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第6回 : インフレとデフレ
現在私は東京に住み、2〜3ヶ月に1度の頻度でアメリカを訪れています。アメリカでは Costco を始めとするディスカウント・ストアに行き、ランニング・シューズ、安価な綿の靴下、下着、乾物、缶詰など、日本では高価すぎるか入手できない商品を購入するのですが、生鮮食品や外食の価格同様、昨年は生活必需品の価格が大幅に上昇したことに気づかされました。
政府はインフレについてより積極的に嘘をつき通し続けているようです。インフレの数字については新聞で何度も読み、それを事実として受け止めてきましたが、最近になって、新聞が 『コア・インフレ』 という数字を記載しているのに気づきました。私が覚えている最近の記事でこの数字は1.3%と、「低すぎて危険な数字」とされていました。あなたはどうかわかりませんが、購入したい商品の価格が低い時、私はそれを危険な状況と考えたことはありません。
さて、 『コア・インフレ』 とはどういう意味なのでしょうか?それは、「食費と燃料費を含まない消費者価格」を指しています。しかし、食費と燃料費を除くことには疑問が生じます。なぜなら、私のケースは代表的なものではないかもしれませんが、私にとって住居費(家賃や住宅整備費)の次に大きな支出は食費と燃料費だからです。生活必需品を含めた場合のインフレの数字はどうなのでしょうか?誰もその数字を報じていないようですが、食料品店やレストランなどの食品価格は、2003年に入ってから大幅に上昇しています。
しかし、これは驚くようなことではありません。第2次世界大戦後において、インフレが続くことは一般的です。また、歴史を通して、インフレは政府がその通貨の所有者にサイレント・タックスを課す方法となっているのも事実です。ここ2年の間に、政府は市場に流動性を加えることを決定しました。これは、流通している紙幣の価値を少し下げることになります。報道によってその数字は異なりますが、過去2年間における紙幣の供給は年間約10%増です。驚くことに、これは同時期における金の価格の上昇に非常に近い数字となっています。
金は魔法の投資ではありません。しかし、金は自然の産物であることから、紙幣のように「造る」ことはできないため、その供給は比較的安定しています。従って、歴史的に見ても、紙幣のインフレに影響されないようです。
では、投資家としては何をすれば良いのでしょうか?私が未来に何が起こるか本当に知っていたら、インターネットで無料のアドバイスを行ったりせず、投資をして金持ちになり、リタイアするでしょう。その代わりに、私はここ3〜4年の間に歴史と経済の書籍を読み、未来に起こるかもしれないことを予想しようとしてきました。それに基づいた場合の単純な教訓は、「暴落の後には好景気が来る」ということです。しかも、暴落の規模は非常に大きなものでなければなりません。20年にわたる株価上昇の後、ここ3年にわたって起きている暴落は、非常に小さな規模であるようです。従って、私はこれからさらに大変な時がやってくると見ています。これは悪い知らせでしょうか?いいえ、そうではありません。これは世界の流れであり、忍耐強い人なら利益を得るチャンスとなるはずです。
私の信念を再び繰り返します。現在の状況は、金や不動産、さらには芸術品やコレクター品などのハード・アセットの取引を行うチャンス。現金は、国債を所有するマネー・マーケット・ファンドなどいつでも入手でき、安全な短期であるべきです。
(2004年1月)
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第8回
マイレージを賢く使う
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第7回
老後の計画 - IRAへの投資 -
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第6回
インフレとデフレ
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第5回
金の購入方法
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第4回
反騰相場?
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第3回
マイホーム購入は不動産投資ではない
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第2回
自己資金による、等身大の不動産投資
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第1回
収益不動産物件への投資の優位性
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