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第18回
: お行儀
先日、ママ友達との集まりで、お行儀のことが話題になりました。「日本の子はお行儀がいい!」と。「ちょっとここで待ってなさいよ〜」と言われると待っていられるし、どたばたと走り回ったりもしない。もちろん個人差はあるにしろ、私もそのとおり!と思ってしまう出来事が、たびたびあるのです。
日本人だと、とりあえず他人の家にお邪魔させてもらう時は、「お行儀よくしなさいよ!」が合言葉ですよね。脱いだ靴はきちんと揃えなさい、挨拶はきちんと、も当然です。それがアメリカに住んでいると、感じられないのです。靴は脱がない、脱いでもポイッと散らかしっぱなし、大人の存在は無視してドタバタ上がりこんでいく感じ。
子供の頃は、友達の家にお邪魔して、喉が渇いても、「お水がほしい!」なんて自分からは何となく言えませんでしたよね。そんな記憶ありませんか?幼い時から「遠慮」を叩き込まれていたんだと思います。でもアメリカの教育は、自分の意見をはっきりと伝えよう、なんでしょうね。喉が渇いたらきちんと教えてくれます。いえ、教えてくれれば、それが一番いいんです。きちんとこちらでお水なりジュースなり、用意してあげます。でも、こちらではそれも違うんですよね。勝手に冷蔵庫を開けて、「コーラないの?」ですから・・・。
それが、幼い子供ならまだしも、小学生あたりが一番たちが悪い。遠慮という言葉は英語にはないんだろうなと思います。勝手に家に入ってくる近所の子もいれば、「今日、ここでディナー食べてもいい?」と、天真爛漫に(?)聞いてきます。とりあえず私は、他人の家に勝手に上がりこんでは当然いけないし、呼ばれても大人がいることを確認して挨拶して、もちろん勝手に冷蔵庫や食べ物をさわってはいけない、と教えています。これって、当然のことではないんでしょうか?
大人になってからでも、アメリカでは、友達の家に行った時などは、親しければ勝手にお水をもらったりしますよね。相手にさせるのはかえって悪いということで。それも確かに理にかなっていますし、自分でしてもいい環境にあればそれでもいいのでしょうが、私としてはやはり、幼い子供が他人の家に土足で踏み入れるのはやはり感心できないのです。日本流のしつけで、お行儀よくできる子供に育てられればと思うこの頃です。
(2005年7月)
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