第89回: 移民局申請料金の値上がり
6月9日、移民局が、各種申請料金の値上げの提案をしました。現時点では、この値上げは提案の段階で、実際の値上がりは45日間のパブリック・コメント収集期間を経た後、決定されます。なお、パブリック・コメントとは、一般の意見を聞くことです。今回の値上げの提案に対するパブリック・コメントは、6月11日から7月26日まで受け付けられています。
移民局の運営予算の90パーセントは、申請料金から出ています。移民局によると、2008年・2009年度の申請料金による収入が予想を下回り、2010年度も同様の状況であること、また160万ドルの予算削減の影響もあり、今回の値上げを検討せざるを得ないとのことで、平均すると値上がり率は、10パーセントほどとなっています。
なお、今回の提案の中には、今までなかった種類の申請料金も追加され、また逆に今までの審査状況から申請料金の値下げが提案されているものもいくつかあります。市民権申請に関しては、現状通りの料金となっています。
例えば、
| 申請の種類 |
現在の料金 |
変更後の料金 |
| グリーンカードの更新申請(Form I-90) |
290ドル |
365ドル |
| 家族ベース移民ビザ申請(Form I-130) |
355ドル |
420ドル |
| 雇用ベース移民ビザ申請(Form I-140) |
475ドル |
580ドル |
| 再入国許可申請(Form I-131) |
305ドル |
360ドル |
| アジャストメント(Form I-485) |
930ドル |
985ドル |
| 就労許可証(Form I-765) |
340ドル |
380ドル |
| 非移民就労ビザ申請(Form I-129) |
320ドル |
330ドル |
| グリーンカード条件解除申請(Form I-751) |
465ドル |
505ドル |
| バイオメトリックス(指紋採取) |
80ドル |
85ドル |
| 帰化申請(Form N-400) |
595ドル |
595ドル
(現行のまま) |
| フィアンセ・ビザ申請(Form F-129F) |
455ドル |
340ドル
(値下がり) |
| ステータス変更・延長申請(Form I-539) |
300ドル |
290ドル
(値下がり) |
なお、パブリック・コメントの送付先は、
ウェブサイト www.regulations.gov
ファクス 866-466-5370
郵送
Chief, Regulatory Products Division, U.S. Citizenship and Immigration Services,
Department of Homeland Security
111 Massachusetts Avenue NW, 3rd Floor,
Washington DC 20529
reference DHS Docket No. USCIS-2009-0033
です。受け付けは7月26日までとなります。
(2010年7月)
= お断り =
コラムを通して提供している情報は、一般的、及び教育的情報であり、読者個人に対する解決策や法的アドバイスではありません。 読者個人の具体的な状況に関しては、米国移民法弁護士にご相談下さい。
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