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ワシントン州は2001年に女性が公共の場で授乳する権利を保護し、授乳や母乳を搾る行為は公然わいせつ罪にあたらないとする法律を施行しました。また、母乳で子育てをする母親が仕事に復帰することをサポートすることを推奨しています。機能的でおしゃれな授乳服を利用すれば、授乳が楽になること請け合いです。
しかし、公共の場での授乳は、全米で賛否両論のままであるのが事実です。2003年に疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)が行った、公共の場で授乳する母親に対する意識調査では、3,976人の回答者のうち48%が「不愉快」、30%が「不愉快でない」、残る22%は「わからない」と答えています。2006年6月にはロード・アイランドのショッピング・モールでナーシング・タンク(授乳服のタンクトップ版)を着て生後4ヶ月の乳児に授乳させていた母親が警備員にトイレに移動するよう求められています(ロード・アイランドでは1998年から公共の場での授乳が認められています)。また、2006年10月にはフリーダム航空の機内で生後22ヶ月の乳児に授乳していた母親がカバーを使うことを拒否したため、飛行機を降ろされました。このように、授乳服を着て授乳していても苦情の対象になることがあり、ましてや「どこでも好きなやり方で授乳する権利」を主張するあまり、授乳服も着ず、普通の服をまくりあげて乳房や腹部などを出して授乳することは、思慮分別に欠ける行為と見なされる可能性が大きいでしょう。公共の場での授乳に反対する中には、「授乳は母親と子供の間のパーソナルなことなので、他人のいないところで授乳するべき」「公共の場で堂々と乳房を見せるべきではない」といった意見もあります。また、母乳育児をサポートする活動家(英語では、"lactivist" という造語で呼ばれる)らが母乳育児を強く主張することによって、母乳で育てられない・育てない母親を "悪い母親" と定義されがちになるという指摘もあります。
母乳育児に関しては、母乳育児支援団体ラ・リーチェ・リーグの日本人グループに問い合わせてみましょう。
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