このコーナーでは、シアトル・マリナーズやメジャーリーグ野球について皆さんが知りたいと思う一般的な質問におこたえしています。

マリナーズが90年代後半にテレビで流していたコマーシャルで、選手が飛行機での移動時間をどのように過ごしているかというバージョンがありました。マリナーズは飛行機での移動距離がMLBでも1、2を争うチームと聞きましたが、いつもどのように移動しているのですか?

昨年のマリナーズは、メジャー30球団中で最も長い距離を移動しました。その飛行距離は約5万1,000マイル(約8万2,000km)にもなります。マリナーズの場合、シアトルから一番近いメジャーリーグ都市はオークランドですが、そこまで680マイル(約
1,094km)もあります。それに比べ、ニューヨーク・ヤンキースは、一番近いメジャーリーグ都市はボストンで、たったの190マイル(306km)しかありません。ちなみに、シアトルから一番遠いメジャーリーグ都市はフロリダ州タンパで、2,529マイル(4,069km)、フライト時間にして約6時間となっています。札幌から沖縄までが片道1,387マイル(2,233km)ですから、マリナーズは1シーズンで札幌−沖縄間を約18回往復することになります。なお、2004年シーズンは、6月にあるインターリーグがナ・リーグ中部地区と戦う日程で、その都市間の飛行距離は短くなりますから、総飛行距離は約4万8,000マイルの予定となっています。
マリナーズの遠征移動は、すべてチャーター機での移動です。離着陸はボーイング・フィールドから行われ、シアトル国際空港は利用しません。球場からバスに乗れば、バスがタラップに横付けしてくれます。監督・コーチ・選手・トレーナー・フロントの総勢約50名が乗りますが、各座席はファースト・クラス席の大きさで、ビデオやDVDも見ることができ、サテライトでテレビの生放送を見ることもできます。また、食事も出るので快適です。遠征都市でも、バスがタラップに横付けし、ホテルまで連れて行ってくれます。チャーター飛行機はシーホークスとポートランド・トレイル・ブレーザーズが使用している飛行機を、野球シーズン中だけお借りしています。
(2004年1月)
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