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シアトル生活ガイド生卵を食べる


生卵を食べたいのですが、アメリカの卵は危険なのでしょうか?


食いしん坊の黄色レンジャーが、ナースプラクティショナー・助産婦・看護学博士 押尾祥子先生に聞いてみました!


結論から言うと、ほとんどの場合、割れていず、常に低温に保たれていたものは安全と考えて良いのですが、例外もたくさんあります。下に政府の刊行物からの引用を引きましたので、そちらもご一読ください。
ばい菌は殻も通過する


殻が割れていなければ良いということはありません。ばい菌は殻を通って中に入ることもあります。また、出荷の際に殻を洗いすぎると、殻の外の保護膜が取れてしまい、ばい菌が殻を通して中に染み込むようになってしまいます。しかし、このようにしてばい菌が中に入っても、通常は黄身(ばい菌が最も育ちやすい場所)まで届かないことが多いので害があまりないのですが、保存温度が高く、時間が経つと、卵の中でばい菌が増えてしまいます。



親鶏から感染することもある

また、親鶏の卵巣の中にサルモネラ菌が巣食っていて、産んだ卵の黄身に最初からサルモネラ菌が入っていることもあります。日本でも、アメリカから輸入した雛に体内にサルモネラ菌を持っているものが見つかり、ニュースになったことがありました。



普通の卵と地鶏の卵

普通の卵は、非常に密集した状態で飼育されている鶏から産まれてくるので、1羽が病気を持っていると、何10万羽の鶏が感染することになります。一方、地鶏の場合は、十分にスペースを与え、自然に暮らしているので、病気への抵抗力も強く、病気も広がりにくいそうです。ただし、地卵は洗わずに、糞がついたままで出荷しているようなものもありますので、出荷の途中、暖かい所に長時間置いてあると、ばい菌が外側の膜を通って中に入る可能性もあります。


割ってすぐ食べれば良い?

割ってすぐ食べれば良いというのは、外側にばい菌がついていた場合のことで、ばい菌が中に入って繁殖していた場合は、割ってすぐでも食あたりを起こします。


卵には火を通しても・・・

また、卵にはしっかり火を通したのに、生卵を混ぜた箸でサラダをとりわけ、そのサラダを室温で2時間放置したりすると、中毒を起こす可能性があります。

結論

ほとんどの場合、よく火を通せばサルモネラ菌は死ぬのですが、生卵で食べたい時はできるだけ新鮮な卵を信頼できるところから手に入れ、早めに食べてしまうことがポイントです。


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