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数字で見る、アメリカの感謝祭

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毎年11月の第4木曜日に祝う感謝祭(Thanksgiving)。自然の恵みやさまざまなことに感謝する日です。そんな感謝祭を数字で見てみました!

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七面鳥の生産量

USDA(農務省)によると、2021年の2億1650万羽。2017年以降だけでも生産量が減少の一途をたどっています。

生産量が多い州は、ミネソタ州、ノースカロライナ州、アーカンソー州、インディアナ州、ミズーリ州、バージニア州、アイオワ州、ペンシルバニア州となっています。

七面鳥の消費量

USDA(農務省)によると、2022年の七面鳥の消費量は48.6億ポンド(約243万トン)で、一人当たり14.6ポンド(約6.6kg)でした。(2022年11月推定値)

七面鳥のひき肉は栄養価が高くて低脂肪なので、牛のひき肉の代替品として人気が高まっていると言われていますが、それでも消費量は減少の一途をたどっています。

七面鳥の価格

七面鳥の生産量は減少の一途ですが、価格は上昇し続けています。2022年の平均価格は1ポンドあたり1.55ドルでした。(2022年推定値)

感謝祭の食事のカロリー

感謝祭はついつい食べ過ぎてしまいますね。USA Today は、「典型的なアメリカ人は感謝祭の食事で約3000カロリーと150グラムの脂肪を摂取する」というカロリー・コントロール協議会の記事を紹介しています。

この記事によると、約100キロカロリーを消費するには約10分の運動が必要であることから、パンプキンパイ1切れなら1マイルあたり10分のペースで30分のジョギング、3000カロリーなら約5時間の運動が必要になります。

大統領が七面鳥に恩赦を与える儀式が “正式な伝統” となった

©Purdue University photo/Tom Campbell

大統領が2羽の七面鳥に恩赦を与える儀式 『National Thanksgiving Turkey Presentation』 がホワイトハウスで行われます。この儀式の始まりは1940年代にさかのぼりますが、正式な伝統となったのは、1989年にジョージ・H・W・ブッシュ大統領(父)が七面鳥に儀式的な「恩赦」を与えてからだそう。

2021年にバイデン大統領に恩赦を与えられた七面鳥は、インディアナ州ラファイエットにあるパデュー大学の農学部に送られました。

空港の保安検査を通過した人の数

感謝祭の前日は、全米の空港が混雑する日です。TSA(運輸保安庁)によると、2022年の感謝祭の前日にあたる11月23日に全米の空港で保安検査を通過した人の数は2,455,142人で、当時は「パンデミック以来最多」と発表されました。

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