第2回
: ゴルフって何?
皆さん、ゴルフの真髄は一体何でしょうか? 人にはそれぞれゴルフ哲学があると思いますが、私が考えるに、ゴルフの真髄とは、ゴルフコースで何も考えることなく本能のままボールを打ってホールに沈める、その過程を楽しむことだと思います。勿論、それぞれゴルフの経験や能力に違いがありますので、プレーやスコアに差はありますが、段階に応じてエンジョイできればいいのではないでしょうか。
『練習場では、今自分が改善しようとしているポイントについてのメカニックスを練習し、ゴルフコースではメカニックスを忘れてフィーリングでプレーする』
これができたら、本当にゴルフを楽しめますね。ボールを相手に向かって投げるときに、肘の角度が何度で体重を移してなんて考えながら投げている人はいませんよね。本能にまかせてフィーリングでボールを投げると思います。ゴルフも、コースにおいてはまさにこうあるべきなのです。(しかし、実際コースでメカニックスのことを考えているゴルファーのなんと多いこと。これをなんとかできるだけフィーリングでプレーする方向に持っていきたいものです)
それでは、これから皆さんと一緒に、我々のゴールである、 『ゴルフコースでプレーを楽しむ』 ためにはどうすれば良いのかについて、考えていきたいと思います。
ゴルフに必要な要素
ゴルフはスイングだけでないのがわかっていただけましたか?すばらしいゴルファーになるためには、すべてをバランスよく揃えることが必要です。ですから、うれしいことに、今スイングの調子が悪くても、ショートゲームやパッティングでカバーできるのです。また、初級者はスイングメカニックスの占める割合が大きいですが、上手になるにつれてメンタル面など他の要素が増えてきます。
さて、あなたは今どの部分が大きいですか?あるいはこれからどの部分を取り入れていく必要がありますか?この円グラフを使って、自分のゴルフを考え、プランを作ってみてはいかがでしょうか。
それでは、次回から、こういった要素に着目しながら、話を具体的に進めていきたいと思います。
■ ゴルフ豆知識
ゴルフクラブは、ウッドクラブ、アイアンクラブ、パターの3種類に分けられます。
- ウッドクラブは、呼称本来の木製のものに代わり、メタル、カーボン製ヘッドが普及しています。
1番ウッドは通称「ドライバー」と呼ばれ、シャフトは長く、ヘッドは大きく、ロフトは少なく、重量は軽く、最も飛距離が得られるように設計され、2番、3番、4番、5番、6番、7番とすすむにつれて、シャフトは短く、ヘッドは小さく、ロフトは大きく、重量は重くなり、飛距離が減少していくように設計されています。
- アイアンクラブも、シャフトの長さ、ヘッドの大きさ、ロフトの大きさ、重量によって飛距離をコントロールできるように設計され、1番から9番までと、9番よりロフトが大きい
"ウェッジ"(Pitching Wedge、Sand Wedgeなど)があります。
ロフトとは、クラブフェイスの仰角度のこと。
ロフト角度が大きくなると飛球は高く上がる。
クラブの種類と飛距離と飛球軌道の関係
(※ヘッドスピード40m/秒の人の標準的飛距離の例。1ヤードは91cm)
出典: 『ゴルフ指導教本』 小林正義、片山健二著 大修館書店1996
(2001年2月)