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アメリカでよく聞くMSG とは "Monosodium Glutamate" の略。日本語では "グルタミン酸1ナトリウム" というこの成分は昆布の旨み成分で、明治41年に帝国理科大学(現在の東京大学)の池田菊苗博士によって発見されました。その後、鈴木製薬所(現在の味の素株式会社)が工業化し、現在は糖蜜を発酵させて人工的に作る化学調味料として世界各地で使用されています。日本国内では食品添加物の調味料に分類され、食品衛生法に定められた安全性試験に合格しており、1987年には国連の国際食糧農業機構(FAO)と世界保健機構(WHO)の合同食品添加物専門家委員会(JECFA)が1日の摂取量を数値で制限せず、乳幼児にも安全という評価が出されました。

しかし、MSGを使用している中華料理レストランでの食事が原因で起こる、のぼせ・顔などの膨張・胸痛などの症状は、"Chinese Restaurant Syndrome" (中華レストラン症候群)と呼ばれ、米国国立医学図書館(U.S. National Library of Medicine)と国立健康研究所(National Institute of Health)のウェブサイトで詳しく説明されています。この事実をふまえ、店頭やメニューに "NO MSG" (MSG は使用していません)と明記しているところもあります。

また、アメリカで販売されている食品の成分表示には "MSG"、"Monosodium Glutamate"、または "Glutamate Monosodium" と表記されています。日本製の食品にも同様の成文表示が貼付されており、一部の納豆・味噌・調味料・麺つゆ・お茶漬けの素・ふりかけ・カレールー・漬物・スナック菓子・スープの素・レトルト食品などさまざまな食品に含まれていることがわかります。

▼"Chinese Restaurant Syndrome" (中華レストラン症候群)
http://medlineplus.gov/




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