|
2008年2月13日
マリナーズ、開幕投手に新加入のベダードを指名
アリゾナ州ピオリア − 春季キャンプの初練習も始まらないうちに、シアトル・マリナーズは今シーズン最初の決断を下した。
先週ボルチモア・オリオールズから獲得したばかりのエリック・ベダード(28)が、3月31日にセーフコ・フィールドで行われる開幕戦の先発投手を務める。
昨シーズンの開幕投手だったフェリックス・ヘルナンデス(21)は翌日の2試合目に登板する。
こうした決定は春季キャンプの途中で行われるのが普通なので、今回の発表タイミングは奇妙に感じられるかもしれない。しかしジョン・マクラーレン監督は、ヘルナンデスとベダードが開幕先発をめぐる質問の集中砲火を浴びることを避けたかった。
マクラーレン監督は、規定上はオフシーズン最終日となる日(投手と捕手は13日に身体検査を受ける)に、開幕先発争いは始まる前から終わっていると発表した。ヘルナンデスには12日に、ベダードには13日の検査に訪れた直後に、それぞれ話したという。
「エリックの方が経験豊富だと思っただけ。基本的にそれが理由だ」とマクラーレン監督。「フェリックスには私が話したが、決定には納得していた。まだ誰が何番目に投げるかという全体ローテーションは決めていないが、エリックが開幕投手というのは確定だ。
「フェリックスは2試合目を投げる。残りのローテーションについては(春季キャンプ中に)決まってくるだろう」
先発予想されている全5投手−ベダード、ヘルナンデス、ミゲル・バチスタ、カーロス・シルバ、ジャロド・ウォッシュバーン−が最初の2回のローテーションをこなすとすると、ベダードとヘルナンデスは、セーフコ・フィールドで4月11・12日に行われるロサンゼルス・エンゼルスとの今シーズン第1・2試合に登板することになる。
そうなれば、マリナーズはエース級の投手を昨シーズンの地区優勝チームにぶつける形になる。昨シーズンマリナーズに13勝し、6ゲーム差でア・リーグ西地区の覇者になったエンゼルスの機先を制したいマリナーズとしては、悪い考えではない。
また、フリー・エージェントから契約したシルバ、そしてもちろん、外野手アダム・ジョーンズや左腕セットアッパーのジョージ・シェリルらと引き換えの大型トレードで獲得したベダードの赤字を埋め合わせるという意味もある。
先週セーフコ・フィールドでシアトルへのお披露目を行ったベダードは、ヘルナンデスがナンバー・ワンであり、自分はただ投げて勝ちたいだけだと語った。
昨シーズンはオリオールズで開幕投手を務めたとはいえ、今回の発表は予想していなかったという。
「驚いたよ」とベダード。「春季キャンプが始まるか始まらないかというタイミングでこうなるなんて。
「どうしてみんなが大騒ぎするのかわからないけどね。開幕投手になることが目標じゃないから」
マクラーレン監督は、バチスタとシルバ、ウォッシュバーンの登板順はキャンプの様子を見て決めると話している。
昨年ヘルナンデスが開幕戦に先発し、オークランド・アスレチックスを相手に7回無失点の活躍をした時には、マクラーレン監督はまだマイク・ハーグローブ前監督の下でベンチ・コーチを務めていた。そのマクラーレン監督は、ヘルナンデスにはこれからいくらでも開幕戦投手になるチャンスがあると言う。
「私は前からずっと、フェリックスには球界最高の投手になれる素質があると思っている」とマクラーレン監督。「と言っても、まずはベネズエラ出身の最高の投手になれと言っているんだ。それにはまず、(カーロス・)ザンブラノ氏や(ジョハン・)サンタナ氏を超えなければいけない。
「彼のやる気をかきたてたいんだ。フェリックスはその2人の投手のことをかなり意識しているよ。
「フェリックスはキャリアのどこかの段階で球界最高の投手になれると信じているよ」
>> マリナーズ日本語トップページ
このページのコンテンツは Seattle Post-Intelligencer の記事に基づいています。
The content on this page is based on stories from the Seattle Post-Intelligencer.
The hyperlinks here will take you to the full English-language articles
on www.seattlepi.com. |