■心に残った本
『堀部安兵衛』 池波 正太郎 (著)
越後は新発田藩の家来だった中山弥次右衛門の息子で赤穂浪士四十七士の1人、安兵衛(やすべえ)が主人公(後の名前は堀部武庸:ほりべ・たけつね)。小説仕立てながら、複雑な少年時代を乗り越えてついに自分の進む道を見つけ、学問にも長けた剣豪になるまでの部分は特に、読み出したら止まりませんでした。また、自分のことよりも藩や国のことを考え、最善を尽くそうとする "本来の武士" が、泰平の世では「古い」「時代錯誤」と遠ざけられたり冷笑されたりし、要領よく立ち回る人が高く評価されていく様子は、なんだか今も同じような気がします。だからこそ、この作品に描かれた、常に真剣であることを己に求める真摯な生き方に惹かれるのかもしれません。
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『モンタナの風』 原田 純夫(著)
モンタナ州のグレーシャー国立公園の近くに一家で住んでいる写真家、原田純夫さんが、大自然に囲まれた生活を書いた著書。グレーシャー国立公園を旅行しながら読んだので、この本に登場する野生動物・自然を見たり感じたりすることができ、旅行を何十倍も楽しめたように思います。この本には野生動物のすばらしい写真もたくさん載っていますが、私がファンになったのは、英語では "Hoary Marmot"、日本語ではシラガマーモットと呼ばれる小さな哺乳類。体全体はフサフサした毛におおわれ、顔の部分は小さく、わりと長い尻尾があります。彼らの何を気にいったかというと、「1年に7〜8ヶ月は冬眠し、それ以外のときは食べて寝て遊んで日光浴をしている」ということ。もちろん、天敵のゴールデン・イーグルや熊、狼がいますし、冬眠する前に必要な食べ物は自分たちで確保しなくてはならないので、常にこの世の春というわけではないものの、原田さんの写真では2枚とも「お気に入りの岩の上でひなたぼっこ」というパターン。がんばるのに疲れた時は、シラガマーモットのような生活にあこがれます。
原田さんのオフィシャル・サイトはこちら
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■おすすめの雑誌(隔月刊)
『Dwell』 www.dwell.com
スタイリッシュなインテリア・デザインや家具、小物や電気機器などを紹介している雑誌。特に商品情報のところは毎月の楽しみの1つ。たとえばこの間は生ゴミを堆肥にするためのコンポスト・ビンが紹介されていました。きれいな緑色で、そのスタイリッシュなシェイプがとてもいいなと思ったのですが、値段は120ドル。夫は、「コンポスト・ビンなんて、これでいいんだ!」と、銀色の金属製のバケツを20ドルで買ってきました。確かに、この間行ったファーマーズ・マーケットでテーブルを出していたシアトル市の担当者も銀色の金属製のバケツでいいと説明していましたが・・・。
■おすすめサイト OpenTable.com www.opentable.com
アメリカとカナダの主要都市にあるレストランでのランチやディナーの予約をオンライン&リアルタイム&手数料ゼロでできるウェブサイト。まだまだレストランの登録数は少ないですが、私にとってはビジネス・ランチに適した店が揃っているので重宝しています。ポイントをためるとお食事券がもらえるのも魅力!また、12回以上利用すると VIP 会員になります。OpenTable によると "Your VIP status is displayed with your OpenTable reservations so that restaurants may choose to offer you special treatment." とのことですが、私はこれまで一度もこれによって特別待遇を受けたことはありません(笑)。いつかそういった待遇を受けられるようになると嬉しいのですが!
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