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※試写会・映画鑑賞レポートはこちら

2007年10月27日(土) 『Japan Envisions the West』 日本語ギャラリー・ツアー

シアトル美術館で開催中の国際展覧会 『Japan Envisions the West - 日本が夢見る西洋 -』 を企画から練り上げて実現させた東洋美術部長、白原由起子さんにガイドをお願いし、ギャラリー・ツアーを開催しました。同展覧会では英語と日本語の解説が入ったオーディオで美術品の詳細を聞くことができますが、このような国際展覧会の開催に必要な仕事、運営形態が異なる美術館の予算の組み方の違い、そして白原さんご自身の体験などの貴重なお話を聞けるのは、特別なギャラリー・ツアーならではですね。写真は、白原さんの説明を聞きながら、『大日本国大絵図』(1712)を見る参加者のみなさん。白原さんは本当にお話がお上手で、あっという間に1時間半が経過してしまい、参加者からは「もう終わりなの?」「もっと聞いていたい」という声が聞かれました。この展覧会の詳細は、特集記事でご覧ください。(た)

SAM ギャラリー・ツアー
2007年10月25日(木) ミュージカル 『Into the Woods』
Japan Envisions the West

ミュージカル界の巨匠、スティーブン・ソンドハイムが1987年にプロデュースした作品 『Into the Woods』 を観てきました!誰でも知っているおとぎ話 『シンデレラ』『ラプンツェル』『赤ずきんちゃん』『ジャックと豆の木』 の登場人物たちが、それぞれの願いを叶えようとして複雑に入り乱れ、どんどん予想外の展開になっていきます。子供向けのおとぎ話ではシンデレラと結婚する模範的ないい人だったプリンス・チャーミングが浮気をしたり(それもキスをしながら森の中をごろごろ転がったり・・・)、かわいいはずの赤ずきんちゃんが自己主張の強い子供だったりと、登場人物に人間臭さがにじみ出て、2005年に公開されたアニメ 『Hoodwinked!』 を少し思い出させるところも。"Aren't we going to be happily ever after?" という台詞が何度か出てきますが、さてどうなるかは最後まで見てのお楽しみ。

なお、全長3時間の長丁場なので、中だるみしてしまう感も否めません(第1幕だけで1時間30分、20分の休憩を挟んで第2幕は1時間10分)。また、対象年齢は6歳以上ですが、前述のとおり内容的にはかわいらしいおとぎ話とは程遠い部分があるので、親子で鑑賞するべきかどうかはそれぞれのご判断にお任せします。(た)

>> 5th Avenue Theatre の今シーズンの詳細は特集記事でどうぞ。

2007年10月19日(金) 『Seattle Coffeee Works』 のハウス・ブレンド

小雨が降るシアトル日和(?)に、初めての取材で 『シアトル・コーヒー・ワークス』 に行ってきました。オーナーのセバスチャンさんとは、留学後渡米してアメリカに住みついたことや、子供の年齢が同じことなど、何かと共通点が多くて、ついそれてしまい、「話をもとに戻すと・・・」なんてことばかり。帰りにはお土産にハウス・ブレンドのコーヒー豆を持たせてくれました。今朝は、キッチン・キャビネットの奥にしまいこんでいたミルを取り出し、挽きたての豆でコーヒーをいれてみることに。心地よいコーヒーの香りが部屋中に広がり、口当たりはスムーズで、後味もなめらか。おいしいコーヒーですね〜。さすが、コーヒー首都の激戦区にあるカフェのコーヒーだなーと感心しながら、2杯目をいただきました。(ぐ)

Seattle Coffeee Works
2007年10月17日(水) シアトル・オペラ 『Iphigenia in Tauris』
Japan Envisions the West
ヌッチア・フォチーレ(ソプラノ)
ブレット・ポレガト(バリトン)

古代ギリシャの話と言えば、現代社会よりもはるかにスケールの大きい家庭崩壊ものや不倫もの、殺人ものがありますが、この 『Iphigenia in Tauris』 もまさにその1つ。主人公のイフゲニアは、父アガメムノンが従弟のタンタロスを殺して奪ったクリュタイムネストラと結婚して生まれた第1子ですが、トロイへ航海するための風と引き換えに女神ダイアナへの生贄として捧げられることになってしまいます。実際は、イフゲニアは女神ダイアナの密かな計略によりアウリスという国に運ばれ神殿の巫女にされてしまうのですが、娘を殺されたと思ったクリュタイムネストラは愛人と共謀してアガメムノンを殺害した後、「父の仇」と怒った息子オレステスに殺害されるという、血で血を洗う諍いが展開。その後、罪の意識にさいなまれるオレステスは、不思議な運命の流れで姉イフゲニアがいる神殿にたどり着きますが、お互いが身元を隠しているため、ここでもまたいろいろなことが起こり・・・。ルネサンス期のイタリアでオペラが生まれた当時やその後にもたびたびギリシャ神話に題材を得たものが流行ったそうですが、この作品がアメリカで上演される機会は少ないとか。確かに、『ドン・ジョヴァンニ』 のような華やかさもなく、舞台セットも最初から最後まで変わらず、とにかく暗いままなので、人気が低いのかもしれません。しかし、今回は悲劇のヒロインにぴったりな容貌と体型のヌッチア・フォチーレが、舞台を盛り上げてくれましたねえ。次は別の舞台で彼女の歌声を聴いてみたいと思います。(た)

>> シアトル・オペラの今シーズンの詳細は特集記事でどうぞ。

2007年10月16日(水) 『TASTE』 メディア・ディナー
  2007年春にシアトル美術館1階にオープンした 『Taste』 で開催されたメディア・ディナーに行ってきました。シアトル市と神戸市の姉妹都市提携50周年と、現在開催中の国際展覧会 『Japan Envisions the West - 日本が夢見る西洋 -』 を祝うために開催されたこのディナーは、日本・アジア系のメディアと観光局職員のみを集めたこじんまりとした会でしたが、料理の内容は私たちが普段参加しているメディア・ディナーにまったく負けてません。「エグゼクティブ・シェフのクリストファー・コンヴィルさんによる "アジアの食材を取り入れた料理" を体験する」というのが趣旨で、さらにローカル&オーガニックを心がけているとなると、とても私好み。アペタイザーでは3種の日本酒(純米大吟醸 『MU』、純米にごり酒 『さゆり』、樽酒 『菊盛』)にあうように作られたゴートチーズ入りのパフ、唐辛子入りの冷たいポテト・ヴィシソワーズ(これはとてもいける!)、スモークドバナナを乗せたブラック・コッドの粕漬けのベーコン・ハラペーニョ炒め添えなど、盛り付けもきれいでとてもそそられます。次のコースはワイルド・サーモン2種。外側にたまり醤油を塗ってうっすらと焼きスパイシーに仕上げたシャンテレル・マッシュルームとシソを添えたものの方が、厚切りの生サーモンのポシェにこんがりと焼いたネギと山羊乳のヨーグルトを添えたものよりも香ばしく、「ご飯をください!」と言いたくなりました。そして次は英子・ヴォイコヴィッチさん一家が経営するスカジット・リバー・ランチのビーフを使ったペッパーステーキ。付け合わせのアルグラとの相性もピッタリで、アメリカらしからぬ濃すぎない味付けに嬉しくなりましたが、大根おろしとポン酢ならもっとよかったかも・・・と思ってしまうのはやはり日本人だからでしょうか。最後の分厚い脂身のついた豚腹の煮込みは好き嫌いが分かれたようですが、最後はさわやかに、ゆずを使った蒸しプリンにシラントロの入ったソルベ、そしてブラックベリーのデザートで締めくくりました。同店がオープンした時は塩辛さが目立ったので、「レビューに来るのはもう少ししてから」と思っていましたが、近々、レギュラー・メニューもまた試してみたいと思います。(た)

TASTE のウェブサイトはこちら

日本酒とあわせた前菜
日本酒とあわせた前菜
ワイルド・サーモン2種
ワイルド・サーモン2種
ゆずの蒸しプリンなどのデザート
ゆずの蒸しプリンなどのデザート
2007年10月11日(木) バーモント州の紅葉

Columbus Day の週末に、夫の家族とバーモント州へ行きました。今回の旅の目的は、「紅葉に覆われたきれいな街並み、美しい山を見に行こう!」。バーモント州の観光公式サイトでは、「バーモント州の紅葉は世界的に有名」と謳っており、ガイドブックなどでも「毎年10月の第1〜2週には紅葉のピークを迎える」とのことだったのでかなり期待していましたが、今年は異例の暖かさが続いているため(着いた日から2日間は80度を越えていました!)紅葉が遅れ気味。特に街中ではまだ緑の葉も目立っていて、期待ハズレとまでは言いませんが、シアトルの近所の葉っぱの方がよっぽど色付いてるわ・・・と、ちょっと残念でした。でも、スキー場のゴンドラで上った山の頂上からは、きれいな紅葉を見ることができたので、目的の半分は果たせて良かったです。また、ワシントン州ではなかなか見かけない、ニュー・イングランド様式の教会や建物も素敵でした。バーモント州は時間がゆ〜っくりと流れているようなところで、心身ともに癒された感じ。こういうところで老後を過ごすのもいいなぁ〜。でも冬はとても寒そうだから、冬の間はハワイで過ごして・・・と、旅の余韻に浸りながら、老後の妄想に明け暮れています。(あ)

バーモント州の紅葉
2007年10月10日(水) 『Japan Envisions the West - 日本が夢見る西洋 -』
Japan Envisions the West
展示会の構成を報道関係者に
説明する白原由起子さん

シアトル美術館で10月11日から公開される国際展覧会 『Japan Envisions the West』 のプレス・プレビューに行ってきました!今月の特集記事でもご紹介したように、この国際展覧会には南蛮美術と紅毛美術の分野で世界的に有名な神戸市立博物館の重要文化財2件を含む所蔵品142件と、シアトル美術館の所蔵品20件が展示されていますが、ただ単に美術品として見るのではなく、その美術品が生まれた時代背景や制作者の考え方までも読み取ろうとすれば、非常に奥深く楽しめる内容となっています。17世紀に日本の有田焼に似せたものがオランダで制作されていたり、オランダで制作された世界地図の装飾の一部を原図として日本画の手法と西洋風の表現をうまく融合させた巨大な屏風 『泰西王侯騎馬図』(重要文化財)が江戸時代初期に制作されていたりと、人間の強い好奇心と探究心が生み出した数々の美術品は、インターネットや飛行機やカメラもない時代だからこそ生まれた文化と知性の力強い交流、そしてさまざまなことを知りたい・学びたいという日本人の強い欲求を形にして見せてくれます。また、ペリー提督の来航によってアメリカという国を知り、見たこともないその国をものすごい勢いで理解・吸収しようとしたことが見て取れる作品の数々も見逃せません。中には「え?アメリカをこんな国だと想像してたの?」と、笑いを誘う作品もありますが、これらの美術品が制作された時代と比べて人も物も文化もより簡単に移動できるようになった現代に住む私たちの方が当時の日本人よりも他の国を理解していると言い切ることはできるでしょうか。そういったことを考えさせるのも、この展覧会の目的の1つ。ぜひ足を運んで見てください!(た)


December 2007

サンタと写真撮影

November 2007

ワシントン州の旬の果物

October 2007

国際展覧会 『Japan Envisions the West』、バーモント州の紅葉、『Taste』 メディア・ディナー、シアトル・オペラ 『Iphigenia in Tauris』、『Seattle Coffee Works』 のハウス・ブレンド、ミュージカル 『Into the Woods』

September 2007

マスクメロン、『Atsui Tokyo』、リンゴのピクルス、秋のアラスカ・キャンプ、ミニトマト、Sake Nomi、味噌、イサクアのサーモン

August 2007

ズッキーニ、『The Flying Dutchman』、ホームベーカリー、手作りパスタ、マリナーズ vs エンゼルス、パリ&ストックホルム2週間の旅

July 2007

ウッドランド・パーク動物園、チョコレート・ミント、『DANCE this...』、サミット・チェリー、ストリート・サイン、ロード・トリップ、Sake Nomi、オレゴン旅行、オリンピック半島、お茶会、義母の手料理シリーズ、『ノースウェスト・オール・ネーションズ・カップ』、Mother's Day Thursdays

June 2007

デス・バレー国立公園、シソの芽、TASTE、『La Tourangelle』 胡麻油、Race For The Cure、ワシントン州産 "Chelan"、シアトル・プライド・パレード、ストロベリー・アイスクリーム、Chocolate Box、和菓子

May 2007

『Edward Scissorhands』、SAM 再オープン、シアトル・オペラ 『La Boheme』、ブレーク・ルイス里帰り、『Marc Salem's Mind Games』、お茶会第5回、ルバーブ・タルト

April 2007

春の訪れ、桜コン、桐野夏生氏朗読会、マウント・バーノン、いかなごの釘煮、お茶会第4回

March 2007

味噌作り、UW の桜、、セーフコ・フィールド・ツアー、お茶会第3回、ディズニー・リゾート、アリゾナ縦断、『The Cats of Mirikitani』、ローランド・ケルツ氏講演会、日本語コンテスト

February 2007

Experimental College、シアトル案内、お茶会第2回、ステファン・ペトロニオ・カンパニー、シアトル・オペラ 『Julius Caesar』、落語

January 2007

あけましておめでとうございます、雪、第2回餅つき、シアトル・オペラ 『Don Giovanni』、ヨガ・セミナー、『_ates』 2月号発売、お茶会第1回

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