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2007年9月30日
好調のうちにシーズンを終えたマリナーズ
野球は数字がすべてだ。
162。 1シーズンの全試合数。
88。フェリックス・ヘルナンデスが先発した30日の最終戦でテキサス・レンジャースに4対2で勝利を収めたことによる、マリナーズの今シーズンの白星の数。
10。2006年と比べて増えた白星の数。
7。ア・リーグ西地区で優勝するために不足していた白星の数。
6。ポストシーズンに出場するために不足していた白星の数。
4。88勝74敗のマリナーズより好成績だったア・リーグのチームの数。
2。ア・リーグ西地区におけるマリナーズの2007年の順位。
1。ア・リーグ西地区でマリナーズが2008年に目指している順位。
これが実現する前に、これから4ヵ月半にわたってさまざまな問題を提起し、重要な決断を下す必要がある。そうすることによって初めてマリナーズは、聖杯の獲得を目指す新たな冒険に、キャンプ地であるアリゾナ州ピオリアから乗り出すことができるようになるのだ。
マリナーズはジョン・マクラーレン監督の下で働いたコーチ陣を引き続き使うのか?右翼のホセ・ギエンは残留するのか?一塁手リッチー・セクソンは来年立ち直ることができるのか?先発投手2名をどこから連れてくるのか?アダム・ジョーンズは外野のどこを守り、何番を打つのか?ファンの間に広まった明るい気分は、3月31日の2008年シーズン開幕戦で再びレンジャースとまみえる時、消えているのか、それとも再び燃え上がっているのか?
これらの、そして数々の疑問は、5連勝で有終の美を飾った2007年シーズンの燃えかすだ。最終目的であるポストシーズン進出は果たせなかったが、昨年からの改善は目覚ましく、選手もスタッフも結果には満足している。
9回を前にギエンとイチローがベンチに下がった時、ファンは2人に大喝采を送った。また、ヘルナンデスも同様の喝采を受けた。ヘルナンデスは完投のチャンスを逃したが、代わりに J.J. プッツが最後のアウトを取り、40セーブ目を記録した。
「気力を尽くしたシーズンだった」とラウル・イバネス。「僕らは前進したし、前よりずっと期待値も高まっている。気力を尽くしたからこそ、勝って得られるものに価値があるんだ」
マクラーレン監督は、最終戦でギエンとエイドリアン・ベルトレが打点をあげられず、2人の記録が99打点に終わったことを残念に思っている。しかし、監督によれば、「彼らはぜんぜん気にしていないよ。99打点だって立派な数字だ」
全体として、ギエンが残留しないことになれば、マリナーズはがっかりするだろう。ギエン自身もマリナーズも(同僚の選手だけでなく、チームも)彼の残留を望んでいる。
「あれだけの大砲を探すのは簡単じゃない」とイチロー。「ああいう選手を見つけたら、手放さないようにすべきだ」
問題は、ギエンを残すならジョーンズが左翼に入るため、イバネスを一塁手か指名打者にせざるを得ないことだ。そうなれば、セクソンかホセ・ビドロをトレードに出さなければならない。
ゼネラル・マネジャーのビル・バベーシはこの件について、今週取り組まねばならない問題のひとつだと話している。バベーシとマクラーレン監督は、他のチーム首脳陣とピオリアに集まり、方向性を検討する予定になっている。
ギエンをキープするには高額を支払う必要があるので、若手外野手トップのジョーンズに示せるオプションが限られてしまう。しかし、99打点に加えて、打率2割9分、23本塁打のギエンは、今年の躍進のカギだった。
ヘルナンデスの投球内容は完投コースだったが、プッツに40セーブ目のチャンスを与えることで「恩返し」をしたかったマクラーレン監督に、完投はさせられないと言われたという。
後になって満面の笑顔でこの話をしたヘルナンデスだが、ベンチに下がった直後は、投手コーチのラファエル・チャベスと抱き合った。チャベスを「父親のような存在」と呼ぶヘルナンデスは泣いた。チャベスが2008年もコーチとして残留するかどうかが微妙であることもその一因だ。
「戻ってきてほしいけど、上がどういうつもりなのかわからないから」とヘルナンデス。
コーチ陣の中にも、自分が留任になるかどうかわかっている者はいない。しかし、ベンチ・コーチのマイク・ゴフは、「いいシーズンだった。今はそれで満足で、他のことを心配する気分じゃない」という。
マクラーレン監督は、まずすべき仕事はコーチ陣を決めることだと語っている。マクラーレン監督自身も、マイク・ハーグローブ前監督が7月1日に辞任するまではコーチの1人だった。監督に昇格した結果、ハーグローブのスタッフを引き継いだのだ。現在のコーチ陣を好んではいても、自分で選んだコーチを2、3人迎えたいと考えているかもしれない。
唯一留任がほぼ確実と思われるのは、打撃コーチのジェフ・ペントランドだ。2007年のチーム平均打率2割8分7厘は、マリナーズ史上2番目の好成績だった。
しかし結局、実際に戦うのは選手たちだ。「このチームは優勝から遠くないところにいる。必要なのは、自分の役割をきっちり監督に提供することだけだ」とギエン。
打撃で重要な役割を担いながら2008年の残留が確定していないギエンと、バベーシは試合終了後に抱き合った。バベーシはギエンのエージェントであるアダム・カッツと話し合いを続けている。
「マリナーズには、再契約するためのあらゆるチャンスを与えるつもりだ」とギエン。「ここでならいい仕事をできると思う。僕はマリナーズにいたいと思っているんだ」
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このページのコンテンツは Seattle Post-Intelligencer の記事に基づいています。
The content on this page is based on stories from the Seattle Post-Intelligencer.
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