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8月16日から2週間にわたり、パリとストックホルムに行ってきました!「8月にパリに行くなんて!暑いし、バカンスで店が閉まってるじゃない!」と、パリを知る人たちに何度言われたことでしょう。さらに、「ドルが弱くて、物価が高い!」とも。しかし、今回は選択の余地ナシ。と言うのも、今回の旅の目的は8月20日から24日にかけて開催された第16回国際アマチュア・サイクリング・イベント
『Paris-Brest-Paris』(通称:PBP)に夫が参加することだったからです。『Paris-Brest-Paris』
とは、その名の通り、パリと大西洋岸の港町ブレストを往復するというもので、走行距離は1,200キロ、制限時間は90時間。最初に開催されたのは1891年で、1971年からは4年に1度開催されるようになり、今年は2003年の25カ国・4,069人をはるかに上回る42カ国・5,321人が参加しました。そのうち2,298人はフランス人、2番目に多いアメリカ人は606人(うちシアトルからの参加者は60人)、そしてなんと日本からも11番目に多い112人(うち12人は女性!)が参加(タイムを競い合うレースではないとは言え、参加するには条件をクリアする必要があります)。フランスではこのイベントをたたえるためのペイストリー
『Paris
Brest』 が販売されており、スタートの順番を待つ夫たちに地元の子供達がサインをねだるほど人気のあるイベントです。走行開始数日前にパリ入りしたシアトル組はまさに
"サイクリングを愛する同志たち" といった感じ。「いや〜ついに来ちゃったね」と、興奮冷めやらぬ様子でしたが、20日午後9時30分ごろにスタートしてからわずか1日を除いて予想外の雨と低気温が続き、約3分の1が途中棄権し、さらに夫はディレイラーやホイールに予想外の問題が発生して、3時間の仮眠をしただけでシングル・スピードで走り続ける羽目になるとは誰も想像してなかったでしょう・・・。
夫が走っていた間、私はスウェーデンのストックホルムへ飛び、18年来の友人と約3年ぶりに再会。彼女は相変らずの北欧美人で、1年半前に生まれた息子エルマーちゃんも美しい金髪の巻き毛に青い瞳という、まさに天使のようなルックス。「キャー!かわいいー!」と写真を撮影しまくる日本人観光客に笑顔をふりまく余裕があり、私の4泊5日の滞在中は市内・市外の観光にも寛大に協力してくれました。バルト海に面したストックホルムは、緑と海と湖のきらめく美しいところ。私の好きなスウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーン(1907〜2002)はこのストックホルムで亡くなるまで76年間を過ごしたのですが、そのうち61年間にわたり住んだアパート(住所:46
Dalagatan)も外から見てきました。彼女のファンで9月2日までにストックホルムに行かれる方には、文化会館(Kulturhuset)で開催中の写真展示会
『ASTRID Anna Emilia LINDGREN』 がおすすめ(9月2日が最終日)。会場では幼い子供からリンドグレーンと同世代のようなシニアまでが貴重な写真を1つ1つ丁寧に見入っており、1人の女性が影響を与え続ける層の厚さを感じさせてくれました。次回は彼女の書いたお話を体験できるユニバッケンや、誕生の地ヴィンメルビーにも行ってみたいと思います。
そして、夫が無事に完走しパリに戻った翌日からマルシェや観光スポット、美術館を回り、最終日は画家モネ(1840-1926)が亡くなるまで43年間を過ごした村ジヴェルニーへ。モネの愛した美しい庭と美しい家は「まさにモネ!」という感じ。駅までの帰りは田舎道をのんびりと歩きましたが、これが1番楽しかったかも。そして、美と美食と歴史を堪能したパリでの最後の晩餐には、Ze
Kitchen Galerie へ。ギー・サヴォワの3店舗の統括責任者を務め2001年に独立したウィリアム・ルドゥイユ氏による料理には感涙・・・。ギャラリーという名前にふさわしく、入口のシャンデリア風の照明から店内のいたるところに飾られたさまざまな若手アートの作品の数々に、食事がいっそうおいしく感じられました。パリへ行かれたときはぜひどうぞ。(た)

『Paris-Brest-Paris』 シアトルからの参加者
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パリ5区にあるムフタールの市場
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ストックホルムでの衛兵交替式
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