|
| |
ホームステイの成功のコツは、1にコミュニケーション、2に思いやりです。 宗教の問題に限らず、まずホストと話してみることが大切です。ホストファミリーにしてみれば、キリスト教に改宗してもらうためではなく、ただアメリカの文化の1つとして参加させてあげようと思っているだけかもしれませんし、 家族にとって大切な行事に家族の一員として一緒に来てもらいたいのかもしれません。しかし、宗教は非常に難しい問題なので、キリスト教になるつもりはないこと、宗教関係のことに関わるのは居心地が悪いことなどを率直に言ってかまわないと思います。もしそれでホストファミリーの態度が変わってしまったら、理解してもらうよう話を続け、それもできないようであれば、ホストファミリーを変わることが必要になるかもしれません。次が思いやりです。そのご家族にとって、キリスト教であることは人格の基本であり、その行事に参加することは生活の大事な部分だと思います。とても親切でいい人だとおっしゃっていることですし、たまにはご一緒してあげることも1つのアイデアではないでしょうか。無宗教の日本人でもクリスマスは行事として楽しみますし、気軽に文化の側面を見るという態度で参加してみるのもいいことでしょう。また、反対に日本人がアメリカ人の友人を神社仏閣に観光の一つとして連れて行ってあげるのも、宗教的な理由ではなく、文化の紹介というのが大きいのではないでしょうか。もし、どうしても断れない場合は、 "宗教" として捉えず、 "文化" として見ると気が楽になって、参加することもおっくうにならなくなるかもしれません。 教会に一緒に行くのを断ったためにホストに冷たくされたお友達がいるそうですが、たしかに中にはシェアハウスに移りたいのでホームステイを出たいと言っただけで口を聞いてくれなくなったホストファミリーもいるので、それはないとは言えません。でも、もしそういった反応をしてしまうホストファミリーであれば、今後この宗教の問題に限らず、また別の件で相談しにくい環境が生まれてくると思います。今、居心地の悪い件があるのであればそのままもやもやした気持ちを持ちながら一緒に暮らすよりも、率直に話した方がいいと思います。また、相談の仕方次第で相手を怒らせてしまうケースもあります。これは日本語でも同じです。相手の気持ちにまず感謝してから相談をして、そして歩み寄ることを必ず忘れないでください。私は学生から相談を受けると、どのようにホストファミリーに相談したらいいかを一緒に練習することにしています。まず、自分が言いたいことをどのように言うか、紙に英語の表現を書いて、練習してください。そして忙しくなさそうな時間を見計らってゆっくり話を持ち出してみましょう。 万が一それでも理解してもらえず、雰囲気が悪くなってしまった場合はただちにホームステイ・コーディネーターに連絡して次のホストファミリーを探してもらいましょう。この時、必ず事情を説明するようにしてください。次の学生を送る時の参考になりますし、最悪の場合はそのホストファミリーに学生を送らないように対処するケースもあります。 コミュニケーション・理解・思いやり・尊重・表現力・タイミングと、たくさんのことが問われますが、この経験は必ず今後の社会生活にも役立つと思います。頑張ってくださいね。 ▼ICC 国際交流委員会 www.iccworld.co.jp |
|
||||||||
|