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アメリカ・ワシントン州のコミュニティ・カレッジ

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ワシントン州には大小さまざまな大学がありますが、その規模や有名な学部はもちろん、住環境などさまざまな事柄を考慮して、慎重に選ぶ必要があります。ここではワシントン州の主なコミュニティ・カレッジをご紹介します。

もくじ

シアトル近郊

エドモンズ・コミュニティ・カレッジ
Edmonds Community College

所在地:エドモンズ市
www.edcc.edu
1967年に設立されたエドモンズ・コミュニティ・カレッジは、ダウンタウン・シアトルから車でわずか20分のリンウッド市内にあります。近くにはショッピング・モールがあり、便利ながらも安全で閑静な環境です。39の編入コース、35の専門・テクニカルコース、更に65の資格取得コースがあります。コミュニティ・カレッジには珍しく、学内に寮があり、留学生の受け入れには積極的で、ワシントン州内のコミュニティ・カレッジでは最も留学生数が多いです。セントラル・ワシントン大学と提携し、エドモンズ・コミュニティ・カレッジのキャンパス内にあるセントラル・ワシントン大学の学士号を取得できるプログラムもあります。

エベレット・コミュニティ・カレッジ
Everett Community College

所在地:エベレット市
www.everettcc.edu
シアトルから車で北へ約40分の、ボーイング工場で有名なエベレットにあるコミュニティ・カレッジ。学生数は約8,000名で、そのうち留学生は約60名。60以上ものコースがあり、多くの学生が4年制大学への編入を果たしています。技術者養成プログラムでは、Aviation Maintenance Technology(航空整備)、Casino Gaming Systems Technician(カジノゲームシステム技師)が人気が高く、IT関連やウェブデザインのコースも充実。留学生向けにはESLのコースがあり、留学生向けに英語の指導にあわせて大学への編入サポートも行っています。日本との交流も多く、Nippon Business institute(NBI)という研究所や、お茶会を開くことのできる日本風の施設などもあります。

ショアライン・コミュニティ・カレッジ
Shoreline Community College

所在地:ショアライン市
www.shoreline.edu
1964年に設立されたワシントン州で8番目に大きな2年制大学。ショアライン・コミュニティ・カレッジのあるショアライン市は地名の通り美しい海に面しており、ダウンタウン・シアトルから車でわずか15分で森林に囲まれたリゾート地のコテージを思わせるキャンパスに到着します。世界30カ国から来た約500名の留学生が学んでいる同大学は、専門・テクニカル分野のプログラムは50以上、サティフィケートコースも50以上が揃っています。ワシントン大学を始めとする4年制大学への編入には定評があり、多くの学生が4年制大学へ編入しています。ビジネス・テクノロジー、コンピュータ情報システム、グラフィック・デザインなどのプログラムが充実しています。

ワシントン州西部

サウス・ピュージェット・サウンド・コミュニティ・カレッジ
South Puget Sound Community College

所在地:オリンピア市
www.spscc.ctc.edu
シアトルから車で南へ約1時間のワシントン州首都オリンピアにあるコミュニティ・カレッジ。4年制大学への編入コースに加え、30以上もの専門性に富むコースが揃っています。5,000人の学生が在籍し、そのうち留学生は約70名。国際留学課には日本人のスタッフもおり、勉強・生活面両方でのカウンセリングを受けることもできます。ブリッジ・プログラムなど、大学の単位をとりながら英語学習コースを受講し、4年制大学での勉 強に備えるコースも充実。少人数制のクラスで、学生へのフォローアップが行き届いています。

タコマ・コミュニティ・カレッジ
Tacoma Community College

所在地:タコマ市
www.tacomacc.edu
シアトルから車で南へ約40分のタコマにあるコミュニティ・カレッジ。4年制大学への編入コースをはじめ、専門分野でのコースが60、その他短期間で専門知識を得るためのコースも25種類。ビジネス、IT関連、看護などのコースが人気。学生数は約8,500人で、留学生も日本人学生を含め220人にも及び、日本にも事務局があるなど、留学生の受け入れに積極的です。インターナショナル・オフィスには日本人のアドバイザーがおり、生活面から学業までサポート体制が整っています。また留学生会によるイベントも数多く、英語のスキルアップやアメリカ文化への理解ができるため、留学生に人気。また、留学生の奨学金制度もあります。

ワシントン州東部

ビッグ・ベンド・コミュニティ・カレッジ
Big Bend Community College

所在地:モーゼス・レイク市
www.bigbend.edu
シアトルから車で3時間ほどのモーゼス・レイクという、農業が盛んな小さな町に1962年に設立されたコミュニティ・カレッジ。生徒数は約1,800名で、留学生は50名程度です。日本の国際農業者交流協会(Japan Agricultural Exchange Council:JAEC)と提携し、定期的に海外農業研修を行っています。準学士号を取得できる23の編入コースと19の専門・テクニカル分野を提供し、その他にはESLや職業訓練のコースも充実。特に充実している航空関係のコースには、多くの学生が勉強しています。

スポケーン・フォールズ・コミュニティ・カレッジ
Spokane Falls Community College

所在地:スポケーン市
www.spokanefalls.edu
1967年創立。4年制大学への編入プログラムが充実しており、また、編入のためのカリキュラムやサポート体制が整っているので、約70%の学生が4年制大学への編入を目的に学んでいます。アイダホ州に近いワシントン州の東部に位置するスポケーン市の名前は、ネィティブ・アメリカンの言葉で”Child of sun” を意味し、年間260日は晴天だと言われています。自然が多く、キャンプやスキーなどのアウトドア・スポーツが楽しめます。また、小さい都市ながらも博物館、美術館、ショッピング・モールなどの文化・生活施設も充実していますので、不便を感じることなく落ち着いた環境の中で勉強できるでしょう。

スポケーン・コミュニティ・カレッジ
Spokane Community College

所在地:スポケーン市
www.ccs.spokane.edu
スポケーン市にある2つのコミュニティーカレッジのうちの1つ。4年制大学への編入プログラムに力を入れているスポケーン・フォールズ・コミュニティ・カレッジとは対照的に、同校ではホテル・レストラン・マネジメント、調理師(菓子類など)、エステティシャン、マッサージ師、飛行機整備などの職業訓練コースが充実しています。約7割の学生はこういった専門・実用的なコースを受講しています。キャリアチェンジやキャリアアップを目的にした留学に適した学校だと言えるでしょう。

ワラワラ・コミュニティ・カレッジ
Walla Walla Community College

所在地:ワラワラ市
www.wwcc.edu
シアトルから車で4時間ほど東のオレゴン州に近いワラワラにある小規模のコミュニティ・カレッジ。周囲にはワイナリーをはじめ、広大な農地が広がる非常に乾燥した地域です。学生数は2,500人で、留学生はとても少なく5名以下。日本人の少ない小都市なので、英語の力を磨きたいという方にお勧めです。ビジネスやコンピュータ、一般教養のコースに加え、地域の特性を生かした農業にかかわるコースや他の大学では見られないワイン業についてのマーケティングや経営についての学科もあるのが大きな特徴です。

ワトコム・コミュニティ・カレッジ
Whatcom Community College

所在地:べリンハム市
www.whatcom.ctc.edu
シアトルから車で約2時間、カナダの国境に近いべリンハムにある、美しい自然に囲まれたコミュニティ・カレッジ。学生は約7,000人在籍しており、留学生は世界30カ国以上から日本人学生を含め50名在籍しています。4年制大学への編入コースからコンピュータ、ビジネス、医療系など専門知識を得るコースなどがあります。学生のサポート体制が充実しており、担当のアドバイザーが、ビザ関連の手続き、適切なコースの選択、編入手続き、キャリアについてのアドバイスを受けることができます。インターナショナル・フレンドシップ・クラブではスポーツ関連、文化交流などさまざまなイベントが年間を通じて開催されています。毎年5月に開催される 『Japan Week』 には、多くの学生や住民が参加します。

ヤキマ・バレー・コミュニティ・カレッジ
Yakima Valley Community College

所在地:ヤキマ市
www.yvcc.edu
シアトルから車で東へ約2時間半のヤキマにある2年制大学。4年制大学への編入コースを含め、一般教養、ビジネス、コンピュータ、医療系といった専門分野でのコースも充実しており、約20名の留学生を含む約4,500人の学生が在籍しています。日本人学生が少なく、学内の学生寮を利用する場合には、現地学生との交流ができる機会が多くなるため、英語の上達も期待ができます。学内の施設も充実しており、フィットネスセンター、映画鑑賞やコンサートの行われるホールなどもあります。この地域は、夏は暑く、湿気が少ないという気候をいかした農業が盛ん。数多くのワイナリーがあり、ヤキマ産のワインは世界でもよく知られています。ワイン製造のクラスなどもあります。

【情報提供】
日本の就職:帰国 GO.com
アメリカの情報:仕事探し.com

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