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マイクロソフトのお膝元、レドモンド市(Redmond)

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レドモンド・タウン・センター

シアトルから東へ車で約15マイル(約24km)のところにあるレドモンドは、マイクロソフト社の本社がある場所として世界的に有名な町。緑が豊かな新興住宅地として開発が進んでいます。

レドモンドの中心は、オープンエアのショッピングモール、レドモンド・タウン・センター。長らく閉鎖されていたゴルフ場跡地に1997年に完成したこのモールは、カリフォルニアのモールを模倣して造られたことから、すべての店舗が歩道に面し、一つの町のようになっています。

毎年夏に行われるファーマーズ・マーケットも人気があります。

レドモンドの歴史

マイクロソフトのキャンパス

Historylink.org によると、レドモンドに最初の白人の入植者ルーク・マックレドモンド氏とウォレン・ペリゴ氏がやってきたのは1871年ごろのこと。肥沃な土地と豊かな水にがあることから、マックレドモンド氏はサマミッシュ・リバー周辺、そしてペリゴ氏はその東側に住居を構えました。ペリゴ氏はこの地域を通過する旅行者が意外に多いということに目をつけ、故郷のマサチューセッツ州にあるメルローズにちなんで自宅をメルローズ・ハウスと名づけて宿泊所を開業します。後には貿易会社を起業し、ビジネスマンとして成功を収めました。

その後、マックレドモンド氏の村の開発への貢献を称え、同氏が郵便局長に就任した1882年、村の名前が正式にレドモンド(Redmond)に決定しました。

肥沃な土地とレイク・サマミッシュは狩猟や漁業に最適で、さらに、カークランドからシアトルへのフェリーも就航し、1889年には鉄道が開通。1887年に最初の学校が建設され、材木場などが広がる風景が見られるようになりました。

1920年代の大不況には多大な影響を受けましたが、当時、クリスマスのデコレーションを買うための寄付金集めから始まったレドモンド・バイク・ダービーはアメリカでは最も古い自転車レースとして、現在でも行われています。

1963年にレイク・ワシントンにエバーグリーン・ポイント浮橋が完成したことで、シアトルとの行き来がより簡単になりました。1985年にはビル・ゲイツとポール・アレンが設立したマイクロソフト社がにキャンパスを建設し、その後のマイクロソフト社の発展と、テクノロジー企業の集中により、人口が増加して渋滞が悪化しています。このため、2023年に開通が予定されているシアトルからレドモンドまでのライトレール『East Link Extension』 に期待が集まっています。

レドモンド市 公式サイト
www.redmond.gov



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