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シアトル地域の親子水泳教室『Waterbabies』 赤ちゃんクラス体験談

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Waterbabies

『ウォーターベイビーズ』は、"Playing is learning and learning is play"(遊びは学び、学びは遊び)をモットーに、生後4ヶ月の赤ちゃんから12歳までを対象とした水泳クラスを1997年から提供している水泳教室です。ここでは、歩き始める前の赤ちゃんとのクラスの体験談をお届けします。

赤ちゃんクラスの特徴は?

Waterbabies

『ウォーターベイビーズ』 は、クォーターを通して同じインストラクターが教えてくれるので、継続した指導を受けられるのがポイントです。また、1クラスの人数は最高で親子8組と決まっているので、個別に見てもらえることに安心感を覚えました。

クォーターが終了する1週間前にはインストラクターから「もう少し水に慣れる必要があるので、次のクォーターは同じレベルのクラスをもう一度取りましょう」「もうこのレベルは習得したので、次のクォーターは次のレベルのクラスに行きましょう」といったアドバイスがメールされてくるので、質問があれば最後のクラス開催日にインストラクターと顔を合わせて話すことができるよう配慮されています。

赤ちゃん一人につき大人一人が同伴する必要があるので、双子の場合は両親と双子で参加する必要があります。

「週末のクラスなら、僕も参加できる」と、初回に参加した男性が嬉しそうにお子さんと遊んでいました。

チャレンジ1:水に勝手に入らないよう教える

まず、水に勝手に入らないよう教えることからスタートします。

どのように教えるかというと、プールサイドに赤ちゃんを座らせ(一人でじっとバランスを取ってすわれないので、インストラクターが赤ちゃんを支える)、先にプールに入った親は赤ちゃんと向かい合って立ち、赤ちゃんの名前を呼び、"Stay. Listen. Wait." と言いながら簡単な手話(その場で教えてくれる)をします。

それから赤ちゃんに背中を向けて数歩離れ、また赤ちゃんの方を向いて戻り、赤ちゃんがおとなしく待っているなら、"Time to come in." と言って、赤ちゃんをプールに入れます。赤ちゃんによっては不安で泣き出す子もいるので、これは大きなチャレンジです。

チャレンジ2:背中を下にして水に浮く

次のチャレンジは、背中を下にして水に浮くこと。生後4ヶ月ぐらいの赤ちゃんなら、頭の下を持つだけで自然に水に浮くことができる場合が多いですが、赤ちゃんによっては寝返りを始める生後5ヶ月前後を過ぎると背中で浮くことを嫌がる場合があるそう。

なので、このクラスでは背中を水につけて浮く方法を繰り返し教え、赤ちゃんそれぞれにあったスタイル(赤ちゃんの頭を親の胸に乗せるなど)を個別に指導してもらいます。

これができるようになると、『Twinkle, Twinkle, Little Star』 などの歌にあわせて、親が子供を水に浮かせたまま、ぐるぐると円になって歩くといったエクササイズができるようになります。

チャレンジ3:頭や顔に水がかける

頭や顔に水がかかっても落ち着いていられるよう、じょうろやスポンジで水を額にかける練習が繰り返されます。

チャレンジ4:頭全体を水につける

赤ちゃんの鼻と上唇に親がフッと息を吹きかけると、幼い赤ちゃんは反射でハッと息を吸い込むようになっているので(生後9ヶ月ぐらいでこれはなくなる場合が多い)、そのタイミングを使って、頭全体を水につけるというエクササイズを行います。

このエクササイズは、インストラクターの指導の下、1回のクラスで2~3回行われます。最初は赤ちゃんを引き上げるタイミングが早すぎたり、角度が直角すぎたりなどするので、すぐに習得できる人は稀。しかし、これができるようになると赤ちゃんが水に入るのが断然楽しくなるので、続けることが大切と教えられました。

Waterbabies

Waterbabies Aquatic Program
ウォーターベイビーズ・アクアティック・プログラム

【公式サイト】 www.waterbabiesusa.com

更新:2022年6月

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