰しても働くことができる人は多くありません。彼らが戻る場所が、1日でも早く再建されますように。(み) |
| 2005年12月9日(金) ニューオリンズ・アップデート | ||
約1ヶ月ぶりにニューオリンズへ戻りました。戻ったといっても自宅や姑宅も被災し、"帰る家"
はないので、今回はフレンチ・クォーターの近くにある B&B に滞在しています。先月に比べて再オープンしたホテルも増えて部屋を取りやすくなったのですが、B&B
も再オープンするところが増えてきました。カトリーナが通過してから100日余り。にぎわうフレンチ・クォーターの様子などが報道され、だいぶん復興しているかのように見えることも多いようですが、実際は住民が戻ることができる環境にはありません。アラバマ州・ミシシッピ州・ルイジアナ州と、あまりにも広範囲な土地が被災し、被害も甚大で、復興には時間がかかっています。高潮の被害が大きかったミシシッピ州の海岸線では災害ゴミがだいぶん収集されたものの、流されたカジノのバージや船はそのまま放置されています。ニューオリンズ市内の約40%ではまだ電気が復旧しておらず、現在の人口は以前の10%にも満たないとか。決壊した17番カナル近くでも、トレイラー・ハウスをちらほら見かけるようになりましたが、電気が復旧していないので、そこで生活することはできません。カビ胞子やアスベストなどの空気汚染も懸念され、ワーカー達も全員マスクをつけて働いていました(写真)。 12月1日、カトリーナとリタと、2回にわたり浸水被害をこうむった「下第9区」への住民の一時帰宅許可が出ました。私は10月、11月、12月と3回にわたってこの地区へ行きましたが、道路上の瓦礫が少し回収されたくらいで、他は被災当初とあまり変っていません。なぜもう少し早く住民に一時帰宅許可が出なかったのか、とても疑問に感じます。また、先月来た時はとても賑わっていたフレンチ・クォーターですが、今回はかなり客足が減っていました。前回は FEMA や軍関係者が多かったので、オープンしているレストランはどこも満席でしたが、現在は軍関係者も減り、どこのレストランも空席が目立ちます。メイゾン・バーボンもガラガラでした。一方、郊外で営業しているファミリー・レストランなどは、ワーカーやローカルの人たちでにぎわっています。 12月7日、フレンチ・マーケット内にあったファーマーズ・マーケットがオープンしました。といっても入口付近の八百屋だけの営業で、お客さんもほとんどいません。品数も少ないのですが、旬の "Satsuma"(みかん)を買って食べてみると、甘くてとっても美味しかったです。しかし、翌日も買いに行ってみたら、お店は閉まっていました。町のビジネスはとても不安定で、やはり観光客が戻らないと、経営が大変厳しい状況に立たされていると強く感じた一件でした。(み) |
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