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第2回 : コーヒーとカフェイン


ここシアトルは有名なコーヒー店が軒を並べる、コーヒー産業のメッカです。コーヒー無しでは1日が始まらないという人も多く、歩きながら、または運転をしながら、コーヒーを飲むのは日常茶飯事。では、コーヒーの健康への影響はいったいどうなのでしょうか?

コーヒーには、中枢神経興奮剤として知られるカフェインが含まれていることは、みなさんも既にご存知のことでしょう。体内に摂取されたカフェインは胃腸から吸収され、中枢神経に運ばれ、体のさまざまな部位に影響を及ぼします。

Center for Desease Control や American Medical Associationの調査によると、カフェインは心臓病やガン、骨粗しょう症を引き起こす直接の原因にはなりません。しかし、多量の摂取は脈拍を速めたり、利尿作用や吐き気、手の震え、筋肉の痙攣、不眠と言った変化をもたらします。胃の弱い人がカフェインを摂取しすぎると胃酸過多になり、症状が悪化します。また、血圧も一時的に高くなるので、心臓の弱い人や高血圧の人にもあまりお勧めできません。医師が処方した薬と、悪い相互作用を起こしたりすることもあります。自分がカフェインに敏感かどうかは、こういった副作用がどれだけ現れるかでわかります。自分の適量を考えて摂取するようにしましょう。


カフェイン含有量
レギュラーコーヒー 8oz Brewed 85mg
Instant 75mg
Decafenated 25mg
エスプレッソ 1oz 40mg
紅茶 6oz 40mg
緑茶 6oz 25mg


摂取されたカフェインは体内に蓄積されず、摂取から数時間後に尿となって排出されます。しかし、摂取されたカフェインが約半分に減るまで4〜5時間かかります。

コーヒーを飲みながら運転をしていて交通事故を引き起こしたり、胸や足にコーヒーをこぼして火傷をしたりして、クリニックに来られる方もおられます。くれぐれも場所と適量を考えて、シアトルのコーヒーを楽しんでください。

(2001年2月)
第46回 ホスピス
第45回 緊急避妊薬
第44回 爪の病気
第43回 クラミジア
第42回 がん予防のために
第41回 溶連菌咽頭炎・扁桃腺炎
第40回 予防接種
第39回 臓器・組織の提供
第38回 生活習慣病
第37回 にきび
第36回 口内炎
第35回 中耳炎
第34回 高血圧
第33回 危険な植物
第32回 過敏性腸症候群
第31回 鼻水
第30回 飲酒運転
第29回 睡眠障害
第28回 うつ病
第27回 誤飲事故
第26回 糖尿病
第25回 飛行機の旅
第24回 西ナイル熱
第23回 避妊の知識
第22回 性感染症
第21回 冬のスポーツを安全に行うには
第20回 薬の正しい使い方
第19回 風邪
第18回 じんましん
第17回 尿路感染症
第16回 心臓病予防のための心得
第15回 夏の事故予防と対策
第14回 お薦め常備薬
第13回 便秘と健康
第12回 肥満
第11回 冬の肌の手入れ
第10回 インフルエンザ Influenza
第 9回 前立腺肥大症
第 8回 卵巣ガン Ovarial Cancer
第 7回 睡眠時無呼吸障害
第 6回 睡眠について
第 5回 気管支ぜんそく
第 4回 偏頭痛
第 3回 アレルギーについて
第 2回 コーヒーとカフェイン
第 1回 SAD - Seasonal Affective Disorder
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