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エドモンズ・コミュニティ・カレッジ Athletics Department プログラム運営ボランティア 瀬川花さん

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2年間にわたりバレーボールをプレーし、2014年の春学期に初優勝。
香港人、セルビア人、そしてアメリカ人3人とチームを作りました(中央が瀬川さん)

瀬川花さん
【学校】 エドモンズ・コミュニティ・カレッジ
【留学開始】 2012年9月
【課外活動の内容】 Athletics Department のプログラム運営、インターナショナル・アシスタント
【公式サイト】 www.edcc.edu/athletics/intramural.html
【将来の目標】 女性と子どものサポートを軸に、住民の健康促進、コミュニティ活性化を実現し、少しずつ活動の輪を広げたい。最終的には一つの国や地域を変えられるくらい、影響力のある人になりたい。

もくじ

留学のきっかけ

高校在学中に語学研修でイギリスの大学に短期留学したことが、「海外の大学という選択もありなんだ」と考えるきっかけとなりました。

また、高校時代にフィリピンのワークキャンプに参加し、学校に行けない子どもたちがたくさんいるという状況を目の当たりにしたことで、「どうにかしたい」と思いました。そこからアジアの途上国開発に興味を持ち始め、高校2年の時にフィリピンの大学への進学を考え始めたのですが、母と話し合った結果、国の状況や語学、将来のことなどを考え、アメリカの大学に進学することに決めました。

それからの高校生活は、日本特有の受験勉強に専念することなく、クラブ活動やボランティア活動に力を入れました。また、東京を本拠地にしている難民支援の学生団体にも所属し、同じ分野に興味を持つ大学生の先輩方に強い刺激を受けました。世界を知りたいと思い、高校在学中に6ヶ国を旅行しました。

Northwest Community College Initiative(NWCCI)留学生のアシスタントとしてシアトル・ツアー。
みんな家族のもとを離れてアメリカへ勉強しに来ています。
ホームシックや、英語の難しさ、カルチャーショック等を本当に分かち合えるのは留学生の友達。
みんなで助け合い、励まし合いながら勉強しています

今は、交換留学や1年留学という形でなく、アメリカの大学に正規入学して本当に良かったと思っています。英語を勉強するのではなく、英語で何かを勉強するということは、日本の大学の何倍も努力が必要だと思います。高校卒業後、18歳で日本と家族と離れ、何度もホームシックになりながらも、この2年間で強くなり、しっかり勉強できた、と胸を張って言えます。いつも応援してくれている家族には、常に感謝の心でいっぱいです。また、本当の友情というものは、国交情勢・宗教・人種に関係なく築けるものだと、ひしひしと感じています。

ボランティアの内容

Intramurals Sports Program で表彰

母と姉がバレーボール選手だったので、幼い頃からバレーボールに親しんできました。私は中学生になってから本格的にバレーボールを始めましたが、純粋に体を動かすことが好きで、アメリカに来てからもバレーボールを続けています。また、学校のクラブ活動で男子に交じってラグビーもプレーするようになりました。そして、栄養学とスポーツ・マネジメントにも興味を持つようになり、2013年の夏に Group Fitness Instructor の資格を取得し、大学の留学生センターでダンス・フィットネス、ヨガ、カーディオ・トレーニング等のクラスを開講しました。

また、大学に通い始めた当初から、校内リーグ Intramurals Sports Program でバレーボールをし、大学2年の時には Athletics Department のプログラム運営をしました。このプログラムでは、インドア・サッカー、バスケットボール、バレーボールの3つをメイン・スポーツとして、学期を通じて試合をするので、プログラマーの主な仕事は20を超えるチームのスケジューリング、SNS管理、マーケティング。学校の新聞にも4度にわたり取り上げられ、この1年で大学内での知名度を高めることができました。

帰国後の予定や計画は?

今年7月に日本に帰国しますが、来年7月からフィリピン大学で Public Health を専攻する予定です。それまでは、アメリカで取得したグループ・フィットネスのライセンスを活かし、インストラクターとして働きながら、スポーツ・マネジメントと栄養学での経験を積む予定です。また、英語を活かし、地方自治体やアジア学院でのボランティア活動にも力を入れたいと思っています。

将来の目標は?

中学時代の将来の夢は、国連または外務省で働いて、世界平和に貢献することでした。でも、高校生の時に自分の目で途上国の現状を見てからは、もっと具体的かつ現実的に、まずは小さなコミュニティから変えていきたいと思っています。特に、女性と子どものサポートを軸に、住民の健康を促進してコミュニティを活性化し、少しずつ活動の輪を広げていきたい。そして、最終的には一つの国や地域を変えられるくらい、影響力のある人になりたいです。

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