国立アレルギー感染病研究所、ピーナツアレルギー予防に新たな指針

2017年1月6日(金)

米国立保健研究所(National Institute of Health: NIH)の傘下にある国立アレルギー感染病研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases:NIAID)が5日、ピーナツアレルギーを予防するには、生後4~6カ月でピーナツを含む食品を食べさせた方がよいとする指針を発表した。

NIAID は、この新たな指針で、深刻な皮膚炎(eczema)か卵アレルギー(egg allergy)、またはその両方がある乳児には、医療機関に相談してから、ピーナツ成分を含む食品を早ければ生後4~6カ月までに与えるよう勧めている。軽い皮膚炎のある乳児には生後6カ月ごろから、特にアレルギーのない乳児には自由に与えてよいとしているが、すべての場合において、ピーナツを含む食品を食べさせ始める前に他の離乳食を食べさせるよう勧めている。

NIAID がスポンサーして行われた乳児600人以上を対象にした調査 『Learning Early About Peanut Allergy』 で、5歳まで定期的にピーナツを食べて育った場合、アレルギーを発症する可能性が81%低くなったとの研究結果が出された。

米国小児科学会(American Academy of Pediatrics)は、17年前に出した勧告で3歳までピーナツを避けるよう勧めていたが、2008年に撤回し、早い段階でピーナツを子供に与えても良いとする指針を出しており、今回の NIAID による指針に従うよう勧め、子供にピーナツ食品を与える際は医師に相談し、喉に詰まらせないよう注意するようにとしている。

2010年に実施された調査では、米国の子供の約2%にピーナツアレルギーがあり、1999年に考えられていた割合の4倍以上であることが明らかになっていた。

キーワード:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

※コメントは承認制です。公開までに時間がかかることがあります。
※弊社へのご連絡にはお問い合わせフォームをご利用ください。コメント欄はご使用になれません。
※内容によって掲載をお断りする場合もありますので、あらかじめご了承ください。

「シアトルの注目ニュース & 話題」の新着コメント

このカテゴリーのコメントはありません。