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■ デビット・カードとは 銀行のATM カード(日本で言うキャッシュカード)に支払い機能をつけたもの。現在はたいていの銀行で口座を開設すると発行してくれます。現金の引き出しや預け入れに使用できる他、現金やクレジット・カードを持っていなくても、チェッキング・アカウントに支払額分の預貯金があれば、サービス加盟店で買い物の支払いに使用することができます(つまり、チェッキング・アカウントに10ドルしかなければ、10ドルまでの支払いしかできません)。支払いの際は専用の機器にカードをスライドして暗証番号(PIN: Personal Identification Number) を入力し、銀行口座から即座に代金を引き落とす即時決済となります。なお、クレジットカード会社(VISA や MasterCard)のロゴが入ったカードはそのロゴが入ったクレジット・カード会社のサービス加盟店でしか使用できません。車の購入やレンタルなどではデビット・カードを使用することができない場合もありますので、ご注意ください。 支払いの仕組み
主なメリット
「クレジット・カードのように、使いすぎる心配がない」と言われるデビット・カードですが、それはデビット・カードを効率よく使用できている場合のことです。本当は30ドルしか使ってはいけないのに、チェッキング・アカウントに100ドルあることから、つい100ドル使ってしまったというようなケースはよくあるでしょう。また、デビット・カードを盗まれて何らかの被害にあった時は、クレジット・カードなら盗難保険がありますが、デビット・カードにはそういった保険がありません。上手に利用するには、デビット・カード用のチェッキング・アカウントを開設し、暗証番号をきちんと管理することがおすすめです。その他にもさまざまなデメリットがありますので、よく理解してから使用しましょう。 ■ クレジット・カードとの違い デビット・カードには、クレジット・カード会社のロゴが入っており、見た目はクレジット・カードと変わらないため、デビット・カードとクレジット・カードは同じ機能をするものと勘違いするケースがあります。しかし、その名前や決済方法の違いからもわかるように、この2つは根本的にまったく異なるものです。 前述のように、デビット・カードは即時決済型なので、チェッキング・アカウントに支払い額と同額またはそれ以上の預貯金がないと使用することはできません。 一方、クレジット・カードは所有者のクレジット・ヒストリーによって発行が決定されるもので、クレジット・カード会社にアプリケーション・フォームを送っても、きちんとしたクレジット・ヒストリーがなければクレジット会社の与信審査に通ることはできません。また、クレジット・カードが発行される際には、所有者が使用できる金額の上限、つまり使用限度額が決定されます。これは、基本的に所有者のクレジット・ヒストリーに基づいています。即時決済型のデビット・カードと大きく異なる点は、所有者がクレジット・カードで支払った金額はクレジット・カード会社で記録され、毎月の明細書に記載された支払期日までに支払えばよいということです(1ヶ月に何度も支払うこともできます)。ですから、クレジット・カードを使用する時にチェッキング・アカウントに預貯金がなくても、使用限度額の範囲内で買い物をすることができます。その時にどうしても支払わなければならないが現金はないという場合に便利です。また、エア・マイレージを稼ぐことができるクレジット・カードの場合、マイレージを貯めて旅行をすることもできます。しかし、支払うことができる当てがないのにクレジット・カードで買い物をしたり、クレジット・カードの支払いに充てるはずの預貯金を別の用途に使ってしまったり、クレジット・カード会社への支払いを滞納して多額の利子が加算され、支払い能力をはるかに超えた金額に膨れ上がってしまったりと、クレジット・カードを有効に使うことができない人には問題が多発することもあります。
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