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日本にはチップを支払う習慣がありませんが、アメリカではいろいろな場合にチップを支払わなければならないので困ることがあります。チップについて教えてください。
レストランで毎回チップの計算に困っている、おいしいもの好きの黄レンジャーが調べてみました!
アメリカ人の中にも、「チップを支払うことは、非民主的で品のないこと」と反対する人がいます。つまり、低賃金は、チップではなく、十分な給料で支払われるべき」というわけで、シアトルの大手新聞シアトル・タイムズも、何度かこの特殊な文化について取り上げています。
しかし、いくら「サービスが悪ければ、チップを支払う必要はない」と言われていても、現実には収入の大部分をチップに頼っている職業もあり、チップは支払うのが一般的となっています。あまりにひどいサービスも受けたので、チップを支払わずにレストランを出た人が、ウェイターと口論になったという話もあります。というわけで、この習慣は反対の声がありながらも無くなる見込みはあまりないようです。
このように、アメリカ人の間でも議論されるぐらいですから、日本人なら最初は誰でも戸惑うでしょう。チップを支払うべき職業には、ウェイター、ウェイトレス、タクシー運転手、ポーター、ルームサービス、ホテルの部屋の掃除係、ドアマン、クローク係、ヘアスタイリスト、靴磨き、ホテルや劇場、レストランなどの駐車係、バリスタ、ピザ配達人などのサービス業があります。ここに挙げた職業についている人にとって、チップは大事な収入源。ピザの配達人やルームサービスなどは、支払うのを忘れていると、じっと立って待たれることもありますので、あらかじめ用意しておくのが良いでしょう。
一方、チップのいらない職業には、税関の役人、警察官、消防士などの国家公務員があります。彼らにチップを支払おうとすると、賄賂とみなされてしまいます。そして、フライト・アテンダントや銀行員、小売店の店員、バス運転手、ホテルのフロント係、エレベーター係、受付、劇場や映画館の座席案内係にも、チップを支払う必要はありません。
標準的なチップの額ですが、これにはさまざまな意見があります。また、チップの習慣も場所や町の規模によってかなり違いがあるようなので、ここでは一般的な額をリストアップしてみました。
ホテルのポーター
1つにつき2ドルというように、料金が定められている場合もありますが、そうでない場合はバッグ1つあたり1ドルぐらいが相場のようです。重いものは、少し割増してあげましょう。
ホテルのルームサービス
ルームサービスの合計金額の20%が相場。
ホテルのドアマン
ドアを開けてもらうぐらいではチップを支払う必要はありません。ただし、タクシーを呼んでもらったりすると、1ドルぐらいあげることになっています。また、大量の荷物を運んでもらったら、バッグ1個につき1ドルから2ドルが相場。
タクシー
料金の15%程度が相場だそうですが、荷物を運んでもらったりすると、チップは割増になります。何人か一緒に乗ったり、荷物がたくさんあったりする場合は20%ぐらいが相場のようです。
レストラン
これも意見が別れるところですが、アメリカ人の間では、「税金が追加される前の合計金額」でチップを計算するのが主流のようです。確かに、税金に対してチップを支払う必要はありませんから、これが主流になるのも理解できます。相場は、ランチなら10%〜15%、ディナーで15%〜20%。例えば、20ドルの料理なら9.1%の税金がつくと1ドル82セントが加算され、21ドル82セントになります。これがランチなら、チップは20ドルの10%〜15%なので2ドルから3ドル、ディナーならチップは20ドルの15%〜20%なので3ドルから4ドルになります。本屋などでは、財布に入るサイズのチップ換算表を売っていますので、それを買うのも良いでしょう。
また、シアトルに欠かせないのが、エスプレッソ・ドリンクを作ってくれるバリスタ。キャッシャーの横にはたいていチップをいれる瓶が置いてありますね。一定の金額やパーセンテージは決まっていないようで、お釣りの小銭や1ドル紙幣をいれるなど、満足度によってさまざまなようですが、いれなくても文句を言われることはありません。
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