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アメリカでのスキンケア「目の下のクマ解消法 種類別のケアでスッキリ!」

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Holistic Spa KIREI

よく眠った翌日に、「なんだか疲れた顔してない?」「眠れてないの?大丈夫?」などと心配された経験はありませんか?今月は、目の下のクマの原因や対処法についてご紹介。日々のケアで明るく済んだ目元を取り戻しましょう!

印象年齢をがらっと変えてしまう、目の下のクマ。

皆さんは目元をどのようにケアしていますか?

アイクリームは面倒だからと敬遠していませんか?

今月は、目の下のクマの原因や対処法についてご紹介。日々のケアで明るく済んだ目元を取り戻しましょう!

目の周りの構造

眼球の周りはやわらかい脂肪で覆われていて、それをまぶたが支えています。実は、まぶたの皮膚は人体の中で一番薄い部分です。皮脂腺が少ないので乾燥しやすく、とても敏感で、生理的色素沈着も起こりやすいところでもあります。もともとメラノサイトの活動が盛んなので、度々こすったりするだけでも黒くなったりします。

年齢とともにまぶたの皮膚はより薄くなるため、高齢になれば誰でもクマがありますが、それが目立つか目立たないかは、かなり個人差があるのも事実です。

クマの種類

クマには、大きく分けて3種類あります。それぞれ原因や対処法が違うので、自分のクマの種類をきちんと見極めてケアすることが大切です。

  • 青グマ
    寝不足や冷えなどで血流が滞り、下まぶたの静脈が青黒く透けて見えてできるもの。
  • 茶グマ
    目をこするなどの刺激や紫外線によるシミやくすみ、または角質肥厚などが目の下にでき、クマのように見えるもの。
  • 黒グマ
    下まぶたの皮膚が乾燥や老化によってたるみ、影をつくることで黒く見えるもの。

それぞれ適切なケアを続けていけば、クマは徐々に改善されます。

さて、あなたのクマはどのタイプ?

実際に自分のお肌で自分のクマのタイプを確認してみましょう。

  • 指で皮膚を引っ張ると完全には消えないが薄くなる⇒青グマ
  • 指で皮膚を引っ張っても変わらない⇒茶グマ
  • 上を向くと色が薄くなる⇒黒グマ

タイプ別のお手入れ方法

青グマ

血行不良による青グマには、朝晩の目元ケアにマッサージを加えましょう。目の下の骨の上あたりと眉下を気持ちがいいと感じる圧力で押してあげるだけでも、滞った血流が促進されます。また、コンピュータや携帯画面の見すぎによる目の 疲れを感じた時には、ホットタオルでの冷温ケアもお勧めです。目の周りはとてもデリケートなので、マッサージは優しく行いましょう。目の上下を優しく指の腹でぽんぽんと押さえるだけでも目の疲れが和らぎます。また冷たい飲み物を避け、タバコなども控えるようにしましょう。

ツボ押しは洗顔後、化粧水や美容液等をつけた後で行いましょう。上に押し上げる時以外は中指で押すのが基本です。気持ちがいいと感じるぐらいの強さで3秒ぐらい押し、パッと離すのが1セット。だいたいこれを一日3セットから5セット行いましょう。

また、青グマはコンシーラーなどでカバーすることで目立たなくなるので、あまり気にしないことも大切です。

茶グマ
摩擦による色素沈着で起こる茶グマには、美白ケアが最適です。目の下に小さなシミができ、それが連なってクマのように見える場合もありますし、目をこすったり、かいたりする癖のある人はまぶたの角質が硬く厚くなるので、これらがくすみになってクマのように見えることもあります。

このように、シミやくすみによってできた茶グマはには、メラニンの排出を促し、美白成分配合のアイクリームを使いましょう。茶グマは目の下だけでなく、目の周り全体に起こることが多いので、アイクリームも目の周り全体に塗ることをお勧めします。また、ビタミンC誘導体やカモミラETなどの美白成分配合化粧品も良いでしょう。効果的にビタミンCをお肌に浸透させるには、ビタミンCのイオン導入がさらに効果的です。

アイメイクをした際は専用のリムーバーを使い、肌を擦らずに優しく落としてあげましょう。また、目元のUVケアも忘れずに行いましょう。厚くなった角質にはピーリングなどもおすすめです。

茶グマは青グマと同じくコンシーラーで隠すことができますので、あまり気にしないことも大切です。

黒グマ

乾燥や加齢により自然とお肌のハリや弾力を失うと皮膚がたるみます。この老化現象が原因で、皮膚の一番薄い目元に影響が出たものが黒グマです。目元がたるみ、凹凸ができることで影ができ、黒く見えるこの黒グマには、とにかく保湿ケアとハリと弾力を高めるエイジングケアをすることが大切です。誰にでもできるものなので、とにかく早めにケアしましょう。真皮のコラーゲンを促進し、ハリや弾力を出すにはビタミンCやビタミンAの一種であるレチノール入りのアイクリームがお勧めです。日々のお手入れにレチノール配合の美容液やクリームを追加したり、週1~2回の角質ケアでコラーゲンの産生力をアップさせましょう。

注意点としては、レチノールは刺激が強く、紫外線に当たると効果が弱まるため、夜のみの使用がオススメです。また、クリームを塗る際は、コラーゲンをこれ以上傷つけないためにも肌をなるべく動かさないよう、やさしくクリームを塗りましょう。

特に黒グマは目が大きくはっきりした顔立ちの人に目立ちます。また、むくみ体質の人にも目立つ傾向にあるので、日頃から冷たい飲み物や塩分を控えることも大切です。

残念ながら、この黒グマはコンシーラーでは隠せません。黒グマができたら、とにかく早めにコラーゲンを増やしてハリを出すケアを始めましょう。

クマに効く栄養素について

クマ予防には、赤身のお肉やナッツ類などから摂取できる鉄分やビタミンEがおすすめです。また、既にできてしまったクマやくすみに悩んでいる方は、貧血になっている可能性もありますので、医療機関のアドバイスを受け、サプリメントや内服薬などで鉄分をしっかり補給して改善するようにしましょう。

掲載:2016年8月 更新:2022年10月 情報提供:ワシントン州公認エステティシャン 坂上美豊

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