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アメリカでは大学や大学院での専攻内容が、卒業後の職業に結びつくことが基本的な形となっています。これは、アメリカでは "企業" に就職するというよりも、「特定の分野の、特定の職種」 というように、就職というものをスペシャリストとしての自分の能力を発揮できる場と捉えている現状によるものです。そのため、大学や大学院の教授は実際にスペシャリストとして企業や政府機関で数年以上働いた経験を持つのが普通で、学生に実践的な知識や技術を与えようとします。また、学生は勉強をしながら、将来就きたい仕事につながるインターンシップをこなして経験を積み、人脈を作ります。この2つがうまく噛みあえば、即戦力となる人材が生まれます。
大学受験に関しては、SATやACTといった共通テストの他に、高校での成績や学習態度、ボランティアなどを通してのコミュニティへの貢献度など、生活面も非常に大きな位置を占めています。従って、義務教育をきちんとこなしていれば、大学入学はそれほど難しいものにならないようになっています。しかし、大学に入学してから卒業するまでの学習量の多さに加えて、授業やインターン、そしてボランティアへの積極的な参加が求められるため、「アメリカの大学は卒業が難しい」 と言われています。
アメリカの学生のほとんどは、授業料を自分で支払います。高校の成績や生活態度の良い学生は授業料の全額または一部を奨学金で支払い、残額の支払いには学生ローン(Student Loan)を組みます。たいていの場合、卒業後6ヶ月目から返済が始まるので、それまでに高い給料を得ることができるよう、自分の能力を伸ばそうと真剣に取り組む傾向が見られます。
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