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第18回 : じんましん


突然皮膚が赤くなって盛り上がり、かゆくなる 『じんましん』 は、たくさんの人が経験していると思います。数時間から数日に及ぶ皮膚の症状は、慢性になって何日も続くものと、急性で治療なしでもすぐに治るものがあります。原因はアレルギー性のものと非アレルギー性のものとがありますが、多くの場合原因をはっきりとつかむことができません。

一般的に急性じんましんは食物や薬品等に対する体のアレルギー反応で、それらの抗原が体から排出されると症状もおさまります。最近は食物添加物や保存剤に反応するケースも多くなっています。慢性のじんましんでは疲労、睡眠不足、内臓の病気等が原因となったり、発汗や運動によって起きたり、または日光に対して敏感だったり、ゴムや金属等が体に接触しておこる場合というように、原因はさまざまです。学生が試験の前の晩にじんましんになってクリニックへ訪れることもよくあります。一番大切なのはその原因を見つけて除去することですが、原因がはっきりわからない場合も多くあります。

基本的に規則的な生活をして、暴飲暴食・間食・偏食をせずに、睡眠を充分にとることが大切です。食物でじんましんの原因になりやすいものは卵・乳製品・魚・ナッツ類・チョコレート・えび・かに・いちご・食用色素・保存剤、薬品ではペニシリン系・サルファ系・アスピリン系のものです。一度症状が出たらできるだけその原因を避けることが大切です。2度目や3度目には症状がひどくなることもあります。

治療のために一般的に使用される薬は、症状を軽くするために使われます。市販の抗ヒスタミン剤(Benadryl)25mgから50mgを1日に3〜4回服用すると、症状は軽くなりますが、それでも治らない場合は医師に相談して下さい。皮膚の冷却用ローション(Caladrylや Calamine Lotion)を冷蔵庫で冷やして肌につけると、ある程度症状が緩和されます。じんましんの出ている間はシャワーの水をぬる目にして、時間も短く肌をあまりこすらないように。コルセット・ブラジャー・下着のゴム・金属類にも注意して下さい。症状が重かったり、長びいたりする場合は、放っておかず、まず医師(家庭医や内科医)の診断を受けて下さい。

(2002年10月)
第46回 ホスピス
第45回 緊急避妊薬
第44回 爪の病気
第43回 クラミジア
第42回 がん予防のために
第41回 溶連菌咽頭炎・扁桃腺炎
第40回 予防接種
第39回 臓器・組織の提供
第38回 生活習慣病
第37回 にきび
第36回 口内炎
第35回 中耳炎
第34回 高血圧
第33回 危険な植物
第32回 過敏性腸症候群
第31回 鼻水
第30回 飲酒運転
第29回 睡眠障害
第28回 うつ病
第27回 誤飲事故
第26回 糖尿病
第25回 飛行機の旅
第24回 西ナイル熱
第23回 避妊の知識
第22回 性感染症
第21回 冬のスポーツを安全に行うには
第20回 薬の正しい使い方
第19回 風邪
第18回 じんましん
第17回 尿路感染症
第16回 心臓病予防のための心得
第15回 夏の事故予防と対策
第14回 お薦め常備薬
第13回 便秘と健康
第12回 肥満
第11回 冬の肌の手入れ
第10回 インフルエンザ Influenza
第 9回 前立腺肥大症
第 8回 卵巣ガン Ovarial Cancer
第 7回 睡眠時無呼吸障害
第 6回 睡眠について
第 5回 気管支ぜんそく
第 4回 偏頭痛
第 3回 アレルギーについて
第 2回 コーヒーとカフェイン
第 1回 SAD - Seasonal Affective Disorder
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