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第3回 : 基礎固め - その1
ゴルフの基礎とは、「それができればゴルフの5割は終了した」と言われるほど大切な部分です。ツアープロでも、ちょっとおかしいなと思うときはまず基本をチェックすると言います。ではこの機会を利用して、初心者からシングルプレーヤーまで、シーズンが始まる前に再度基本のチェックをしてみましょう。
ゴルフのスイングというものは、我々にとって不自然な動きが多いので、そのためにゴルフを難しく感じることもあります。でも、このアドレス(構え方)においては、私達が持って生まれた身体の作りを大事にしながら構えることがとても大切です。なぜなら、私達は本能的にいつもその自然の位置に戻ろうとするからです。言い換えれば、それが 『違和感を持たずに安心できるポジション』 なのです。ここでは、グリップ、腕、そしてヒップに着目しながら 『個人に合ったアドレス』 について述べていきたいと思います。
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グリップ
鏡の前に立ち、両腕を自然に垂らして、鏡に映った自分の腕と手を見て下さい。「うわーっ」とびっくりされた方もおられるかと思いますが、その手があなたの自然体なのです。親指がほとんど内側に入って見えない人、あるいは親指と人差し指しか見えないで外側を向いている人と、人それぞれによってこの自然体が違います。左手を崩さず、そのまま自分の正面まで持ってきてクラブを握ってください。これが、あなたの左手の自然なグリップです。そして、これに右手で指を中心にして握り、左手親指をカバーしたものがあなたの両手のグリップになります。
グリップの基本的な形
左手のグリップは2つか3つのくるぶしが見え、親指と人差し指とでできる "Vの形" は右首から右肩の間を差す。
右手の親指と人差し指とでできる "Vの形" もそのあたりを差していて、両グリップともどちらかというと手の平ではなく、指で握ったグリップが理想的でしかも効果的。
不自然なグリップで握っていると、スイングの途中で本能的に自然に戻そうとするため、手首をこねる動きが出てきます。ですから、違和感のない自然な正しいグリップを身に付けることは、ゴルフの基本では重要になってきます。個々の手の作りを大切にした自然なグリップと、この一般的によいと言われている基本のアイディアを踏まえて、自分に合ったグリップを見つけてみてください。ただし、上級者ですでに良いプレーをされている方は、今のグリップを続けていくことをお勧めします。
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腕の位置
両足を開き、前傾してアドレスの姿勢を取った後、両腕は自然に肩から垂らしてみてください。これがアドレスでの自然な腕の位置です。この位置にクラブを置いてあげるだけでOKです。一般的に自分の身体とグリップとの距離は、親指を立てた握りこぶし一個分くらいの距離がよいとされています。これを目安にして、皆さんのアドレスでの腕の位置をチェックしてみてください。腕が自分の身体から離れ過ぎても、そしてまた近づきすぎてアドレスしても、結局は自分の自然に両腕を垂らした位置に戻ってこようとします。また、この不自然な腕の位置を取ることによって腕に力が入ってしまい、スムースなスイングの邪魔をすることもあります。それなら最初から自然体にアドレスして、インパクトで同じ自然体の位置にもどってくるシンプルなものが、スイングを簡単そしてスムースにしてくれますので、ベストだと言えますね。
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ヒップの位置
ちょっと上にジャンプしてみてください。着地したときの姿勢が、自分が一番バランスを取れる姿勢です。両足が十分開かれ、膝はちょっと曲がっています。そしてヒップの位置は踵よりも十分後ろに出ています。この位置がゴルフスイングを行なうときに、ぐらつかないバランスの取れたアドレスです。アイデアとしては、壁を背にして立ってアドレスの姿勢を取ったときに、ヒップは壁に着いていますが、両足の踵は壁から十分なスペースがあります。これが、踵、ヒップ共に壁に付いていると、前かがみになり不安定さを感じます。先ほどのバランスの取れた自然な形で、ぐらつくことなくしっかりとスイングを維持しましょう。
さあ、基本の姿勢ができたところで鏡に映してチェックします。その姿勢のまま、両手で素振りをしてみてください。今までと同じですか、あるいはもっと自然な感じがしますか?
(2001年3月)
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第 1回
ゴルフ蘭学事始め
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第 2回
ゴルフって何?
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第 3回
基礎固め 1
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第 4回
基礎固め 2・振り子スイングを学ぼう
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第 5回
基礎固め 3・スイングの軌道
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第 6回
基礎固め 4・下半身の動きはスイングの土台!
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第 7回
基礎固め 5・スイング全体の流れ
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第 8回
ショートゲーム Part 1
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第 9回
ショートゲーム Part 2
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第10回
パッティング
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第11回
効果的な練習 Part 1
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第12回
効果的な練習 Part 2
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