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植民地時代の面影を残す "アメリカの中のヨーロッパ" ジャズがあふれるディープサウス ニューオリンズを探検しよう!
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遊ぶ・楽しむ: サンプル・プラン 2泊3日 ジャズとサッチモ、ディープサウスにひたる内容の濃い3日間
1日目
旧市街地フレンチ・クォーターの名所を馬車で周る

ジャクソン広場前から出ている30分の馬車観光で、フレンチ・クォーターを周ってみよう。乗合なら1人$10+チップ、4人乗りを貸しきると$50+チップとリーズナブルだ。御者はニューオリンズ市公認ガイドなので安心。主な見どころの1つは、1812年から1815年まで市長を務めたニコラス・ジロード氏が住んでいた邸宅(500 Chartres Street)。ナポレオンハウスと呼ばれるこの邸宅は1797年に建てられたが、ジロード氏は1821年に失脚したナポレオンをセントへレナ島から救出してニューオリンズに連れてこようと計画し、改装工事を進めていたと言われている。残念ながらナポレオンの死によってこの計画は実現しなかったが、現在はそのレトロな雰囲気を活かしたバー&カフェになっている。映画 『JFK』 や 『ニューオーリンズ・トライアル』 の舞台にもなったルイジアナ最高裁判所の前も通る。そして、クラブやオイスター・バーなどが連なる、有名な歓楽街バーボン・ストリートへ。ここは昼と夜の雰囲気がまったく違うエリアで、滞在中の夜に必ず訪れてみよう。中でもラフィートの鍛冶屋(Lafitte's Blacksmith Shop:941 Bourbon Street)はぜひ立ち寄ってみたいところだ。ここは1720年頃に建てられた1階建ての小屋を改造したバーで、悪名高き海賊だったラフィート兄弟が盗品をさばいていたと言われる場所。しかし、1812年に起きた 『ニューオリンズの激戦』 で、アンドリュー・ジャクソン将軍と組んでイギリス軍を見事に撃退したこの兄弟は、一変して町の英雄となった。また、ニューオリンズはフランス領からスペイン領になった時代に大火でほとんどの建物が消失してしまったが、被害を免れた旧ウルスラ修道院(1100 Chartres Street)は1718年に建造された貴重なフランス統治時代の建物なので、必見だ。
ジャズ・ミュージアムでサッチモのトランペットを見学

フレンチマーケットをぶらぶらしながら貨幣局(Old Mint)へ。1階は貨幣局のミュージアムとギフトショップ、2階がジャズ・陶器・ルイジアナ産リキュール&コーヒーの博物館になっている。ジャズ・ミュージアムでは、ジャズの発祥から各地での変遷などがわかりやすく展示されており、ジャズについて学ぶことができる。また、歴代の有名ミュージシャンが実際に使っていた楽器が展示されており、その中に "サッチモ" ことルイ・アームストロングが使っていたトランペットも展示されている。自由に写真撮影できるのでぜひ記念撮影をしよう。ギフト・ショップにはCDやポスターの他に、楽譜や本も置かれている。サッチモの自伝 『My Life in New Orleans』 も読んでみよう!

Old Mint
400 Esplanade Street, New Orleans
Phone: (504) 568-6968/(800) 568-6968
開館時間 火〜日 9am-5pm; 月曜・祝日休館
入場料 大人 $5; シニア・学生 $4; 12歳以下無料

蒸気船でのんびりミシシッピ川のクルーズ(11:30am/2:30pm 出航)
ジャクソン広場近くから発着しているナッチェス号(The Steamboat NATCHEZ)は本物の蒸気外輪船。
ディキシーランド・ジャズのバンドによる生演奏を聴きながらのクルーズが楽しめる。フレンチ・クォーターを出発したら、一路ミシシッピ川を下流へ向かう。途中で砂糖工場や天然ガス・鉄鋼のプラント、軍艦などの他、行き交う貿易船を眺めることができる。船の1階部分にはエンジン・ルームがあり、実際に外輪が動く様子を目の前で見ることができる。また、2階や3階部分から見る外輪は大迫力!最高のシャッターチャンスだ。約1時間後に折り返してまたフレンチ・クォーターに戻るが、このあたりでジャズの演奏が始まる。

クルーズはチケットを買うときにランチの有無を選ぶことができる。バフェ形式のランチでは、ジャンバラヤ、レッドビーンズ&ライス、唐揚、サラダ、パン、ブレッドブティングなどが楽しめる。アリゲーターのソーセージも別売りされている。

※予告なしにバンドが入らない場合もあるので、チケット購入時に必ず確認すること。

New Orleans Steamboat Company
2 Canal Street, New Orleans
Phone: (504) 586-8777/(800) 233-2628
料金: クルーズのみ 大人 $18.50; 子供(6-12歳)$9.25; 5歳以下無料
ランチ付 大人 $26; 子供(6-12歳)$16.75; 5歳以下 $7.50

クレセント・シティ・ブリューハウス(フレンチ・クォーター)
蒸気船の汽笛が聞こえてきたり、ミシシッピ川から風が入ってきて気持ちのいい地ビールの店。自慢の地ビールで乾杯しよう。おつまみのお勧めは "Brewhouse Hot Wings"(スパイシーにカラッと揚げた手羽先)、"Baked Oysters Three Ways"(焼き牡蠣3種)。もちろん、生牡蠣は注文した時点で新鮮なものを開けてくれる。ボリュームたっぷりのサラダも人気だ。アントレもシーフードを中心に各種豊富に揃っているので、ぜひ試してみよう。

Crescent City Brewhouse
527 Decatur Street, New Orleans
(504) 522-0571/(888) 819-9330

アクメ・オイスター・ハウス (フレンチ・クォーター)
ニュー・オリンズのシーフードをカジュアルに楽しめるレストランで、食事時には長蛇の列ができるが、少し早めか遅めに行けばすぐにすわることができるはず。オイスターが目当てなら、ぜひカウンターに座って、開けたての牡蠣を食べよう!茹でたてのザリガニ、できたてのジャンバラヤやガンボも美味!

Acme Oyster House
724 Iberville Street, New Orleans
Phone: (504) 522-5973
営業時間:日〜木 11am-10pm; 金・土 11am-11pm

ジャズ・クラブ

夜はやっぱりジャズ!バーボン通りへくり出せば、右から左からいろいろな音楽が流れてくる。サッチモプレイス、メゾンバーボン等でルイ・アームストロングの世界に浸ろう。

サッチモズ・プレース(Satchmo's Place)
メゾン・バーボン(Mason Bourbon)



ブレナンズ
南北戦争前、貴族達のステータスだった名門レストラン、ブレナンズで少し遅めの朝食。アイ・オープナーと呼ばれるカクテルで目を覚まし、朝からフルコース。タートル・スープも名前はびっくりするが、こくがあって日本人好みのテイスト。同店で生まれた "Eggs Hussarde"(ホーランド・ラスクと呼ばれるイースト・ブレッドにカナディアン・ベーコンとマルシャン・ド・ヴァン・ソース、落とし卵を乗せ、ホランデーズ・ソースをかけていただく一品) と "Banana Foster"(バターとブラウン・シュガー、シナモン、バナナ・リキュールでソテーしたバナナにラムをかけ、バニラ・アイスクリームといただく一品)は要チェック。同店のセラーには3万5千本ものワインが貯蔵してあるそうで、一品ごとにワイン・ペアリングを楽しむこともできる。

Brennan's
417 Royal Street, New Orleans
Phone: (504) 525-9711
営業時間: ブレックファスト 8am-2pm; ディナー 6am-9pm

ルイ・アームストロング公園

しっかり&たっぷり朝食を摂った後は、運動がてらルイ・アームストロング公園へ。トレードマークだったハンカチを握るサッチモの銅像と記念撮影しよう。治安の関係から、昼間でも複数で訪れるのがお勧め(暗くなってからや早朝は避けること)。この公園にはシドニー・ベシェの銅像もあるコンゴ・スクエアが隣接している。コンゴ・スクエアは日曜の午後だけ集会を許されていた黒人奴隷が集まってドラムや管楽器のリズムに合わせて歌や踊りを楽しんだところ。その熱狂的なエネルギーは、植民地ならではのヨーロッパ文化・霊歌・ソウルなどと混ざり合い、ジャズを生み出したと言われている。

この公園のすぐ横にあるベイズン・ストリートは、1898年から1917年までストリービル地区という赤線地区だったエリア。売春宿の1階はバーやキャバレーになっていて、多くのミュージシャンが演奏していた。ストーリービル地区が閉鎖された後、職を失ったミュージシャンは蒸気船の中で演奏したり、ミシシッピ川をさかのぼって他都市へ流れ、やがてシカゴやニューヨークへとニューオリンズのジャズが伝わっていったのだ。

セント・チャールズ・ストリートカーでガーデン・ディストリクトを見物

食後は、セント・チャールズ・ストリートカー(映画 『欲望という名の電車』 に登場することで有名な、世界で最も古い路面電車)に乗車し、南部情緒溢れるセント・チャールズ通りをゆっくり見物しよう。南北戦争前に建てられた豪邸が立ち並ぶガーデン・ディストリクトで途中下車。ビジター・センターなどから入手したガーデン・ディストリクト散策地図(Garden District Self-guided Walking Tour)を片手に、異国情緒あふれる住宅街を散策しよう。また、マガジン・ストリートで、アンティーク・ショップや雑貨屋をのぞくのも楽しい。

カフェ・ラニ(マガジン・ストリート)/カノンズ・レストラン(停留所23番)
マガジン・ストリートでの買い物に疲れたら、カフェ・ラニで軽食を食べよう。サラダ・サンドイッチ・スープ・肉料理・シーフード料理などバラエティ豊かで、マガジン・ストリートでの買い物に疲れた時の一休みに最適。おすすめはツナのたたきを醤油ベースのドレッシングで食べる "Seard Ahi Tuna"($6.95)。平日から若者や親子連れでにぎわっている。

または、セント・チャールズ・ストリートカーの停留所23番で下車してすぐのカノンズ・レストランもお勧め。自慢は、スパイスをたっぷり効かせて蒸したムール貝、ロブスターや蟹、海老などがたっぷり入っ た "Bucket"。公式サイトでクーポンをプリントアウトして持参し、"The Famous Bucket"(2人前でSpecial Price $59)を注文すると、ワインが1本プレゼントされる。ガンボスープも評判がいい。

Acme Oyster House
724 Iberville Street, New Orleans
Phone: (504) 522-5973
営業時間:日〜木 11am-10pm; 金・土 11am-11pm

Cannon's restaurant
4141 St. Charles Avenue, New Orleans
(504) 891-3200
営業時間: 月〜金 11am-10pm; 土 11:30am-11pm; 日11:30am-10pm

アーノーズ・ジャズ・ビストロ(フレンチ・クォーター)
アンドリュー・ゲイガー・ハウス・オブ・シーフード(フレンチ・クォーター)
夕食は本場ジャズの生演奏を聴きながらの食事を楽しむアーノーズ・ジャズ・ビストロへ。5種類の味が楽しめるオイスターズ・アーノード、同店自慢のクレオール風レムラーデ・ソースに漬けたシュリンプ・アーノード、ルイジアナ州産スナッパー・タートルのミンチ肉を使ったタートル・スープ、ベアネーズ・ソースでいただく同店オリジナルのスフレ・ポテトなど、ニューオリンズの定番クレオール料理や同店オリジナル料理が楽しめるのが特徴だ。デザートにはシトラスとブランデーの味が効いたカフェ・ブリュローを試してみよう(カフェ・ブリュローの注文は2人以上のみ受付)。これはカフェ・ロワイヤルの原型になったとされているもので、もともとはフランスの貴族たちがコニャックを浸してスプーンに乗せた砂糖の塊に火をつけ、カラメル状になり始めたところでコーヒーに入れたことに始まったとされる。

または、1887年創業のカジュアルなシーフード・レストラン、アンドリュー・ジャーガーズ・ハウス・オブ・シーフードへ。店内の奥にステージがあり、毎日午後7時30分ごろからミュージシャンらが演奏するライブ・ミュージックを聴きながらの食事が楽しめる。オーナーシェフのアンドリュー・ジャーガー氏は、両親の代からニューオリンズでレストラン経営をしているというレストラン一家に育ち、地元の食材を知り尽くしていると言っても過言ではない。レモン汁などで食べる地元産の新鮮な生牡蠣(12個で$8.95)、キハダマグロのシェヴィッチェ($8.95)、ピリ辛ソースで煮込んだアリゲーター($8.95)など、地元産の食材をふんだんに使った料理を存分に味わってみよう。また、ジャーガー氏が共同執筆した料理本 『New Orleans Seafood Cookbook』 や 『New Orleans by the Bowl』 も必見。

Arnaud's Jazz Bistro
813 Bienville, New Orleans
Phone: (866) 230-8895

Andrew Jaegar's House of Seafood
300 Decatur, New Orleans
(504) 581-2534


フレンチマン・ストリート

夜はバーボン通りの喧騒から離れて、ローカルっ子で賑わうフレンチマン・ストリートへ。スナッグ・ハーバーなどで上質のジャズを聴こう。
>> エリア・ガイドへ



プランテーション散策

フレンチ・クォーターから離れ、一路リバーロードへ。歴史に残るプランテーションを見学しよう。ニューオリンズから郊外へ約1時間半走り、ミシシッピ川沿いに伸びるリバーロードを通れば、一面に広がるさとうきび畑を見ることができる。

南北戦争以前、奴隷制度の上に成り立っていた大農園(プランテーション)で巨額の富を築いた農園主たちは、ミシシッピ川沿いにヨーロッパ風の豪邸を建て、貴族のような暮らしを送っていた。樹齢300年と言われる樫の木の大木28本が作るトンネルが有名なオーク・アレー・プランテーション、豪華な庭が見どころのホーマズ・ハウス、奴隷小屋を保存しているクリオール風のローラ・プランテーションなどは見ごたえがある。ミントの味がさわやかなミント・ジュレップを飲みながら、歴史を感じよう。途中、ケイジャン・ビレッジで香りのいいキャンドルやルイジアナ・アートのショッピングをするもお勧めだ。

Laura Plantation
2247 Hwy 18, Vacherie
(225) 265-7690
開館時間: 毎日9:30am-5pm
入場料: 大人 $10; 子供(6-17歳)$5; 5歳以下無料

Oak Alley Plantation House
3645 Highway 18, Vacherie
(225) 265-2151/(800) 44ALLEY
開館時間: 11月〜2月 毎日9am-5pm; 3月〜10月 毎日9am-5:30pm
入場料: 大人(19歳〜)$10; 学生(13〜18歳)$5; 子供(6〜12歳)$3 ※現金

Houmas House Plantation & Gardens
40136 Highway 942, Darrow
(504) 891-9494
開館時間:月〜水 10am-5pm; 木〜日 10am-8pm
ツアー: マンションとガーデン $20; ガーデンのみ $10

 

プランテーションでランチ
ホーマズハウスのルイジアナ・シーフード・パスタ、オークアレー・プランテーションの海老が入ったスパイシーなトマトベースのシチュー、シュリンプ・エトュフェがお勧めだ。

軽食で済ませたい場合は、オーク・アレー・プランテーションの売店にあるサンドイッチやサラダなどを食べよう。

Oak Alley Plantation House
3645 Highway 18, Vacherie
(225) 265-2151/(800) 44ALLEY

Houmas House Plantation & Gardens
40136 Highway 942, Darrow
(504) 891-9494
開館時間:月〜水 10am-5pm; 木〜日 10am-8pm


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