第18回 ベビーシッターの話

アメリカ人の夫と息子、娘に囲まれてシアトル郊外に暮らす、平和を愛するナニワっ娘。嵐のような毎日は『フォークソング風子育て』をモットー(?)に乗り切っています。好きなものは食・音楽・映画。苦手なものは飛行機と運動。

アメリカ人の夫婦は、「自分たちの時間」をとても大事にします。たまに子供がないがしろ~なんて思うことも多いのですが、とにかく子供を預けて2人で普通にデートをしたりします。日本ではそんなことめったにないですよね。実家の近くに住んでいれば親に預けて出かけられることもあるかもしれませんが、赤の他人に子供を預けて出かけたことのあるお父さん、お母さんはどれくらいいるでしょう?

私も幸か不幸か(な~んて・・・)、義母の家からは車で5分。たまに子供たちの面倒を見てくれるので、私は髪を切りに行ったり病院にいったりということができます。それに家の近所の中・高・大学生のお姉ちゃんたちも、頼めばベビーシッターのバイトをしてくれます。時給5ドルから10ドルくらいで(年齢によって変えている)、2時間ほど公園に連れて行ってくれたりするだけで私もとても助かるし、息子もやさしいお姉ちゃんと遊べて大喜びです。コツは、近所の女の子たちの親と仲良くなって、「ところでお宅の娘さんベビーシッターしない?」と持ちかけてみること。私はこれで3人ほどキープしてあります!ちゃんと親御さんにも挨拶に行って、何度か子供と遊んでもらってから決めました。こちらでは中学生くらいの女の子がベビーシッターのアルバイトをすることはよくあることで、そのためにコミュニティで「中学生向けベビーシッター養成講座」ならぬものも行われています。

私は息子のハイエナジーについていけないので、子供の遊び相手をいつも探しています。ベビーシッターだけでなく、近所の同い年の子をたまに(両親が共働きなのであまり家にはいない)うちで見てあげたり、うちの息子が向こうに遊びに行ったりもします。トランシーバーを子供に持たせて、どうしているかたまにチェックしたり、「もう帰っておいで~」と呼んだりしています。その間にほっとお茶を一杯飲んだり、一度もひっくり返されずに洗濯物をたたんだりするのです。

日本では子供を預けて出かけるということは、自分の母親にでもない限りあまりないようですね。ましてや知らない人なんて頼みにくいし、そういう習慣もありませんね。私なんかは特にすぐ「疲れた~」と弱音を吐く方なので、週に1度の数時間でも、子供から手を離させてもらうと、とてもリフレッシュになっていいのです。子供が幼稚園に行き始めるまでは自分の自由な時間すらないし、夫婦で出かけるなんてそれこそ何年もしていない・・・って方も多いのでは?パパ・ママから少し休憩して、男・女として出かけてみれば気晴らしになって、明日からの育児のイライラが減り、子供や夫にもやさしくなれるかも?

掲載:2004年8月

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