ワインとリンゴの町、ワシントン州ウィナチー市へぜひお越しください。無料ビジター・ガイドのお申し込みはこちら!Kohtoku Enterprise
シアトル情報ポータルサイトENGLISH会員登録お問合せサイトマップ
TOP今月の特集生活ガイド読み物プロに聞こう!ホット・トークマリナーズ情報イベントカレンダーシアトル子育てネットワークFindMe!
今日のPICKUPToday's Seattle今日のニュースPhrase of the DayおトクINFO
第5回 : アメリカ滞在中に事故にあった場合の損害賠償請求

毎年、何千人もの日本人が仕事や観光でアメリカを訪れます。不幸にも、その何人かはアメリカにいる間に自分に非のない事故で亡くなったり、後々の生活に支障をきたす傷害を負ったまま日本に帰国することになります。しかし、多くの被害者は、日本に帰国した後でも、アメリカ合衆国法に基づいて損害賠償請求をできるということを認識していません。

被害者の多くは損害賠償請求をせずにアメリカを発ったり、日本に帰国した後で損害賠償請求の権利を逃したりします。しかし、アメリカでは不法行為法の下、他人の不注意で起こった事故によって傷害を負った場合、国籍や居住国、またはアメリカに滞在時のビザの種類にかかわらず、損害賠償請求をすることができるのです。

事故の被害者は、その事故による傷害がなかった場合を想定した額の慰謝料を請求できます。つまり、精神的な苦痛などの主観的な損害に対する賠償も求められるのです。この額は、精神的苦痛を補うためのものなので、傷害を負った人の国籍や居住国は関係ありません。

しかし、居住国や移民資格は、医療費やその他の客観的損害を割り出す際に関係してきます。例えば、東京在住の A さんがシアトル訪問中にシアトル市内の横断歩道を渡ろうとしたところ、トラックを運転していた D さんが A さんを轢いてしまったとします。A さんは重傷を負い、救急車で病院に運ばれ、入院して治療を受けます。数日後に A さんは日本に帰国し、日本で治療を続けますが、完治までには今後あと3回の手術が必要だと言われます。このような場合、A さんはどうしたらよいのでしょうか?

A さんは D さんに損倍賠償を求めることができます。D さんはこの事故が原因で A さんにかかった医療費と将来発生する医療費を支払わなければなりません。将来の医療費は、被害者の住んでいる国、A さんの場合は日本で治療を受けた場合の費用となります。そして、もし A さんがこの事故で負った傷害のせいで日本帰国後にも通院や療養のために仕事を休まなければならなかった場合、失った分の給料も D さんに請求することができます。

つまり、アメリカに滞在している時に他人の不注意で事故にあい、傷害を負ったり亡くなったりした場合、被害者がアメリカ市民もしくはアメリカ在住でなくても、損失を取り戻すことができるのです。当法律事務所では、これまでにも、外国人がアメリカに滞在している際に起こった事故のケースを多数取り扱ってきました。ご質問のある方、また、アメリカ滞在中に事故で被害を受けた人をご存知の方は、ぜひご相談ください。


(2006年7月)

= お断り =
コラムを通して提供している情報は、一般的、及び教育的情報であり、 読者個人に対する解決策や法的アドバイスではありません。読者個人の具体的な状況に関しては、損害事件専門の弁護士にご相談下さい。
コラム
第7回 食中毒:法的権利
第6回 飲酒運転で捕まってしまったら
第5回 アメリカ滞在中に事故にあった場合の損害賠償請求
第4回 家庭内暴力で有罪となった場合の刑法・移民法上の処分、被虐待者の法的保護
第3回 これだけは知っておきたい、ワシントン州の「飲酒運転(DUI)」法
第2回 暴行犯罪と被害者の権利について
第1回 日本人事故被害者と訴訟

Q&A
犯罪を犯した時の米国滞在資格への影響 -万引きで捕まってしまったら?-
ジャングル日誌 | 会社紹介 | コンテンツに関するお問合せ | 技術的なお問合せ
広告掲載について | ご利用上の注意 | 個人情報保護ポリシー

当ホームページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断転載を禁じます。
This site is protected by copyright and trademark laws under U.S. and International law.
© 1998-2008 Junglecity Network, Inc. All rights reserved.