STEM がますます進化?アメリカの教育業界のトレンドを探る!

STEM

次世代を担う人材育成に不可欠とアメリカ政府主導で数年前から推進されてきた STEM。科学、技術、工学、数学(Science, Technology, Engineering and Math)に重点を置いた教育という意味ですが、2016年秋に新校舎となったシアトルのアーバーハイツ小学校が E-STEM と呼ばれる「環境に配慮した(Environmental)」STEM プログラムを実施するなど、公立校で STEM に特化したオプション・スクールを充実させるところが増えています。

また、最近は芸術、デザインなどクリエイティブな分野(Art)の A を足して、STEAM と呼ぶプログラムも導入され始めています。育児情報誌 『Parents』 では2017年1月の最新号で親子で楽しめる STEAM 工作を紹介。また、1月31日に新館で再オープンするベルビュー市のキッズクエストではアート教室を新設し、窯を使う「Play with Clay」など STEAM プログラムが充実する予定です。

さらに、ロボット工学(Robotics)に焦点をあて、その R を取り入れた STREAM 教育も本格化しており、レゴなどでロボット設計を行う学校が増えています。身近な例では、ベルビュー・チルドレンズ・アカデミーとその姉妹校・プレパラトリー・スクールが西海岸初のレゴ・エデュケーション・モデル校となり、中高部は Microsoft Showcase School 認定も受けています。

アメリカ全体では、個別学習(Personalized Learning)がキーワード。オンライン学習や最新技術を駆使した STEM 教育に終わらず、幅広い学びを得るには子どもたちそれぞれの興味に合わせたプロジェクトを組み込んだ個別カリキュラムが効果的とされ、異なる年齢の子どもたちを少人数制で教える小規模スクール(Micro School)が全米各地で続々と開校しています。シアトルでも開校の動きが出てきており、今後が期待されます。

掲載: 2017年1月 取材・文: ハントシンガー典子

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