給料は、当然ながら個人の職種・職務レベルの他に、企業の規模・業績なども関係します。これらを合わせて考えると、アメリカにおいて、アメリカ企業、日系企業という点では給料の大差はありません。給料が高いと言われているアメリカ企業でも、規模が小さく業績が芳しくなければ、大企業で業績のよい日系企業に比べると、給料の額は一般的に低くなります。「アメリカ企業=給与が高い」というイメージは、よく耳にする大手企業の CEO のニュースやシアトル周辺のハイテク企業エグゼクティブの話を耳にしてのことかもしれませんが、それは一部の人に過ぎません。アメリカ企業であれ、日系企業であれ、給与は個人のレベル、企業の規模・業績にふさわしい額が支払われていると言えます。アメリカ企業の事務補佐で時給8ドルという日本人もいれば、製造系日系企業でシアトル周辺のハイテク企業社員並の給料を得ている日本人もいるのはそういうことなのです。始めから「日系企業は給料が安い」と思い込まずに、就職先として視野に入れてみるのもよいと思います。