× close
ENJOY SEATTLE! ▼
コーナー一覧
◆旅の基本情報----
準備編
滞在編
◆泊まる----------
ホテル・ガイド
◆買う------------
ショップ・ガイド
◆食べる---------
レストラン・レビュー
レストラン・ガイド
カフェ・ガイド
カフェに行こう!
ティールーム・ガイド
ベーカリー・ガイド
バー&ラウンジ・ガイド
ワイナリー・ガイド
あの食材を英語で
◆遊ぶ・楽しむ--------
エリア・ガイド
観光スポット
観光ツアー・ガイド
アクティビティ・ガイド
クルーズ・ガイド
スパ・リラクゼーション
イベント・カレンダー
映画
シアトルからの小旅行
◆FindMe!---------
FindMe!
掲示板はこちら!▼
カテゴリ・利用規約
Seattle's Favorites
Gourmet
Travel
Buy & Sell
Wanted
Friends
Work & Study
Learning English
Love & Marriage
Family & Kids
Health & Beauty
Sports
Entertainment
Car & Tech
Other Cities
News & Opinion
Let's Talk
General
第11回: 差別訴訟を防ぐ人事対策(5):採用面接 (1)
今回から2回にわたり、雇用者と従業員の双方に役立つ情報を提供することをねらいに、違法とされる質問を中心に採用面接について説明します。特に今回は、女性が聞かれやすい質問に重点を置きます。
■
概要
本題に入る前にこんなエピソードをご紹介しましょう。就職活動中の女性が何回かの面接で、「御主人のお仕事は何ですか?」という質問を受けました。彼女が「トラックの運転手です」と答えると、そのたびに質問をした相手は当惑したような表情になり、ひいては、(彼女いわく)まるでそれが原因であるかのように不採用通知を受け続ける結果となったそうです。
ちなみに、これはアメリカでの実話です。更に驚かれされるのは、この女性は弁護士であり、該当の質問をしたのもまた法律事務所勤務の弁護士であるという事実です。法律の専門家でさえ雇用機会平等法において違法とされる質問を面接中にするというのは、私自身も経験してきましたし、知人の女性弁護士の何人かも異口同論で認めています。中には、「こういう質問は本当は許されないとは分かっているんですが」と前置きした上で、結婚の計画について尋ねられたというケースまであります。
最初のエピソードですが、当の女性が非採用の憂き目にあい続けるのは、必ずしも彼女が運転手の妻だからと断定することはもちろんできません。雇用者側からすれば、「適性に欠けている」「経験が浅い」「ロースクールでの成績が悪い」などといった言い分があるかもしれません。しかし、面接時に配偶者に関する質問をするという行為を行うこと自体は許されるべきではありません。
■
女性が聞かれやすい質問
一般的に日本人の間では、「アメリカは男女平等の国なので、女性だからといって差別を受けることはなく、個人の能力で判断してもらえる」というイメージが浸透しているようです。しかし、理念としては平等論を掲げるアメリカでさえ、女性が一個人としてよりも妻、あるいは母親として見られがちな傾向にあるのは否定できないのが現状です。採用面接においても、女性の方が結婚や出産、仕事と育児の両立、また家庭生活一般に関する質問を受けやすいと言えるでしょう。
差別にあたる質問に関しての基本知識を持つことは、人事担当者のみならず、応募者側にとっても重要です。面接中にいきなり質問を受けて、口ごもったり、うっかり答えてしまい、後で不愉快な思いをしたりしないように、質問を想定してあらかじめ対応を考えておくことをお勧めします。
違法とされる質問の例を挙げておきます。
・結婚していますか?
・同棲していますか?
・お子さんはいますか?
・結婚(あるいは出産)の予定はありますか?
・旧姓は何ですか?
・配偶者の職業は何ですか?
・勤務中に子供を預ける手段はどうするつもりですか?
・お子さんをデイケアに入れることをどう考えますか?
それでは、違法にあたる質問を受けた場合にはどうしたらよいのでしょうか。例として、出産の予定があるか聞かれたと仮定してみて下さい。毅然とした態度で、「その質問は応募職種との直接の関連はありませんから、お答えする必要がないかと思いますが」と、答えるのを拒否するのも1つの選択です。ただし、雇用者と応募者とでは後者の方が立場が弱い場合が大半ですから、違法と知りつつも、それを指摘するだけの勇気には欠けるとおっしゃる方もいるかもしれません。その場合は、個々のおかれた状況に応じて質問をした相手の意図を汲み取るように努め、遠回しで無難な答え方をするという手もあります。「出産の予定があるか」と聞いてくる場合には、面接官は子どもの有無そのものにこだわっているのではなく、「仕事を長く続けるつもりかどうか」を気にかけているという見方が可能です。ですから、その意図を考慮したうえで、次のような答え方をする選択もあります。「そうですね。子どもについて考えないわけではありませんが、とりあえず3〜4年は仕事を優先させることに決めています。」
ただし、違法である質問にどう対処するかは、最終的には個人の判断によるものであることをつけ加えておきます。
(2005年5月)
= お断り =
このコラムはあくまでも一般的な情報を読者に提供するのが目的です。法的トラブルが起こった場合は個々のおかれた具体的な状況によって法律の適用が異なることもあり得ますので、個人的に弁護士に相談されることをお勧めいたします。また、当コラムでは連邦法を中心に説明していますが、雇用関係には州法、更にはローカル法(市や郡の条例など)が関連してくる場合もあります。
■
第17回
セクシャル・ハラスメント
■
第16回
雇用訴訟ケース・スタディ(2)
■
第15回
雇用訴訟ケース・スタディ(1)
■
第14回
差別訴訟を防ぐ人事対策(8):職場でのコミュニケーション
■
第13回
差別訴訟を防ぐ人事対策(7):採用における注意点
■
第12回
差別訴訟を防ぐ人事対策(6):採用面接 (2)
■
第11回
差別訴訟を防ぐ人事対策(5):採用面接 (1)
■
第10回
差別訴訟を防ぐ人事対策(4):履歴書と求人広告
■
第9回
差別訴訟を防ぐ人事対策(3): 人事ファイル
■
第8回
差別訴訟を防ぐ人事対策(2): 雇用ハンドブック
■
第7回
差別訴訟を防ぐ人事対策(1): 中小企業の場合
■
第6回
差別的な効果 "Disparate Impact"
■
第5回
宗教を理由とした差別(2): "Reasonable Accommodation"
■
第4回
宗教を理由とした差別(1): 概要
■
第3回
性差別と「顧客の要望」
■
第2回
言葉の壁がもたらす差別
■
第1回
雇用平等法とその重要性
ジャングル日誌
|
会社紹介
|
コンテンツに関するお問合せ
|
技術的なお問合せ
広告掲載について
|
ご利用上の注意
|
個人情報保護ポリシー
当ホームページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断転載を禁じます。
This site is protected by copyright and trademark laws under U.S. and International law.
© 1998-2008 Junglecity Network, Inc. All rights reserved.