リトミックを始めとする幼児向けの音楽教育は、日米問わず大人気。日本語を使って童謡やリズム遊びに親しめる、2、3歳児の親子を対象とした「うたとリズムの教室」が、シアトル市内のクイーン・アンで10月からスタートしました。指導するのは、武蔵野音楽大学を卒業し、シアトルに来てからはエコーコーラスで指揮者を務めるほか、遊学舎などの保育所で音楽の時間を担当してきたキルシュ絵梨子さん。毎週火・水・金曜の午前10時半から1時間、打楽器やお手玉、ボール、ハンカチなどを使って手遊び、指遊びをしながら、日本語独特のリズムやわらべうたを自然と覚えられます。短時間ながら、キーボードを弾いたり楽譜を習ったりするソルフェージュの要素も。子供が幼いうちは予定を組みにくいものですが、1回から受講でき、行きたい日だけ通えるので、プレイグループのように気軽に参加できるのも魅力です。無料体験クラスも実施中。場所や受講料などの詳細は eriko@kirsch.org まで直接お問い合わせください。
取材・文：ハントシンガー典子
掲載： 2014年1月7日
