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シアトル生活ガイドワシントン州の名産品・特産品
オイスター(牡蠣)

オイスター(牡蠣)世界一のオイスター生産・消費国アメリカ。ワシントン州でも太平洋側のあちこちでオイスターが捕れますが、特に人気のあるのは、シアトルの北はウィッドビー島のペン・コブ湾で捕れたもの。ワシントン州原産のオイスターはオリンピア・オイスター(Olympia Oyster)で、ネイティブ・アメリカンの時代から重要な食材の1つでした。また、ワシントン州原産ではないものの人気があるのは "Kumamoto" と呼ばれる種類。小粒ながらクリーミーな味わいのこのオイスターは、終戦後の1948年から1958年にかけて熊本から輸出されたマガキの種カキを養殖したものだそうで、当初はワシントン州のピュージェット湾とウィラッパ湾だけで養殖されていました。その後、ウェスタン・ジェム(西方の宝)と呼ばれて非常に高い人気を得、1960年からはアメリカ各地で養殖されているようになりました。シアトルでは、その日の仕入れによってメニューに並ぶオイスターの種類が変わりますが、たいていのところでは10種類ほどを揃えています。新鮮なことがウリなので、フレッシュ・オイスター(生牡蠣)が断然人気があり、殻つきで保存されている牡蠣を注文を受けた時点で開け、そのまま氷の上に乗せてサーブするのが一般的。それをレモンやカクテル・ソース、ホースラディッシュ(西洋ワサビ)、ビネガー、タバスコなどで食べます。最近ではショウガなどを使うところもあります。その他の食べ方としては、ショット・グラスに生のオイスターとカクテル・ソースやホースラディッシュを入れて一口で飲むオイスター・シューター、そして日本でもおなじみの牡蠣フライ、さらにスモーク(いぶす)、ベイク(焼く)、パン・フライ(オリーブ・オイルとバターでローストし、白ワインとハーブを加える)、ロックフェラー(ほうれん草のソースを乗せてオーブン焼きにする)、キルパトリック(ベーコン、ウスターソース、ネギ、レモンジュース、ガーリックなどをかけて焼く)、バーベキューなどがあります。


ダンジネス・クラブ(イチョウガニ)

ダンジネス・クラブ(イチョウガニ)ワシントン州のダンジネス湾にちなんだ名前を持つカニ。北はアリューシャン列島、南はメキシコまでの太平洋岸に生息していますが、ワシントン州のシアトル以北のピュージェット・サウンド、フッド・カナル、太平洋岸に最も多く生息していることから、ワシントン州のシーフード料理の定番となっています。体長は最大で10インチ(25.4センチ)になることもありますが、だいたいは6〜7インチ(15.24〜17.78センチ)で、殻は薄紫色、背中は灰色がかった茶色、爪の先は白いのが特徴。一般家庭ではスーパーマーケットやシーフード専門店で活きたまま、または茹でたものを購入(だいたい1ポンド$5.99から)して調理します。それぞれの家庭での食べ方は、カニ身を取り出してサラダにしたり、茹でて溶かしバターにつけて食べたり、オムレツやパスタに入れたり、スープに飾りで入れたりとさまざま。日本人家庭なら鍋にしたり、茹でたり焼いたりしてポン酢で食べたりするでしょう。レストランでは、サラダ、パスタ、スープ、オムレツはもちろんですが、クラブケーキ(カニ身がぎっしり入った、平たいコロッケ)が人気。店によってその味もカニの使い方も少し異なるので、いろいろな店で食べてみるのもいいですね。また、自分たちでカニを捕りに行くのも一般的に行われています。桟橋やボートから吊るすカニ捕り用の四角い網(ring net や dip net と呼ばれる)を持っている家庭も多く、遠くはオリンピック半島のキャンプ場などでカニ捕りをすることもある。ただし、誰でも好きなだけカニを捕まえてもいいわけではなく、まずはライセンスを購入することが必要で、捕獲できる時期・大きさ・個数はもちろん、捕獲記録をとること(記録表はライセンス購入時にもらうこと)などの規則が捕獲地域によって決まっています。違反すると、厳しい罰則が課されますので、ご注意下さい。詳細は、ワシントン州の Fish and Wildlife の公式サイトで確認しましょう。

写真: Washington State Tourism (c) Tom Stilz


レッド・ロック・クラブ(イワガニ類)
大きな爪の先が黒く、背中は真っ赤な色をしているのが特徴。最大でも6インチ(15.24センチ)とダンジネス・クラブより小さいですが、風味は豊かです。オイスターやクラムの天敵であり、攻撃的な種類ですぐに爪で挟んでこようとします。レッド・クラブ、またはロック・クラブと呼ばれることもあります。


ワイン

ワインワイン用ぶどうの生産高では、カリフォルニアに次いで全米第2位を誇るワシントン州。ワシントン州のワイン産業は、州外の人にはいまだにあまり知られておらず、「ワ州はワイン用ぶどうを育てるには湿気が多すぎる、北にありすぎる」というよくある誤解は、ワシントン州が日本の国土の約半分の面積があり、西と東でまったく違う気候になっていることがあまり知られていないからのようです。確かにシアトルの位置するワシントン州西部は湿気が多く雨が多いですが、ワイン用ぶどうの産地はワシントン州を東西に分断するカスケード山脈の東に位置する乾いた砂漠地帯。日照時間が長く、よく灌漑された地域で、緯度もフランスのボルドーやブルゴーニュといったワイン生産地と同じであるため、ワイン用ぶどうの育成には理想的な環境と言われています。フランスには "アペラシオン" と呼ばれる、ワイン産地に対する公式認定制度がありますが、アメリカでこれに相当するのが "American Viticultural Areas(アメリカぶどう栽培地域)"、略してA.V.A.。ワシントン州には現在5ヵ所のA.V.A.が存在しますが、そのうち4つはカスケードの東にあり、コロンビア・バレー、ヤキマ・バレー、レッド・マウンテン、ワラワラ・バレーがそれに当たります。これらの A.V.A には多数のワイナリーがあり、ワイナリー巡りをすることもできます。
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チェリー

チェリー 毎年初夏から数週間は、レイニア・チェリーやビング・チェリーの収穫期。ワシントン州東部で栽培されるレイニア・チェリーは特に、ローカルにはもちろん、全米でも大人気です。店頭にもたくさんのレイニア・チェリーが並びます。見た目も果肉も赤黒いビング・チェリーと違い、このレイニア・チェリーは日本で食べられる山形産のチェリーと見た目も味も似ていて、日本人の味覚にもピッタリ。最近では日本への輸出も行われています。
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リンゴ

シアトルから車で約3時間東へ行ったところにある小さな町ウェナチーは、"Apple Capital" と呼ばれる米国最大のリンゴの生産地。ワシントン州にとっても最大規模の農産物はリンゴで、毎年100億個から120億個のリンゴが収穫されており、これらすべてのリンゴを並べると地球を12周することになります。ワシントン州リンゴ委員会によると、ワシントン州では約10種類のリンゴが生産されており、最も生産量が多いのがレッド・デリシャス(37%)。次いでガラ(15%)、フジ(14%)、ゴールデン・デリシャス(13%)、グラニー・スミス(12%)となっています。リンゴはもともとカザフスタン原産でシルクロードを通じて東方に運ばれ、世界各地で栽培されるようになったと言われていますが、ワシントン州原産とされるのはクラブアップル。また、ワシントン州で最初に発見された種類はカメオ(Cameo)と呼ばれる種類。1987年に市場に初めて売りにだされたもので、9月〜10月に収穫され、10月から翌年の8月まで販売されます。初夏には若葉、夏本番には真っ白い花(写真右)、収穫期には赤い実をつけたリンゴの木がどこまでも広がる景色は圧巻。


ワラワラ・スイート・オニオン

オニオンの生産では、ワシントン州は全米第3位(1位はカリフォルニア州、2位はオレゴン州)。中でもネイティブ・アメリカンの言葉で「たくさんの水」(many waters)という意味名前がつけられた、米国ワシントン州東部のスネーク川沿いの町ワラワラで栽培されるスイート・オニオンは人気があります。ワラワラ・スイート・オニオンのマーケティング委員会によると、このスイート・オニオンは、もともとコルシカ島で栽培されていたものを、1800年代後半にフランス人のピーター・ピエーリさんがワラワラに持ち込んだものだそう。当時ワラワラのガーデニング業界で多数を占めていたイタリア系移民が、その味に感動してピエーリさんと栽培を始めたと言われています。一般的なオニオンよりも川の色が薄く、平たい形をしたもので、辛みがなく、薄切りにしても水にさらさず生で食べられること、火を通すと甘さが一層増すことなどで大変人気があります。


スモークサーモン/サーモン・ジャーキー

サーモン(鮭)の燻製スモークサーモンは定番。中でも人気があるのは、養殖ではない、野生のサーモン(ワイルド・サーモン)をスモーク(燻製)にしたもので、各地の店で販売されています。レストランでも使われており、土産物としても人気。また、ビーフジャーキーならぬサーモンジャーキーも変わっていて人気があります。


チョコレート

チョコレート シアトルのチョコレート会社としては 『Fran's (フランズ)』 や 『Seattle Chocolate (シアトル・チョコレート)』 などが1990年代ごろから知られるようになりましたが、2005年以降から新しいチョコレート会社が出てきています。2007年の夏にニューヨークで開催された世界的なトレードショー 『サマー・ファンシー・フード・ショー』 のチョコレート部門で、最終選考に残った4社のうち3社はなんとシアトルのチョコレート。金賞を獲得したのはシアトルの新顔 『Theo』 でした。また、2008年2月8日に 『Lifetime Networks TV』 の人気番組 『Chef MD』 で、 "アメリカでおすすめのアルチザン・チョコレート" として紹介されたのは、シアトルの 『Fiori Chocolatiers』。そのチョコレート会社の商品を1箇所で購入できる店、チョコレート・ボックスが、2007年夏、シアトルのメジャーな観光地の1つであるパイク・プレース・マーケットのそばにオープンしました。『テオ』、『フィオリ・ショコラティエ』、『オー!チョコレート』、『ショコラ・ヴィターレ』 をはじめとする地元のチョコレートが購入できます。住所などの詳細はショッピング・ガイドでどうぞ。


ガラス製品

ガラス製品著名なガラス工芸家デール・チフーリ氏などを輩出したワシントン州はガラス工芸のメッカとも言える場所。市内各地で手作りのガラス製品を販売する店がある他、市内のパイオニア・スクエアなどには一般公開されているガラス・スタジオがあります。また、シアトルの南約20マイル(約32キロ)のタコマ市にはガラス美術館もあります。


アプレッツ&コトレッツ

アプレッツ&コトレッツ昔からあるオールド・スクール的存在のアプレッツ&コトレッツ。アルメニア出身のアーメン・タートサージャン氏とイギリス出身のマーク・バラバン氏が苦労の末に開発したもので、ワシントン州で生産される果物をうまく利用しています。本社のあるカシミアではキャンディを作る工場を見学することができます。


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