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第11回 : 効果的な練習
あなたは週に何回くらい練習をしますか? また上達に結びつく練習を心がけていますか? 仕事を持っていると1週間に1回か2回の練習しかできない方が多いと思いますが、ではその練習を通じて進歩していますか? あまり練習する機会が持てないからこそ、能率よい、しかも効果があがる練習プログラムを実践していきたいものです。 以下に、自分のスイングの改善を目指しながら少しずつでも向上していけるドライビングレンジでの練習法をご紹介します。
■
1時間練習するときの例
10分
ストレッチを十分に行なう。特に寒い日は身体を温めて血液の流れをよくした後に錬習を行なうことが、けがの防止は勿論のこと、身体の各部位を自分の理想のスイングに置くためにも効果的。
10分
サンドウエッジを使って、30、40、50、60、70ヤードの距離を打ち分けるウォーミングアップを行なう。大切なことは、インパクトでの正しいボールコンタクト( ダフりでもなくトップでもない。)と、距離をコントロールすること。
15〜25分
改善したい部分のドリル練習――トップでのオーバースイングを直したい人の例。このプレーヤーの原因は、バックスイングでの下半身の回り過ぎとトップポジションの両腕が正しい位置にないためにオーバースイングを作っていると仮定します。
バックスイングでの右足ドリル
両手を合わせてアドレスの構えから、バックスイングの下半身の動きを行なう。体重が右へ移動しながら左膝が右インサイドに動くが、右足はアドレスのときのまま でしっかりと堪え、右膝は正面を向いている。この動きを何回か繰り返す。鏡を正面 に置くと効果的である。
7番アイアンでティーアップされたボールに構え、2/3のスイングでボールを打つ。打ったボールは気にせずに、下半身の動き、特に右膝が正面を向いていることに 集中する。きっと、以前よりコンパクトな下半身の動きを感じるでしょう!
慣れてきたら同じ感覚で、7番アイアンでティーなしのボールを打つ、さらにフルスイング、そして5番アイアン、ウッドへと移行していく。
トップでのポジションドリル
鏡を右横において、トップでの両腕の位置を確認する。両腕が身体の後ろにいくのではなく胸の前に位置すること、また右の肘が開くのではなく地面を差すのを確認する。さらに、目を閉じてこの位置に数回置くことで、身体の中の感覚を磨く。
7番アイアンを持って、鏡を見ながら同じ動きを行なう。
7番アイアンでティーアップされたボールに構え、2/3のスイングでボールを打つ。打ったボールは気にせずに、トップの正しいポジションだけに集中すること。
10〜20分
いろいろなクラブを使用してのターゲット練習 プリショットルーティーン( ボールを打つまでの一連の決まった動作。 ゴルフの豆知識コーナー参照)を使って、ターゲットとクラブを変えながらボールを打つ。この時は、スイングのメカニックスは一切考えずに、ターゲットのみを意識して自分のフィーリングを大切にしながらショットを行なう。ゴルフコースの各ホールを想定し、1打目をドライバー、2打目を8番アイアンというオーダーで練習するのも実践に促した効果的練習である。
5分
ウェッジを使ってのクールダウンとストレッチ。次の日まで疲れや痛みを残さな いように!
さあ、参考になりましたか?
大事なことは、練習時間のすべてをメカニックス中心にしてしまうと、実際にゴルフコースでプレーするときにスイングできなくなってしまうことが多々あります。なぜって?
何も考えないで本能でプレーすることが、ゴルフの本質なのですからね。ですから、練習場でもコースを想定してフィーリングでプレーする場を作ってあげることが効果を上げてくれます。是非、皆さん独自の練習プログラムを作ってトライしてみてください。 それが、きっと来年度に実を結ぶことに繋がるはずです!
■
ゴルフ豆知識
-プリショットルーティーンについて
プリショットルーティーンとは、「その日の気象状況やボールの置かれている状況、コースの状況、そして打ちたい距離を総合してクラブを選ぶ。その後、ボールの後ろに立ってターゲットを確認し、素振りを行なったあと、ボールの近くに目標を見つけてボールに対してアドレスを取る。ターゲットを再度確認しながらワッグルを数回行ったのち、ショットを打つこと」である。
このプリショットルーティーンは人によって順番やワッグルの回数や時間が違うが、大切なのは、毎回一定のリズムと時間で自分に合ったものを確立することだ。バックからグラブを抜いてからショットを打つまで、20秒前後が目安である。
これを作り上げると、いつも自分の中に入り集中してショットを打つことができるので、まわりの人々や雑音が気にならない。結果としてよいショットを打つことができるのだ。トーナメントプレーヤーは皆自分に合ったプリショットルーティーンを持っているし、これを大切にしている。トーナメント中に他の人がチェックしてみたらいつもより早かったなどどいうとき後で本人に聞いてみると、「焦っていた」などどいう答えが返ってくるし、そのときのショットはほとんどが成功していない。上級者に限らず、ゴルファーは誰でもこのプリショットルーティーンを作り上げることが、自分のプレーに多いに役立つだろう。
(2001年11月)
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第 1回
ゴルフ蘭学事始め
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第 2回
ゴルフって何?
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第 3回
基礎固め 1
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第 4回
基礎固め 2・振り子スイングを学ぼう
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第 5回
基礎固め 3・スイングの軌道
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第 6回
基礎固め 4・下半身の動きはスイングの土台!
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第 7回
基礎固め 5・スイング全体の流れ
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第 8回
ショートゲーム Part 1
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第 9回
ショートゲーム Part 2
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第10回
パッティング
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第11回
効果的な練習 Part 1
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第12回
効果的な練習 Part 2
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