古村千鶴子さん(ファイナンシャル・サービス・アソシエート)

古村千鶴子さん(ファイナンシャル・サービス・アソシエート)

日本語教師からファイナンシャル・サービス・アソシエートと、大きな変化を乗り越えて公私共に充実している古村千鶴子さんにお話を伺いました。
※この記事は2006年7月に掲載されたものです。

古村千鶴子(こむら ちずこ)

1990年 高校2年生時にヤキマ市の公立高校編入
1992年 セントラル・ワシントン大学入学・音楽専攻
1996年 セントラル・ワシントン大学卒業、就職
1998年 セントラル・ワシントン大学大学院教育学修士課程入学
2000年 セントラル・ワシントン大学大学院教育学修士号取得
2005年 プルデンシャル・ファイナンシャル入社、現在に至る

家族と一緒に渡米

ご家族で渡米してこられたんですね。

日本で英語教師だった父がアメリカの大学院に行くことになり、私がまだ高校2年生だった時に、家族でワシントン州のヤキマ市に移って来ました。シアトルはどこか横浜を思い出させるところがありますが、ワシントン州の東部にあるヤキマはとても乾燥した砂漠のような田舎。とてもショックでした(笑)。それから高校を卒業し、ワシントン州のエレンズバーグにあるセントラル・ワシントン大学へ。町が小さく、遊ぶところはありませんので、勉強するにはとてもいいところだったと思います。練習室にこもって第1楽器のピアノと第2楽器のパーカッションを練習する日々を送り、とても充実していました。

大学院に戻ることになったきっかけを教えてください。

当時の専攻は音楽だったので、卒業後は楽器・楽譜店で働きましたが、それでは満足感を得られなかったのです。そして、音楽の教師になることを思い立って、大学院の教育学修士課程に入学しましたが、父がこちらでは日本語を教えていた影響からか、私も日本語を教えたいと思うようになりました。そして日本語教師となって、5年にわたり、ケントにあるケントウッド高校で教えていたんです。

ファイナンシャル・サービスに転職

ファイナンシャル・サービス・アソシエートになろうと思ったのは、なぜですか。

教師として日本の文化を生徒に伝えることや、日本語を習いたいという子供たちを教えることは好きでした。でも、私のパートナーの曽祖父が老後に窮屈な生活をしている様子や、私の両親が老後の生活のためにきっちりと予算を組もうと苦労している様子を見るにつけ、「私はもっと早くからきちんと計画をたてたい」と思い、リタイアメント・プランや投資などに興味を持つようになって勉強し始めたのです。しばらく勉強するうちに、自分で学ぶなら、同時に他の人も助けられるのではないか、それならファイナンシャル・プランニングを仕事としてやってみるのがいいのではという考えに行き着きました。周りの人の中には老後の心配をする人が多く、また、そんな人たちから頼られたりして、「じゃあ、やってみよう」と。その人たちも今は私のクライアントです。

ファイナンシャル・サービス・アソシエートとして働き始めるまでの経緯を教えてください。

最初はファイナンシャル・サービス・アソシエートとしての資格など持っていませんでしたので、いろいろ調べながら、同時にファイナンシャル・サービス・アソシエートとしてのポジションを探してみたところ、エントリー・レベルの人材を募集していたのが、現在の勤務先であるプルデンシャルだったのです。レジュメを送ってしばらくすると、面接の通知がありました。それから少なくとも3回は面接に来たでしょうか。面接官の上司にも面接しましたし、また、試験も3回ほど受けました。全体で2ヶ月ほどかかったと思います。このような職業ですから、厳しい選考過程を設けるのは大事ですよね。採用が決定した後、実際の仕事を始めるために書類の手続きをしている間、仕事を始めてからジャンプスタートするのに良いと聞きましたので、生命保険のコンサルティングをする資格は取得しておきました。投資を扱うために必要なセキュリティの資格は、仕事を始めてから取得しました。

現在のお仕事の内容を教えてください。

20代からシニアの方まで幅広い年齢層のお客様がおられます。リタイアメント・プランは若いうちからやっておいた方が良いですが、いつから始めても遅くありません。リタイアする間際に始めても、何もしないよりは良い結果が生まれると思います。初めてのお客様にお会いする時は、今の時点での心配事と希望をじっくりと伺います。その後のミーティングでは、現在のファイナンスを見直し、欠けているところやうまくいっているところなどの分析、問題の解決法や希望を実現をするためのステップの説明、そしてそこからもう少し踏み込んでファイナンス面でバランスの取れたプランをご提供できるようにします。家を建てるのと同じで、基礎が崩れるとその他の部分も崩れてしまいますから、まず基礎をしっかりさせなければなりません。また、お客様には1年に1度お会いして、ファイナンスのチェックアップをすることになっています。1年というのは長いようで短く、新しい家を買った、子供が生まれた、仕事を変えたなど、かなりたくさんの変化が起こるんですよね。ですから定期的な見直しは最も大事なことです。

新しく経験していることでは、どのようなことがありますか。

学校で教えていると、この時間からこの時間まではここにいなくてはならない、というように、場所にも時間にも縛られましたが、現在の仕事は時間がフレキシブルです。アポも自分で取り、自分で自分のスケジュールを作っていきますので、当初はそれがとても新鮮でした。でもそれは逆に言うと、「自分で動かなくては何も生まれない」ということですね。アポを取るのは簡単ではありません。みなさんが多忙な生活を送られていますので、電話をかけてもつかまらないことは多いですし、こちらの都合の良い時間が先方の都合の良い時間ではありません。見知らぬ人に仕事で電話をかけるのはまだ得意ではありませんが(笑)、ここでは自分から動かないと事が進みませんので、がんばってやっています。また、教師だった時は、私1人で多数の生徒を教えていましたので、自分がみんなに公平にしてあげたくても手の届かないところがあり、もどかしい思いをしていました。どちらが良いとか好きとかいうことではありませんが、今の仕事のように1対1、または1対2ぐらいの小さな枠でおつきあいできることが自分にはあっているようです。お客様とのつながりを感じ、充実感があるのです。

これからの抱負を教えてください。

この仕事を始めて最も大変だと思うことは、私を知ってもらうこと。みなさんに私という人間を知ってもらわないと信用していただけませんし、私を頼っていただくこともできません。ですから、これからは私をいろいろな人に知ってもらい、ネットワークをして行きたいと考えています。ファイナンシャル・サービス・アソシエートという仕事の概念は、「今までクライアントが築いてきた資産を守りながらそれを増やすお手伝いをする」ということ。今後さらに多くの方々のお手伝いができれば嬉しいです。歯医者や目医者などに定期的に行くように、ファイナンスの見直しも生活の大事な一部。もしそういうことをまだしたことがないという方は、ぜひともその見直しをプロフェッショナルと一緒にされることをおすすめします。

掲載:2006年7月

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