■心に残った本
『ハリウッドで勝て!』 一瀬隆重(著)
『THE JUON/呪怨』 で日本人初の全米興行収入 N0.1 映画プロデューサーとなった一瀬隆重氏。特撮映画が大好きだった幼少の頃から、自主的に映画を撮り始めた学生時代、情熱余って、ダメもとでコンタクトしたある俳優との出会いをきっかけに始まっていく映画人生、そして遂にハリウッド進出となった今日までを綴っています。とても敷居の高い世界に思える
"ハリウッド" の響きが、著者の裏道の成功術によって、なぜか遠い世界の話に聞こえないのがおもしろい。これまでの日本映画界がどうで、この20年間余りで何が変わったのか、なぜこの世の中には多額の制作費をかけながらダメな映画が多いのか、こんなにヤル気のない映画がヒットしてしまうのはなぜかなど、映画ファンにとって大変興味深いウラ事情も満載。しかしなんといってもグっとくるのは、著者の映画に対する愛です。その情熱が著者の人生を素直に動かし、セコい仕事をしている映画関係者にスルリと勝つ痛快さ。ハリウッドでスタートラインにたったばかりの今日、この先どう転ぶかまだわからない次点で、こんなに潔い途中経過を発表するあたり、著者の映画に懸けた心意気が伝わってくるというものです。彼の作品を好きな人もそうでない人も、特に物作り人間にはぜひ読んでもらいたい1冊。
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『武士道』 新渡戸稲造(著)、岬龍一郎(訳) 異文化の人々と暮らしてみると、なぜこの人にはこちらの思いやりが伝わらないのだろう、なぜこの人はこんな失礼なことをするのだろうなどと感じることはないでしょうか。それはもしかすると、あなたの中に武士の魂が宿るからなのかも。日本人とは、そして日本人に通う武士道精神とは何かを世界に紹介するため、1899年に英語で書かれ世界大ベストセラーとなった
『BUSHIDO』。日本語翻訳版の本書(現代語新訳)は、今もなお多数の人に翻訳され、日本人を励まし続けています。この本を読み終えた時、ふと、あなたの心の中で用心棒をしているお侍さんの姿が見えるかもしれません。
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■おすすめの雑誌(隔月刊)
『JUXTAPOZ』 www.juxtapoz.com/mambo/
特にポップ・アートをやっている方ならご存じのアート&カルチャーマガジン。アメリカ・ポップ・アート界のゴッド、Shag や Mark Ryden、Robert
Williams をはじめ、日本からの新進アーティストまで、旬のアーティストやギャラリーの情報を網羅しています。また、さまざまなイベントでのスナップ・ショットを掲載するコーナーがあり、「あのアーティスト、こんな顔してるのか!」なんて発見もできて、おもしろい。ウェブサイトは常に更新されており、雑誌に載りきれなかったアートショーを紹介したり、読者の作品投稿コーナーもあります。必見!
■おすすめサイト Tokyo ala Mode www.tokyoalamode.com
日本オタクの日系アメリカ人ボビー君が運営する日本ポップ・カルチャー・ファン・サイト。ボビー君はオタク余って、なんとポッキーの版権を獲得し、ポッキーTシャツの製作販売もしています。日本好きのアメリカの若者が、日本の何に注目してるのか、一目瞭然!
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