昔ながらのアルバムが過去のものになりつつある一方で、ここアメリカでとても人気があるのが「スクラップブッキング」。私が知っている日本人・アメリカ人の子持ちの女性の実に半分以上がやっている。ただ写真を並べるだけのアルバムとは違い、思い思いのデコレーションをつけてかわいく美しくアルバムを作り上げて行くものだ。スクラップブッキング用のさまざまな紙や飾りや道具、スタンプなどは、大型クラフト・ショップ(Michael's や Jo Ann など)や専門店(Paper Zone など)、個人経営の店のほか、一般のデパートメント・ストアにも売られている。これらの飾りは見るだけでも楽しく、美的センスにちょっと自信がなくても飾りをつけるだけでそれなりにかわいく見せることも可能なのだ。しかし、上級者になると、さまざまな道具を使いこなして実にすばらしい芸術作品に仕上げる。
子供が寝た後の静かなひと時に、スクラップブッキングに熱中するというママ友達もいる。趣味を楽しみながら子供の写真の整理もできて一石二鳥だ。また、趣味からビジネスに幅を広げる専業ママ、いわゆる "SAHM(Stay at Home Moms)" も多い。忙しい人のためのスクラップブッキング代行や、スクラップ用の飾りの製造販売、また、上述のパーティ形式ビジネスのコンサルタントなど、母親業とビジネスを両立させるのだ。