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アメリカは多民族国家であるため、宗教・文化によって葬式もさまざまです。
■葬儀にかかる一般的な費用 葬儀にかかる費用は宗教・文化・遺族や故人の意向によってさまざまです。ここでは一般的な葬儀に関係する費用をあげてみました。
| 式(service/funeral/ceremony) | 花 |
| 棺(casket/coffin/burial case) | 骨壷(urn) |
| 霊柩車(hearse) | 遺体に着せる衣服 |
| 死亡・葬儀告知(death and funeral notice) |
墓地(grave)・墓標(grave marker) | | 牧師や僧侶への礼金 | 火葬(cremation) |
| 埋葬(burial) | |
上記すべてが関わる葬式では、最低でも4,000ドル程度は見ておいたほうがよいでしょう。軍人など、場合によっては国から補助金が出ることもあります。なお、死亡証明書・遺体の運搬許可書・火葬許可書(または土葬許可書)などはすべて葬儀屋(Funeral
Home)が作成してくれます。 ■葬式の会場 教会や葬儀屋などで行います。
■葬式を行う日 たいてい、死亡した日から2〜10日以内に行います。日本で言う通夜(Wake)にあたる "Viewing" は棺に安置された故人を見るもので、葬式の前に開催されたり、葬式の最中に行われるなどさまざまです。
■葬式の概要 故人の遺族が式を執り行いますが、牧師や僧侶などによる祈りや読経など、宗教・宗派によりその内容はさまざまです。そして、牧師や僧侶を含め、故人の家族・友人などが壇上で故人について語ります。この時に故人が好きだった音楽をかけたり、故人が写っているビデオを流したり、故人を偲ぶさまざまな工夫がなされることもあります。この間、参列者が故人を直接見ることができる場合と、遺族の希望により棺が閉じられている場合があります。土葬の場合、遺体は霊柩車のような車に乗せられ墓地へ向かい、遺族と参加者らはこれに従い(Funeral
Procession: 葬列)、墓地でもう一度故人のために礼拝(Graveside Service)を行い、墓の中に棺をおろして埋葬します。火葬(Cremation)の場合は、遺族と参列者が火葬場で最後の別れと祈りを行い、火葬にします。遺灰を受け取ることができる日は、火葬場と相談した上で決まりますが、たいていは翌日となります。なお、骨はグラインダーにかけられて形がなくなるため、日本のように「遺骨を拾う」という習慣はありません。
■贈り物 一般的に、白い花を持参し、"Sympathy Card" を添えます。日本のように現金を渡す香典の習慣はありません。その他、"Mass
Card"(教会や葬儀屋で取得できる)を送ったり、個人や遺族の選んだ慈善団体に寄付したりすることもできます。死亡広告が出ている場合は、どの団体にどのように寄付をしたらよいのかが記載されていることがあるので確認しましょう。
■葬式出席者の服装 男女とも黒い服が一般的です。男性のネクタイは基本的には黒、または黒っぽく地味な色が良いとされています。
■死亡広告 アメリカでは、著名人でなくても地域の新聞などに死亡広告(Obituary page)を出すのが一般的です。その記事には、故人の姓名・出身地や住んでいた場所・遺族の姓名・死亡日時・葬儀の日時・埋葬場所・その家族で既に亡くなっている人などが掲載されます。その際、遺族が献花を受け付けていない場合はその旨も記載されていますので、ご注意ください。葬儀は親族のみで行うという場合もありますが、死亡広告に葬儀の場所や時間も記載されていれば、親族以外の参列者も受け付けていることを意味しています。
■いろいろな葬式 - ユダヤ
- キリスト教のような "Viewing"
は行われません。葬式後の遺族がとる初めての食事は友人や近所の人が用意する習慣になっています。葬式後7日間は喪に服し、通常の活動をすべて中止します。これを "Shiva"
といいます。親しい友人などが食事の準備を行い、その他の人はデザートなどを持ち寄ります。この "Shiva" に参加するのに招待状は不要です。ユダヤでは葬式に花を贈る習慣がありません。葬式の服装は黒っぽく地味なもので良いとされています
。
イスラム- 葬式後、遺族は3日間喪に服しますが、故人の配偶者だけは4ヶ月と10日の間、喪に服します。故人を偲ぶための集まりなどは行われないので、哀悼の意を表しに遺族宅を訪れても長居せず立ち去るのが礼儀ですが、家族によっては故人を偲んで一緒に食事をするところもあります。贈り物は花や食べ物がよいでしょう。激しい嘆きは故人が神の意志(死)を受け入れることを妨げるという考えから、静かに故人を偲ぶようになっています。
中国- 葬儀会場に行く時は花を持参します。出席できない場合は花を送ることもできます。花の種類は菊が一般的ですが、白と黄色で刺のないものであれば問題ありません。したがって、白や黄色であってもバラは避けましょう。服装は地味なもので、男性はダークカラー、女性は白が多いようです。葬式会場に入るとキャンディが配られます(これはすぐに食べる習慣になっています)。式の最後には参列者が遺族と一緒に棺のまわりを歩きます。子供の葬式の場合、親が出席しないという習慣もあります。遺族は1ヶ月喪に服し、その間は友人などが食べ物などの贈り物をもって訪れる習慣があります。宗派や宗教によっては、葬式後に故人や遺族の家に人々が集まることもあり、通常は親類や友人が食べ物などを用意します。遺族が友人たちをレストランでの食事に招待する場合もあります。
※これは一般的な説明です。各家庭・民族・宗教・宗派内でも違いがあることをご理解ください。
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